goo blog サービス終了のお知らせ 

光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

ミニSLレイアウト工作・植生を追加してゆく

2013-06-23 17:04:45 | ミニSLレイアウト
 週刊SL鉄道模型も今週リリースの70号で遂に完結です。
 ですがこちらの改修版はリリースと並行して進んでいないので(汗)これからが正念場、かつやっている分には楽しいプロセスに突入です。

 先日の「レイアウト物語」を読んだ後に掛かるミニSLレイアウトの建設。
 千曲鉄道のスケール感と細密感を見た後ではどうにもみじめな気もするのですが、それでもやっていくうちに作ることの楽しさだけは戻ってくる心持がします(汗)

 今回の工程は拡張部を中心にした植生工事です。
 本誌のレイアウトではベースに貼り付けた紙に植毛処理が施されておりこれだけでもそこそこ画にはなります。
 ですが当然の事ながら拡張部にはそんな仕掛けはありませんから勢い地面の処理から掛かる事になります。


 先ず、茶色のグレインペイントで下地を作った後「芝生の達人」で草むらを植生してゆきます。
 この作業は既設のベース部でも必要を感じた所に草を追加する形で手を加えました。

 次に本誌付属の「フォーリッジ」を粉々になるまでほぐした後、線路周辺を中心に貼り付けました。
 これにはもうひとつ意味があります。
 本誌付属のアクセサリの中に鉄路柵があるのですがベースのコンクリート部が目立ち過ぎて見るからに「柵が置かれている」感じがするものでした。
 この為、柵の下を中心にフォーリッジを貼る事で柵周りに足元をしっかりさせたいと考えました。
 これは同様に建物の土台周辺についても言えます。


 実際これを実行するだけでレイアウト上の建物も「ただ置かれている」状態から「レイアウトに建っている」感じに近づて行くのが意外であり楽しくも感じられました。
 これは線路についても言えます。

 このプロセスは手間の割に効果が大きく、レイアウト作りの中でも最も楽しい物のひとつである事を改めて認識できました。
光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

ミニSLレイアウト工作・看板を立てまくる(笑)

2013-06-06 19:07:46 | ミニSLレイアウト
 ミニSLレイアウトの工事。
 前回から建物類の固定も進みようやく風景らしくなって来ました。

 今回は少し小技です。
 週刊SL~の本誌ではこれまで10基近い看板が付属してきました。
 レイアウトの規模を考えるとむしろうるさいくらいの多さですが、拡張して少しスペースを広げた今回のレイアウトでなら密度的にちょうど良い気がします。

 ただ、看板に貼り付けるべきシールが本誌の場合「エナメル看板を拡大印刷」した様な不自然なものばかりで正直使う気にはなれません。
 そこでこの部分は自作する事にしました。

 例によってラベルマイティを使い、図案は自作の物と故郷や現住地の写真から切り出したもの、更には台所に残っていたマッチの図案をスキャニングした物まで動員しました。
 このレイアウトの場合想定年代が本誌のレイアウトが昭和30年代を想定しているのに対して昭和元禄以後、45年~54年頃を狙っているので図案もその年代と同じかやや古い程度にしています。
 (看板の場合、全ての看板が同じ時期に一斉に描きかえられる事などありえず、10年前後の幅で異なる時期の看板が同居する事が多いからです)

 ついでに建物の壁面にも大判の映画ポスターなんかを貼りました。
 あの頃の私がインパクトを感じたり、あるいはあの頃の空気を象徴するような作品を選んでいます。


 …「ノス●ラダムスの大予言」「続・エ●ニエル夫人」なんかはインパクト系の双壁なのですが一方で「ジェ●ミー」とかのべたべたのラブロマンス映画や「ミッド●ェイ」等の大作戦記ものなんかも70年代の空気を象徴していた気がします。
 余談ですが「続・エ●ニエル夫人」ですがロードショー公開当時、あのあられもない図案が「家の壁面並みにデカい大看板」になって市内の目抜き通りに堂々掲示されていた事がありました。
 「タ●ーリングインフェルノ」や「エク●シスト」ですらそこまででかいのを見た事がありません。あれよりでかい看板と言えば80年初めのリメイク版「月光仮面」(何故?)位だったと記憶しています。
 当時の私からすれば大変な「ぶったまげの風景」でした(笑)

 光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

ミニSLレイアウト・運行形態とダイヤ運転について3・気動車の運用

2013-05-14 22:18:39 | ミニSLレイアウト

 ミニSLレイアウトの運行シミュレート、前回、前々回とわかりにくい図の説明に終始していますがご勘弁を。今回が最終回です。

 今回は気動車編です。
 前述のとおり、このレイアウトでは旅客業務は従の立場なので一日の運転本数は5,6本。車両は単行のレールバスかそれに準じる小型車と言ったところでしょう。

 この列車は基本的には連絡線Aから連絡線Bまでの「素通りコース」を基本とします。
 国鉄駅(設定では「黒埼」という名称。光山市に隣接する工業都市です)から工場地帯や港までの通勤客を扱うのが主なために運行時間帯も朝夕2,3往復づつです。

 但し、このレイアウト上にある洗車台や研修設備は気動車にも対応できるので車両の入れ替えでエンドレスを回るケースも当然あり得ます。
 この場合、気動車には前も後ろもないのでターンテーブルの動作は単に「気動車同士の入れ替え」と言う形になります。
 その場合、連絡線Aからだけでなく連絡線Bから進入し、エンドレス上でバックしてターンテーブルに入るパターンとなるでしょう。
 上の図で示すと番号①~⑤までの順番で動かす形となります。
 ターンテーブルから留置線1へ気動車「い」が入った後、空のターンテーブルを回し留置線2、又は3に留置されていた気動車「ろ」が出場します。
 気動車「ろ」はターンテーブルを回って本線へ進入、そのまま連絡線A又はBへ向かいます。

 ・・・と、こんな風に3種類の列車が混在する相当に複雑な運行パターンを所定のタイムテーブルに沿って走らせればファーストクロックなしでも一日中楽しめるのではないかと言う気もします。
 実際、これが「仕事」だったら嫌になる事夥しいですし(笑)

 さて、ここまで書いていて気が付いた事があります。
 これらの運行パターンを想定したレイアウトなら当然なければならないものがあるのです。

 それは「信号」と「信号所」です。
 実はこれらは元々のレイアウトでも付属していないアイテムです。当然これらは後付けしなければなりません。

 光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

ミニSLレイアウト・運行形態とダイヤ運転について2・貨物駅とターンテーブルを使う

2013-05-13 19:07:26 | ミニSLレイアウト

 ミニSLの運行シミュレート、前回は通過列車でしたが今回はレイアウト内の貨物駅を使うパターンです。
 ここではターンテーブルとアンカプラーを積極的に活用する意味でこのレイアウトらしい運行パターンであるとも言えます。


 こちらの列車は貨物駅で周囲から集荷された貨物(おもに材木など)を積み降ろしした後A線からA線へと引き返してゆく運行パターンを基本とします。
 貨物ホームの有効長などから言って連結されるのは二軸車3両程度が精いっぱい。これは元となったレイアウトが想定していた長さに合致します。

 さて、連絡線Aから進入した列車は旅客ホームを通過した後、内側エンドレスをぐるりと一周してポイントEから貨物駅に入ります。

 ここで先日設置したアンカプラーを使って機関車は貨車から切り離され、ターンテーブルへ。

 ターンテーブルでは機関車の向きを変えるもよし、ここで別の機関車に切り替えるもよし。
 機関車は枝線1から再びエンドレスに入りポイントEから再進入。さっきとは逆の向きで貨物の先頭に立ちます。

 あとは逆回りでエンドレスを通過し、連絡線Aを戻って行く訳です。
 
光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
 

ミニSLレイアウト・運行形態とダイヤ運転について

2013-05-12 21:43:53 | ミニSLレイアウト
 週刊SL鉄道模型のミニSLレイアウト改。

 今回のトラックプラン変更で外部との連絡線が2本取り付けられました。
 これを使うと以前触れましたダイヤ運転への対応度が高まります。

 そこで今回は現時点で想定している運行パターンを説明したいと思います。
 ややまだるっこしい話になりますがよろしくお願いします(汗)

 このレイアウトの設定は光山市に隣接する工業都市や港湾から内陸部の国鉄駅までを接続する客貨兼業の地方私鉄(ただしメインは貨物輸送)です。
 客車列車(と言っても単行のディーゼルカー中心)は一日に6~8往復、貨物列車は一日20往復程度、そのうちこのレイアウトの貨物ホームを使う列車は数本程度を想定しています。
 これはどういう事かと言いますと「大半の貨物列車はこのレイアウトを通過するだけ」なのです。

 ですが長編成の貨物列車が単線を単純に行き来する訳ではなくこのレイアウトの部分を「上下線が行き違いする信号場」として機能させる事で単純な通過としないようにしたいと考えています。

 それを念頭に置いて改めてトラックプランをご覧いただきたいと思います。
(通過の場合の走行パターン)

 御覧の通り連絡線A/Bはレイアウトの左右の端に位置しています。
 国鉄駅の方向(下り線)から来た列車は連絡線AからそのままBへと通過(その逆も)します。
 が、上下線から同時に列車が来た場合はどうするか。

 (すれ違い時の走行パターン①)

 下り線から来た列車は連絡線Bの手前のポイントを右(反位)に折れ、そのままエンドレスの中へ進入し、そのまま待機します。
 これだとエンドレスの直線部分に相当する600ミリ弱の長さまでの長編成に対応できます。
 ここでB線のポイントを定位に戻し上り線からの列車をB線からA線へと直接通過させます。

(すれ違い時の走行パターン②)

 そして通過後に下り列車はエンドレスを一周する形でB線へ進入。
 こういう形で上下線の列車交換を行ないます(逆のパターンも可)

(すれ違い時の走行パターン③)

 何の事はない。エンドレスを「とても非効率な退避線」として活用する訳です。
 この運行パターンはA線やB線の終端に列車の待機場所(できれば機回し線付き)が確保できればすぐにでも実現できます。
 あとはこれらに準じたダイヤグラムが設定できればいい訳です。

 この他の運行パターンもこれから順次紹介する予定です。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

ミニSLレイアウト、いよいよ工事も本格化(汗)

2013-05-11 21:07:40 | ミニSLレイアウト

 週刊SL鉄道模型のミニSLレイアウトもいよいよ佳境に入りました。
 主要な建造物やアイテムは揃い4月後半以降は殆どがアクセサリとなりました。
 ですのでこれまでターンテーブルやアンカプラーの検討の為かかれなかった工事に入れます。

 先ず線路の固定。
 テキストに従って各レールパートを両面テープで仮止め。更にスパイクで正式に固定します。
 ここで活躍したのがスパイク打ちの器具。最初は皮細工のポンチの様にこれの上から木槌か何かで叩くものを想像していたのですが実際は内部のスプリングを使って手で押し込むものでした。
 
 音もたてないしベースに衝撃を与えないという点でも実に重宝するアイテムと思います。
 これにより増設部も含めたすべてのレールの固定が完了しました。



 固定したレールは一部に垂直方向の波打ちがあるものの、お座敷運転の延長同然だった仮配置の時よりもはるかに走行性は安定します。
 さて、現時点での検討事項はレールの塗装をするかと言う事と、バラストを追加するかどうかです。
 どちらもリアリティの点では大いに有効なだけにやってみたい気持ちが強いですね。
 葉純線の改修で余らせているバラストも多いですし(汗)

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

ミニSLレイアウト・アンカプラーの組み付け

2013-05-02 22:24:00 | ミニSLレイアウト
 ターンテーブルの遠隔操作は挫折に近い状態ですが、それに比べると少しはモノになりそうなのがアンカプラーの方です。
 こちらは既にいくつかの作例が発表されておりその中から使えそうなものを試している段階です。

 アーノルドタイプのカプラーの場合、カプラー下部のピンを押し上げる事で解放が可能なのでそのための機構さえ動いてくれればある程度の遠隔操作は可能です。
 
 専門誌やサイトなんかで紹介されている作例ではポイントマシンを応用した電磁式でこの動作をおこなうものが多いのですが今回のアンカプラー操作は固定式の小型レイアウトで用いるので手動操作にしたいと考えました。
 というのも、今回のアンカプラーは「アーノルドカプラーでさえあればメーカーを問わず使用できる」事が必要な為、ピンの押し上げのアクションで力(というか、はね上げの加減)の調整ができる事が必須で常に同じはね上げ量になる電磁式レバー操作は不適と考えられるからです。

 まず、解放点の設定ですがレイアウトの左下、貨物ホームからターンテーブルに向かう中間に設定します。
 入線した貨物列車から機関車だけを切り離すアクションが必要ですから最低限ここにアンカプラーがなければいけません。
 この部分のレールはファイントラック準拠の99Sですがそのちょうど真ん中、フィーダー差し込みの為に道床が薄くなっている所をアンカプラー位置とし線路とその下のベースを貫く形でドリル開穴しました。

 はね上げのユニットは「Nゲージ蒸気機関車」さんのサイトで紹介されていたものを参考にさせていただきました。
 後はこれをベース下から押し上げるバーとそれを支える支点があればいい訳です。
 (いや、口で言うのは実に簡単です。私の場合こんな程度の事でどうするか3カ月近く悩みました)

 操作バーですがクリーニング屋でくれたプラ性のハンガーをカットして使いました。レバーの周囲は木片やスタイロ板で囲み動きに遊びが出ないようにしています。アンカプラー本体もステープラーの針で線路上に固定。
 この辺りはほとんど小学生の廃物利用工作のレベルです(汗)

 とはいえ、作動試験ではうまくいったりいかなかったりの繰り返しでアンカプラー本体も二度ほど作り直しています。
 こうした試行錯誤の末どうにかアンカプラーを組み込むことが出来ました。

 レバーを押し下げるとアンカプラー真下の棒がせり出し、アンカプラーを作動させます。
 手動なので押し上げの力加減が出来るのがこの方式の取り柄です。

 ともあれ、これでやっとミニSLレイアウトも軌道に乗り始めました。
 今回のレイアウトではダイヤ運転を想定した行き違いや機関車交換が可能ですが具体的な運転法はこの次に。

 これでレイアウト本体の工事もいよいよ正念場です。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

ミニSLレイアウト・ターンテーブルの工事無期延期(涙)

2013-04-21 21:05:18 | ミニSLレイアウト

 新年度に入り何かと忙しい事もあってミニSLレイアウトの進捗は停滞気味です。
 おまけに今回の記事は一種の敗北宣言でもあるので少し凹みます。

 ものはターンテーブルの遠隔操作の件です。

 当初は転車台中心軸にねじを当てここを中心に遠隔操作で回転させる事を目論んでいました。
 駆動方法として候補に挙げていたのはウォームギアかべベルギアを使いクランク操作する方法、プーリーを使いダイヤル操作する方法、転車台の下に一回り大きい円盤を当ててこれを操作する方法の三つを考えていました。
 ですがどの方法でも満足のゆく操作ができません。

 これらの方法に共通しているのは転車台中心部に軸を当てて回転させるものですがこの方法だと中心軸に大きなトルクを加えて動かす必要があります。
 ところがウォームギアでは田舎のショップで使えるのがミニ四駆のギアパーツくらいしかなく、減速比が不十分な上にちょうどいいクランクのパーツが見つからない問題がありました。やむなく市販のモータを介する方法も検討しましたがこれではまだトルク不足な上に回転が速すぎます(当然か)
 今回のターンテーブルは指を当てて回転させる構造のせいか意外に抵抗が大きく中心軸に掛かるトルクも大きい為市販のモータくらいではまだ不十分だったようです。
 同様の理由でプーリーも転車台の抵抗が駆動用のゴムの摩擦力に勝ってしまい空転するばかりです。

 考えてみれば過去市販された遠隔操作用のターンテーブルはいずれも台の外周部に動力と駆動部があり外側から力を加える為に少ない力で確実に動作させる(もっと言うなら実物のターンテーブルもそういう構造です)構造なので無理が少ない(ただしN等では外見に難を生じる)訳で、その機構を使えない今回の小型ターンテーブルでは現時点では遠隔操作が難しい事(ついでに私自身の腕の無さではまだまだ手に余る)を痛感させられました。

 やむなくいい方法が見つかるまでこの状態のまま当面は転車台に指を当てて回す方法で行かざるを得ません。
 このレイアウトの製作では重要な肝だっただけに残念です。

 とはいえ転車台中央部には既にボルト用の穴を開穴しているので今後いい方法が見使ったら直ちに試すつもりでおります。

光山鉄道管理局
 HPです。車両関係を更新しました。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

ミニSLレイアウトとダイヤ運転志向のはなし

2013-04-05 23:02:29 | ミニSLレイアウト

 先日のはなしの続きです。とはいえ少し強引な展開ですが、「ゲーム的運転」についての具体的なアプローチについて触れたいと思います。

 前にも触れた事がありますが「週刊SL鉄道模型」のレイアウト製作の動機のひとつにトラックプランの巧みさがありました。

 ターンテーブルを上手く活用する事で機関車の付け替え、交換ができる事とふたつの駅を備える事で列車種別の切り替えができる事(このシリーズでは貨物列車主体ですが旅客ホームがあることから客車列車の想定も可能、無理すれば混合列車も可)はレイアウトのサイズを考えるとよく出来ていると思います。
 これに外部との連絡線を設定し、外からの列車のやり取りを想定した運行をすれば先日触れた「ゲーム的な要素を取り入れたダイヤ運転」が最小のサイズで可能ではないかと考えました。

 今回のレイアウトは週刊SLのそれをベースに外周線と外部との連絡線を設定する事にしています。
 元々のエンドレスの右半分(貨物駅に乗り入れる部分)は貨物専用線、旅客ホームのある側を含めた外側のエンドレスは客貨両用として列車種別による棲み分けを行なう。
 更に写真にはありませんがベースの右上に外部との連絡のためのポイントと乗り入れ線を設定します。

 こうする事で一日のタイムスケジュールに応じて「外部から来た列車がそれぞれの駅で停止し、貨物や旅客の積み下ろしをした後、ふたたび外部へと戻ってゆく」「その過程で機関車の付け替えや客車(この場合は単行のレールバスになると思いますが)の車庫入れ、交換のプロセスを行なう」と言う過程が再現できると思います。

 ・・・と、理想を語るだけなら簡単ですがハードルも多そうです。

 現在、ここまでのプロセスでは線路も建物も仮配置の状態です。
 というのも今回のレイアウトでは以下の点の見通しが付くまで(あるいは可否を見極めるまで)正式にレールを固定するのを待っているからです。

 1・ターンテーブルの遠隔操作の可否
   動作は手動でもかまわないのですが出来ればコントロールボードから遠隔操作できるようにしたい所です。
 2・アーノルド対応のアンカプラーの設置
   実はこちらもレイアウト製作上の肝です。こちらも手動操作で構わないのですが貨物主体のレイアウトで機関車の付け替え位は遠隔操作で行ないたい腹があります。
 3・一部のポイントの電動化
   本誌に付属のポイントはいずれも手動専用なので、手が届きにくいところを中心に遠隔操作を可能とします。(一方、コントロールボードに近いところでは手動のままにしてコストの削減を図りますw)

 いずれも現在資料や部品の検討を続けている段階ですが、どうなりますか。

 いずれにしろ、これまで以上に「鉄道らしい運転・運行」に重きを置いたレイアウトにしたい希望があります。
 考えてみればこれまで私の作ってきたレイアウトやモジュールが先日揶揄された「列車のファッションショー」的な用途に陥りがちだったのとは対照的です(尤も、そういう用途にもそれなりに魅力もあるのですが)
 そのうえでも上記の三点はできるだけ外したくない条件だったりします。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

ミニSLレイアウト工事・併用軌道周辺

2013-03-31 21:17:47 | ミニSLレイアウト

 ミニSLレイアウトの工事の続きです。

 今回は増設部分の酒蔵周辺の軌道線の加工。
 道路部と踏切部のカーブ部の敷石をTOMIXの路面パーツで追加しています。

 直線部も本来なら敷石にする所ですが道幅が不足しているのと、少し変化をつけたい気もあったので熊本交通などに見られる「土による併用軌道」風にしたいと考えています。
 これは同時に「路面電車線を蒸気機関車が走る」様に見えるのを少しでも緩和したいというのもあります。

 今回のレイアウト製作では機関区・貨物駅主体の左半分に対して酒蔵と木工所を中心に街並みを作った右半分とでかなりイメージが変わりました。
 これ自体は当初からの狙いだったのですが、おかげでレイアウトを縦方向から眺めた時に同じレイアウトとは思えないほど雰囲気が違うのは結構楽しいものがあります(笑)

 併せてごく軽くですが酒蔵を中心にウェザリングを施しました。
 この種の白壁の建物がピカピカのままだとさすがに違和感が大きいですから。

 ここはエナメル絵の具とウェザリングパフの併用です。

 ここまでやってくるとそろそろ看板類やポスターで雰囲気を出したくなってきます。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

週刊SL鉄道模型・52号以降の展開から

2013-03-06 17:04:51 | ミニSLレイアウト
 「週刊SL鉄道模型」も52、53,54号といよいよ佳境です。

 52号の付録は踏み切り用の渡り板3タイプ4セット。
 このうちふたつは通常品でも出ているタイプですが歩道用の幅狭のタイプとカーブ対応のタイプが追加されています。
 
 個人的に面白いと思ったのは最後のタイプ。
 140Rのカーブに合わせて渡り板が切ってある事、アスファルト舗装の表現がされている点が相違しています。

 このタイプだとレイアウトではデッドスペースになりがちなコーナー部に踏み切りを加える事で処理を容易にできる利点があります。
 いずれにしても面白いアイテムであり、単品での製品化も期待したい所ですね。

 これらのパーツを仮配置してみましたがレイアウトの道路の連続性がはっきりしてきたせいか、それまでよりリアル感が高まった気がします。
 とはいえ、私のレイアウトは線路配置を変更しているので奥側の踏切の渡り板に改修が必要ですが…

 53号は延長コード。ターンテーブルにも給電する関係で2本のコードを横に繋げた形状なのが目を引きます。

 54号は樹木、柿と紅葉です。
 最近ジオコレの樹木を買っていなかったので久しぶりに見るのですが、柿がややオーバーな表現な物のレイアウトのアクセントとしては結構引き立つ感じになります。

 現在建設中のレイアウトもこれまで植生が殆どなかったのですが数本の木でもあるとないではかなり印象が変わりますね。

光山鉄道管理局
 HPです。本日更新しました。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

「週刊SL鉄道模型」・ターンテーブルを作る

2013-02-07 23:28:35 | ミニSLレイアウト

 週刊SL鉄道模型も51号。ようやくターンテーブルのパーツが揃いました。
 これでやっと組み立てができます。いや、待ちかねました。

 と言う訳でつい先程までターンテーブルをいじくりまわしておりました(笑)

 今回到着したのはベース部のパーツ。
 見るからに「コードの着いたプリント基板」といった趣のものです。

 前号で到着していたレールブロックのパーツをねじ止めしてゆきます。今回はそのための時計ドライバーも付属しているという親切設計(笑)
 ですが取り付けねじがかなり細かいので取り付け時には注意が必要です。そのせいか付属のねじにはかなり余裕のある数が入っていました。

 残り3ブロック分くらい残したところで転車台の本体をはめ込み、残りのブロックをはめ込み完成となります。
 ここまでで私の腕で30分くらいでしょうか。
 以前にも書きましたが、レールブロックは1線ごとに3種類を使い分けます。TOMIXのターンテーブルよりは配線の自由度は高いのですが手間は3倍以上(ねじが小さいので)です。
 また、ここでねじの組みつけがいい加減だとスムーズに廻りませんのでしっかり増し締めする必要があります。

 早速レイアウトに組み込んで操作試験です。
 パワーパックはターンテーブル専用の通電端子を持つ「週刊SL~」のパックを使いました。
 今回は転車台本体を指で持って回すのですが、パックの専用の通電ボタンを併用すると転車台とつながった線に通電して車両の移動ができる構造です。操作としては比較的シンプルでした。
 転車台の操作感は思ったより滑らかでした。これは私が将来予定している遠隔操作ギミックを組み込む上では有利なポイントです。

 ただ、気になるのは実物の転車台でもつき物の鎖錠装置に相当するものがない事で、線路にぴったり合わせるには少々集中力を要します(笑)
 全体としてはシンプルな割にはそこそこ使えそうなアイテムという印象でした。
 さて、これが揃った事でいよいよ工事も本格化です。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

週刊SL鉄道模型50号・転車台・2

2013-02-02 20:57:30 | ミニSLレイアウト

 週刊SL鉄道模型も50号になりました。
 今回の付録は転車台のパーツの第2陣。

 いわゆる「レールブロック」のパーツです。
 TOMIXの従来品が3線ごとの分割だったのに対して本製品は1線単位で組み込める点は進歩と思います。
 ただ、次回のパーツ予告では時計ドライバが付属しているようなので取り付けにねじを使う点は従来品と変わらないのではと推察されます。
 次号はいよいよ転車台のベース部分です。これが揃ってターンテーブルとして機能できるので今から期待が高まります。

 何しろこれがないと他のレールの固定も進みませんから重大です。



 期待といえば、今号で50号が達成。
 購入者特典のBタンクの応募が可能になりました。
 50号分の応募券をシートに貼り付けると中々壮観(笑)です。
 前にも書きましたが、特典のBタンクは最初いまひとつの造形に見えたのですが、改良された試作品ではかなりB20に似てきており急に期待度が高まりました。

 早ければ2月下旬にも発送されるとの事ですが、これ目当てでシリーズを購入した人も多いでしょうから私の所に回るのはいつになる事やら(汗)

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

週刊SL鉄道模型のターンテーブル

2013-01-25 21:03:23 | ミニSLレイアウト

 週刊SL鉄道模型も49号になりました。
 そして今号から3回に分けて(個人的に)待ちかねたターンテーブルがリリースです。
 そんな訳で病み上がりの体を引きずりつつ買ってきました(汗)

 今回は転車台部分のパーツでした。
 外見上はTOMIXのターンテーブルを一回り小さくしたような印象です。
 レール長は99ミリというのは判っていたのですが実際に見ると意外に小さいなという感じもします。

 ためしに鉄コレのレールバスを載せてみましたが、これで全長ぎりぎりというところでしょうか。
 C56クラスのテンダー機は難しそうです。

 裏返してみるとレールに通電するための接片が出ています。
 転車台そのものに指を当てて回すという構造のためかTOMIXのそれにあるような駆動ユニットはありません。
 中心部の丸い凹孔は比較的大きめでここにベースのポッチが来るという構造のようです。
 次号ではレールブロックのパーツが来るとの事。
 楽しみにしておきます。
光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

ミニSLレイアウト工事・更なる進捗

2012-12-21 06:44:47 | ミニSLレイアウト

 週刊SL鉄道模型のミニSLレイアウト、ここ二日ほどで少し進捗させました。


 本誌付属の情景シート(道路や地面を薄手のプラシートに印刷したもの)を土台のボール紙に貼り付け地面のベースを作り、併せて延長部の併用軌道も舗装させました。
 舗装と言っても今回はサンドペーパーの貼り付けです。
 これは本誌の情景シートと質感の統一を狙ったものですがこちらの方が色が濃くなってしまいました。
 但しこの素材はウェザリングが容易なのでその段階ですり合わせてみたいと思います。

 端の部分の畑の所はベースの紙シートと木製ベースの間のスチレンボードも切り取って高低差を作り畑のシートを貼り付ける方式です。
 当初本誌の完成図を見たときにはベースに紙を張っただけのボードでこれだけの段差をどうやって作っているのかわかりませんでしたが、ごく微妙な段差を作るときにはこれは使える技法と思います。

 前回触れたようにコントロールボードから最も遠い二つのポイントは追加の電動ポイントを入れ配線穴の開孔も済ませました。
 今週号(45号)では二つ目のポイントも届き、既に入れているものと併せると当初予定の線路配置はターンテーブルを除いて完了となります。

 建物類はまだ仮置き段階で接着していませんが、ついでだったので先月の帰省で手に入れた中古の電柱を並べてみました。
 電柱十本ほどでかなり風景の密度が上がった印象になったのは意外でした。とはいえ、移動が多くなるレイアウトの条件を考えるとあまりベースの端には建てられないとは思います。
 

 ここまでで一応少しはレイアウトらしくはなってきました。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。