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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

ふきの芽の「情景用ステッカー 電気街・オタク街」

2023-02-22 05:16:54 | アクセサリー
 ここ最近Nスケールのストラクチャーやアクセサリのメーカーが続々登場しています。

 先日紹介の東京ジオラマファクトリーもそのひとつなのですが、今回紹介のアイテムはこれまた最近登場した「ふきの芽」というところのステッカーです。

 このメーカーでは大都市に似合うような高層建造物やビル系のキットを数多くリリースしていますが、それとは別に既存の他社の店舗やビルにも使えるオリジナルのステッカー類もリリースしています。

 今回わたしが注目したのは先日新発売された「情景用ステッカー」
 何しろ題材が「電気街・オタク街」だからレイアウトに電気街を組み込んでいたわたしが盛り上がらない訳がない(爆笑)

 この種の街に使われる看板はポップな色調と印刷臭いレタリング、独特なノリのイラスト看板(いわゆる萌え系)が特徴です。
 以前GMの映画館キットに使われている看板類が「見るからにラベルソフトで作成した様な無機質な字体とレタリング」で残念だったという様なことを書いた事がありましたが、同じ様な字体でも殊、オタク街の場合にはこれはネガティブな要素にはなりません。

 この種の町の店舗はここ20年ほどの間に急速に増えたものが多く、その間テナントの入れ替わりも激しかったため、看板類もそれに併せて比較的新しいノリのレタリングが使われていることが多いからです。この点数十年前の老舗が混在しやすい地方の商店街とは異なります。

 今回のアイテムではほぼ全てが架空の店名(実在の店によく似たものはあるものの)が使われ、イラスト類も知財権の問題からオリジナルイラストとなってはいます。
 ですが現実の秋葉原を見た場合、3ヶ月ごとにコンテンツが入れ替わるため看板類の入れ替えが非常に頻繁(言い換えれば1年くらいで時代遅れになってしまうリスクが大きい)なので実在のアニメのイラストを使うくらいなら萌え系の最大公約数的なイラストをいくつか使った今回のアイテムの方向性はむしろクレバーな選択だったと思います。

 現実にユーザーレベルで看板類をラベルソフトで自作すること自体は可能ですが、実際にこれをやった経験(爆笑)から言わせて頂くなら何から何まで自作というのは必ずしも効率的ではない気がします。
 ユーザーのこだわるピンポイントの看板はオリジナルを使い、それ以外はこの手の既製品を活用するのが現実的なのではないかと。

 現在、当レイアウトでは電気街は一時撤去されていますが、再度改修、配置する際にこのステッカーが大いに活躍するのは確実と思います(笑)

「カーコレクション変身セット(A・B)」

2023-02-16 07:20:23 | アクセサリー
 先日発売されたカーコレクション用OPパーツから

 通常品のカーコレやNスケールの車の個性を引き出すOPパーツの製品化
 「カーコレクション変身セット(A・B)」
 それぞれルーフバーやキャリアバーやそれに載せる脚立やルーフボックスなどをパーツ化したものです。
 1990年代のRVブームの前後からルーフキャリアを装備した車は増えていますし、大工や工事業者の1ボックスに脚立などが搭載されるケースも多いですからなかなか良い着眼点だと思います(ルーフボックスに拘らず、例えば自転車を逆立ちさせて載せるのも良いかもしれません)
 街宣車用のスピーカーや看板類もラインナップされていますが流石にこちらは使用するシチュエーションが限定されそうです。

 さらに有難いのはタクシーや運転代行業者用の行燈パーツや赤色回転灯もラインナップされている事。
 最近はカーコレやジオタウンでもタクシーのモデルが入手しにくいですし普通のセダンをタクシーや覆面パトカーに変身させる事のできる(タクシー用のデカールも付属)のは嬉しい配慮です。

 ・・・とそこまでは良いのですが、一瞬理解に苦しむのが

 謎の形状の大きなパーツ。
 実はこれ「猫耳」と「猫の尻尾」

 つまり「ミニカーをコスプレさせる」ためのパーツなのです。
 これだけでも一般性の薄いパーツなのですが、なんとこれに限れば「Nゲージ用とTLV用の64分の1サイズがそれぞれ2台分づつ」付いています。

 NゲージャーばかりかTLVのコレクターまで相手にするとは恐るべしジオコレ(爆笑)
 ですが猫耳の似合う車は流石に今のラインナップでもかなり限定的ですが。

(先日リリースされたTLVーNEOのミラウォークスルーバンとかサンバークラシックくらい?)
 それともウケ狙いで2000GTやランエボにでも付けてみましょうか?

SHOPねこまたの「こんてにゃあ」

2023-01-12 05:33:56 | アクセサリー
 今回はコンテナネタです。

 このあいだショップの店頭でファンシー系郷土銘菓みたいなパッケージが山積みになっていたのを見かけました。
 先月、地元の駅弁フェアで「コンテナの駅弁」なんてのを見た直後だったので、最初はこいつも何かのお菓子だろうかと思ってよく見たら

 先日来、あちこちのブログで話題になっているSHOPねこまたの「こんてにゃあ」でした。

 ネーミングからしてゆるキャラくさいファンシー系ですが中身はちゃんとしたNゲージスケールのコンテナキットです。
 それも最近ではなかなか店頭で見かける事が少ない国鉄タイプのC10・C11ですから有難い。

 さっそくC11をひと箱購入しました。
 わたしの手元には、キットメイクの甲府モデルのチラ1とワールド工芸のクモヤ22001が在籍しているのですがキットを作ったのはいいものの積むのにちょうどいいコンテナの単品がなく、しばらくの間KATOのたから号からコンテナを拝借してお茶を濁している状態でした。

 今回のアイテムのおかげでこれらの車両にもようやく専用のコンテナが積めるという目論見なのです(笑)

 箱から出したパーツはまるでパレット貨物を思わせる収まりの良さ。ひと箱に5個のコンテナが内蔵され、しかも型番のシールまで付属している親切設計(とはいえ、いちいち異なるナンバーを付けるほどマニアックではないライトユーザーのわたしとしては素組みで対応します汗)

 組み立て工程自体はグリコのおまけを思わせるスナップ止めでイージーなものですが、ランナーのゲートのカットをしくじると途端に見苦しくなるのでカッターかニッパーがあった方がクリーンに仕上がります。
 また、連続して貨車に組み込むため(或いは上下に積み重ねるため)のジョイントパーツや天板も付いているので貨車の積み荷に限らず貨物駅の彩りとしても好適でしょう。

 事実、ジョイントパーツでつないだ3連は甲府モデルのチラ1にぴったり収まります(但しきちんとはまる訳ではないのでそれなりの接着は必要ですが)

 ですが同じ要領でクモヤ22001に積むとどうにもお間抜けになるので、こちらは単体で搭載した方が似合います。

 なのでこちらは二個積み。クモヤのコンテナ留め具がゆるゆるなので、ここはプラモデルなのを幸い木工ボンドで仮止めしました。実用上はそう困らないと思います。

 コンテナ自体の造形はディテーリングの彫りが深い方なので、例えばTOMIXのコム1のそれと入れ替えても結構いいイメージチェンジになると思います。
 それにしても、周囲の評判に違わぬ好アイテムなのは確かです。個人的には冷蔵コンテナも出してくれると嬉しいですね。

津川洋行のアクセサリから

2023-01-07 05:51:17 | アクセサリー
 今回は先日の帰省の折に入手したアイテムから

 (恐らく)津川洋行のミニのパネルバンです。
 故郷に帰省の折には必ず立ち寄る様にしているカ●マツトレインですが、古民家を改装して使っていた旧店舗が建物の破損から使えなくなったそうで、今回の帰省の時には近くにあるビルの一階に移転していました。
 以前の店舗はどこか隠れ家的な風情があって好きな店でしたが、そこが見られなくなったのは事情が事情なだけに仕方ありません。

 とはいえ、そこの中古アイテムには私の琴線をくすぐってくれることが多いのも確かで帰省の度に何かしら入手できるのは有難いことだと思います。
 ここ2,3年は主にNゲージのレイアウト用のミニカーを買う事が多いのですが、現住地では見かけない様な外車系のミニカーにいい味を出すものが多く、重宝しています。

 今回のミニは先日来改装中のレイアウトの欧州風の景色に似合うモデル。
 プラ製のミニカーとは異なる金属無垢のボディの質感も街並みの中で好い存在感を見せます。

 もう一つ入手したのは昭和の頃までは駅の構内で見かける事が多かった荷物輸送用のターレット。
 こちらは純粋にノスタルジーに惹かれた衝動買い。
 何故って今のレイアウトの駅にはやや持て余すアイテムだからです(汗)

 ですが、荷物列車とかを想定してホームの上に置いたりするとこの上ない存在感を示すものなのも確かです。

学園都市モノレールをレイアウトに配置してみる

2022-12-25 05:52:07 | アクセサリー
 先日レールと車両を作り、一通り出来上がった「学園都市モノレール」
 早速改修進行中のレイアウトに仮置きしてみました。

 こういうアバンギャルドなデザインの車両に旧家が建て込んだ住宅街は似合わずどうしても近代家屋の並ぶ郊外か、高層ビルの立て込んだ一角の方がピッタリ来ると思います。

 橋脚はユニトラックやファイントラックの高架線よりもやや高めなので、パンタ付きの編成でも余裕で交差できます。

 ただ、レールが直線のみなのでその意味では配置の融通は聞きにくいですが。

 それでも改修中のレイアウトの一角にモノレールを配置すると、なかなか都会的な雰囲気になりました。
 先日発売したTOMIXの複合ビルとの「鏡面ガラスへの映り込みの効果」を組み合わせるのも良さそうです。

 更に複線レールを生かして2列車の行き違い、4連の長編成(笑)の組み合わせも試しましたが、4連の1列車よりも2連のすれ違いの場面の方が見栄えがする様です。

 尤も、色々試しても「自走できないディスプレイモデルである事は変わらない」わけですが(汗)

 ともあれ、要領をつかめば1セットで2時間もあれば組み上がると思います。(「ラビットハウス」なんかだと少なくともこれの倍から3倍の時間を覚悟させられますが)

TEZMO SYNDOROMEでNゲージのトラス橋と立体交差を思うはなしw

2022-12-17 05:36:30 | アクセサリー
少し遅くなりましたが、今回は11月に更新されたWEBコミックの「TEZMO SYNDOROME」のネタから。
今回の題材はTOMIXのトラス鉄橋と高架線路。


ルームメイトの麻里と一緒に鉄橋の下から通過する列車を見上げていた主人公の風奈。
帰宅後、それを糸口に昔のTOMIXの鉄橋や高架パーツの蘊蓄を語りながら線路を敷き回してゆくという内容の一編でした。

TOMIXの登場以前のNゲージでは勾配橋脚や鉄橋は製品化されていましたが、道床なしの線路を直接橋脚に取り付けるような、見るからに仮設線路みたいなものばかりでした。
(数少ない例外として初期のGMがKATOの組線路用の勾配突堤を出していましたが、単線にしか使えない難点がありました)
専門誌のレイアウト製作記事なんかを見ても、勾配や立体交差があるのはよほど高級な固定式レイアウトと相場が決まっていたものです。

(HOではエンドウの金属道床線路に勾配橋脚のシステムが製品化されていました)

やがて、Nゲージでもプラ道床のTOMIXが登場しお座敷運転への敷居は低くはなりましたが、鉄橋と立体交差のあるレイアウトがお手軽にできる様になるのはまだ数年を要しました。
今では基本セットやレールセットでも立体交差のあるものが出ましたし、HOでも出なかった「高架ホームと駅舎」なんてのまで製品化されていますが、昭和の終わり頃までは高架線のあるお座敷運転は文字通りハードルの高い存在だったのです。

それだけにTOMIXから高架システムが登場した時には「ああ、ようやく」という気分と「ついに出たか」という感激とが混じり合った複雑な気分だったのが思い出されます。
20221129SE (8).jpg
当初、自在継手の様に首を振る事で線路を安定して据え付けられる円柱形のレンガ橋脚とちゃんと手すりと側道のついた高架線路パーツを用い見た目のリアリティと走行の安定を実現したTOMIXのシステムでしたが、その中でも象徴的な存在が「トラス鉄橋」だったのは間違いありません。
8字線路のレイアウトでは一番の見せ場が立体交差ですしそのシンボルとして燦然と輝いていたのがこのトラス橋でした。

文中で風奈が語っているようにお座敷運転はもとより大抵の固定式レイアウトでも「立体交差のための立体交差」が多いのは確かですが、そんな些細なツッコミを吹き飛ばすくらいのインパクトがあるのも確かです。

事実立体交差にはそれほどの魔力があると思います。

とはいえ、実はわたしがこれまで手がけたレイアウトには多少の勾配はあっても一目でわかる様な立体交差は殆どありません。
スペースの小ささや分割式という設計上のハンデが大きくて、正直立体交差どころではなかったというのがその理由です。

が、ここに来て現在移設、改修を進めているレイアウトでようやく立体交差が実現しそうな機運が出てきました。
以前紹介した、かつてのレイアウトではデッドスペースだったスタイロ平原を使って本線と支線の交差が可能になってきましたから。

話題が話題なのでここは本来ならTOMIXの鉄橋を持ち出すところなのでしょうが、今回の改修ではユニトラックをメインに行う関係上、写真のトラス橋もユニトラックの仕様です。
とはいえ外見上は「あの頃のTOMIXの鉄橋」に割と似たデザインではあると思います。

赤いトラス橋は今回の改修に備えて購入したものですが、橋脚を付けて下から煽りで見上げるとやっぱりグッとくるものがありますね(笑)
更にトラス橋の下を別の列車が通過する様を仮配置してみると無性にワクワクします。

アニテクチャーの「学園都市モノレール」の製作・その2

2022-12-15 05:34:32 | アクセサリー
 PLUMのアニテクチャー「学園都市モノレール」の製作記その2です。

 前回触れた様に、キットを二つ買ったので先頭車と中間車が2両づつ。
 これで最長で4両、2連や3連の編成が組めます。

 車体は1枚板を折り曲げる形式で別パーツの床板、妻板をこれに貼り合わせます。
 屋根の肩には一応Rを付ける様になっており数カ所に切れ込みが入っていますが、これをそのまま折り曲げたら屋根の肩が波打ってしまうのがこのキットの泣き所のひとつです。

 鉄道模型の客車のペーパーキットも同じ様に一枚板を曲げて車体を作るものが多いですが、こちらのキットよりも素材の紙が薄いので屋根のRを曲げやすい感じがします。

 尤もアニテクチャーの場合、直線的なデザインのボディなのとパーツの貼り合わせがしやすい厚みが必要な事から、厚めになっているのだと思いますが、あらかじめカッターで折り目に当たる部分に深めの筋を入れてから曲げればこんな見苦しい結果にはならなかったのではないかと(汗)
 同じ事は車体の裾などの細い折り曲げ線についても言えます。

 難しいのはそこくらいで、あとは説明書通りにパーツを重ね貼りして行けば1両あたり一時間弱で形になると思います(接着剤乾燥の時間を含む)
 車体の塗り分けを色付きパーツの貼りあわせで処理しているので、車体の塗り分けは非常にシャープに表現でき、特に先頭部ではその効果が大きい様です。
 窓枠なども細く造形されているのでかなりかっちりとした印象。

 屋上のエアコンは「フィンの開口部を通して中のファンが透けて見える」という細密感を感じさせる演出がされています。
 これもペーパーキットとしては珍しい演出ではないかと思います。


アニテクチャーの「学園都市モノレール」の製作・その1

2022-12-13 05:25:43 | アクセサリー
 10月に紹介してから大分間が空いてしまいましたが、ここに来ていきなり製作する事にしたPLUMのアニテクチャー「学園都市モノレール」のはなしです。
 購入のいきさつについては以下のリンクをご参照ください。

 PLUMのアニテクチャー「学園都市モノレール」

 このキットの構成は車両が先頭車と中間車1両づつ、橋脚3本と複線レール2本分。
 ディスプレイ用としては適当なサイズですが、今回の様にレイアウトに組み込む前提だとレールが短いのと、先頭車が1両しかないのがネック。
 なので今回は2セット購入して線路の延長と最大4連の編成が組める様にしています。

 さて、実際の工作ですが車両の構造と工作の要領が普通の鉄道模型と異なる様子だったのと「先に車両を作ってしまうとレールを作るのが億劫になりそう」なのもあって、先にレールの方から手がける事にしました。


 橋脚はベースを別にすると一枚の紙から橋脚の形に折り曲げ、接着するもので、レールが4本(一本が車両1両分よりやや長い程度の長さ)あるので橋脚は5脚となります。
 レールの方は細い箱を折り曲げ側壁パーツを貼り合わせて跨座式の線路を構成します。
 有難いのはレールが複線なので2列車のすれ違いが表現しやすいこと。

 4本繋ぐとNゲージスケールとはいえ結構な長さの堂々とした高架線になります。
 早速レイアウトに仮置きしてみると問題なく収まりました。

 車両の工作については次回に。

ジャンクのジオコレのストラクチャーとアクセサリ

2022-11-19 05:21:13 | アクセサリー
 今回は順番を前後して、9月の藤枝行きの際の戦利品から。

 この時の藤枝では今後のレイアウトの改修に使えそうなアイテムもいくつか押さえる事ができました。

 最近のジオコレの高騰っぷりを思えば中古で安価に買えるのはこの際ありがたい話です。
 物は「週刊鉄道模型 少年時代」のアイテムですが「外から見るとただの白い箱」だったせいか、これまで他の客が手を出さなかった様です。

 中身は建物コレクション第2弾だったかで出ていた「八百屋」と「魚屋」
 特に魚屋さんは角地の店として使うにはいい味を出してくれる建物ですが、わたしのお目当ては建物ではなく「内装パーツ」の方。
 魚屋の冷蔵棚とか八百屋の店先パーツは他の店舗の内装に転用するにはかなり使えるパーツと思います。

 何しろこの間再販された、これとほぼ同じアイテムが最初の発売時の倍以上の値付けになっているのを思えば有難いことこの上ありません。

 あと同様に白箱アイテムの石焼き芋屋、おでん屋の屋台も。

 こちらは現在製作中のGMの映画館と組み合わせたいと思います。
 (週末のオールナイト上映が当たり前だった頃は、深夜の帰宅客目当てにしたラーメン屋を始めとするこの手の屋台が一つか二つは居た物です)

 これらのパーツをどこにどう使おうかと想像するのもこれはこれで楽しい物ではあります。

PLUMのアニテクチャー「学園都市モノレール」

2022-11-09 05:29:09 | アクセサリー
 先日の秋葉ゆきで入手したアイテムです。

 プラムのNゲージスケールのストラクチャーキットのシリーズ「アニテクチャー」はこれまでにもいくつか紹介していますが、それらは全て「ご注文はうさぎですか?」シリーズに登場するややクラシカルな建物類を題材にしている物でした。

 最近、このシリーズも新作の話を聞いていませんでしたから、もうあれで打ち止めかと思っていたのですが、差にあらず。
 秋葉のヨド●シでプラムの新作を見つけたのですが、今回の題材はやや意外なものでした。

 というのも、物が「とある科学の超電磁砲T」に登場する「学園都市モノレール」だったからです。
 数年くらい前のいっとき(いや、今でもか?)鉄道模型界隈でもあちこちで「とある〇〇」を名乗るブログやハンドルネームにお目にかかる事が多かったのですが、その理由のひとつがこのシリーズにあった事は間違いないと思います(笑)
 (実際このシリーズのアニメが人気だった時期と重なりますし)

 個人的にアニテクチャーはジブリやうさぎの様なノスタルジックファンタジーの路線で行くと思っていたのですが、その予想を超えたSF路線のアイテムです。
 「とある」シリーズに関してはわたしなんかよりも子供の方がよっぽど入れ込んでいるので親子の間に温度差があるのですが(笑)作中に登場するモノレールは実際にどこかにありそうな普通の跨座式モノレールなのでレイアウトのアクセサリに落とし込むのは容易と思い購入した次第です。

 従来のレトロ風ストラクチャーと異なりかっちりした造形が映えそうな近代型アイテムゆえペーパーキットとの相性は案外良さそうに感じました。

 実際の制作工程については次回以降にでも。

 余談ですがアニテクチャーの新作はこれまた予想をひっくり返して「アルプスの少女ハイジ」の「アルムの山小屋」
 こちらはわたしなんぞよりもわたしの老母の方がよっぽど(以下略)

キタンクラブの「光る広告トラック」

2022-10-16 05:21:16 | アクセサリー
 久しぶりにNに使えそうなガチャのアクセサリから。

 最近、夜の街を走っているとたまに「花電車みたいな光る宣伝カー」を見かける事があります。
 大概がトラックを改造したものの様ですが、この間故郷で観た奴は「路線バスの車体を丸ごと改造」した様なものもあったりしてジャンルの奥深さに驚かされたりもしています(笑)

 最初のうちは結構面白いと思っていたのですが、現住地のみならず故郷や他の町でもこれが走っているのを見て「全国的に普及しているクルマ風俗」なのだと、最近になって得心している次第(遅い)

 ですが先日ガチャでこの種の宣伝カーがモデルになっているのを見つけた時は流石に「ガチャになるくらいまで普及しているのか」と改めて驚きました。

 物はキタンクラブというところから出ているらしい「光る広告トラック」
 LED内蔵で荷台が光るギミック付きです。

 荷台サイズはNにはやや大きめなのですがレイアウト上の光るアクセサリと割り切るならギリギリ使えるサイズではないかと思います。
 ただ、広告主が「メンズMILK」「ミリオンアイドルプロジェクト」「CLUB KITAN」と実際によくある様な「走る歌舞伎町」系なのがなんとも(笑)

 人によってはこう言う俗っぽいアイテムを嫌悪する向きもあるとは思いますが、都会の風景の持つ雑多さの表現のためのアイテムと捉えるとなかなか面白い物ではないでしょうか
 (ただし電池の交換の効かない「使い捨てアイテム」である点には注意を要します汗)

TEZMO SYNDOROMEと車両ケースのはなし

2022-09-04 05:08:52 | アクセサリー
 今月も更新が入ったWEBマンガの「TEZMO SYNDOROME」

 今回の題材は車両ケースのあるあるネタで、これまた琴線に引っかかる題材でした。

 今回のはなしは風奈と麻里の自室の整理をしているうちにいつしか鉄道模型の車両ケースの蘊蓄話になだれ込んでしまうというもの。
 不思議なもので大掃除とか整理の最中に限ってこの手の「気をそらせるネタ」が登場して整理が進まなくなるものですが、確かシャーロックホームズでもそういうネタがありましたから、この手の悩みは古今東西を問わない永遠の課題の様です(笑)


 わたしの上京時のホビーライフ(って言っていいのか?)のひとつに「ショップ巡りをして欲しいものが特になかった時は中古の車両ケースを買い込む」という習慣があります。
 現住地とか故郷の中古屋さんでブックケースがコンスタントに買えるなんて事はまずありません。
 で、良いのが目についたら2,3個は買って帰るのですが、中古ゆえに(特にKATOとマイクロは)「元の編成の標記もそのまま残っている」場合が殆どなので、風奈の様に帰宅後は適当にラベリングを施すのも習慣になっています。
 (まあ、新品でもホビセンの年末セールなんかでは、在庫調整とか商品名のミスプリなどで未使用ケースが格安で並ぶときもありますが)


 で、いつも不思議に思うのですがこれらのケースに入っていた元の車両は一体どうなってしまったのでしょうか?一部のショップならいわゆる「ケースばらし」で単品化してばら売りする事もあるのでしょうが、それにしてもトータルで見るなら結構な数のケースが余っているように見えるのですが。

 この事実ひとつ取って見ても「都会の中古ショップの品揃えの良さ」が実感されるところです。

 本編でも軽く触れられていますが、鉄コレの様に恒常的に出し入れするのが面倒くさい紙箱のモデルが増えていますし、甲府モデルなどのペーパーキット系を収納するとなるとこの種のブックケース以外の最適解が見付からないのも確かです。

 そのブックケースもブランドの普及率を反映してKATO、TOMIX、マイクロエースの3社の物が大半を占めます。
 (GMとかCascoなどのケースにもたまにお目に掛かりますが)
 これらを押し入れなどの限られたスペースに押し込むのですが、3社の間で微妙に材質やサイズが違うので混ぜて並べるのが難しいのが難です。

 本来ならば、ジャンルとか使用頻度に応じて並べるのが正道なのですが、そうなると基本同一形状のケースで纏める方が断然有利という事になります。
 がそれをやろうとすると「TOMIXのケースにKATOの車両を詰め込む(逆もあり)」事が往々にしてありまして、そうするとケースのイメージで中身のメーカーを判断する時に混乱を招くことがあります。
 (今でも時たまそういう事が汗)

 あともうひとつ、単品で揃えたモデルを編成単位でブックケースに移し替えると当然「元の1両用ケースが余ってしまう」のも悩みの種です。
 特にKATOやTOMIXの奴なんかは結構丈夫な上に、それなりにちゃんとした形状をしているので、わたしの場合なんかはゴミとして捨てるのに心理的な抵抗が強いのです。

 それでも無理やりにNゲージのミニカーや人形の収納・分類ケースとして使ってみたりもするのですが(汗)

 あとはサイズ的に昔の缶ペンケースに似ている(特にTOMIXはそうです)ので筆箱として使う事もありますが、いずれにしても増え続ける単体の空きケースに対して焼け石に水なのも確かです。

すずめ模型の「軌道自転車」

2022-08-03 05:47:39 | アクセサリー
 先日久しぶりに覗いてきた鉄道民宿のショップで入手したアクセサリを。

 すずめ模型さんの「軌道自転車」
 最近はあちこちで見かける事も増えてきた保線や点検用の簡易モーターカーと言った趣の車両です。

 パッケージの作例を見るとフロントのエンジンなんかは「発電機」によくありそうな形状をしていますし二人掛けの座席は文字通り「自転車のサドル」です。

 この製品はNゲージスケールながら3Dプリンタを駆使した製品です。
 パッケージを空けてみるとパーツの小ささには驚きました。部品点数こそ少ないですがとにかく繊細な感じなので慎重な組み立てが求められそうです。

 予めパーツを塗装してから組み立てに入りますが、作例が青なのに私のはオレンジ色。要は手持ちに青がなかったというだけのはなしですが、オレンジでも結構それらしい感じはします。

 ピンセットとクリアボンドで15分くらいで物は完成。
 出来上がってから改めて思いますが「とにかく小さい!」

 わたしの手なら「薬指の爪よりも小さいかも」です。

 Nゲージの電車と並べてみたらこの通り。
 電車とはいえNゲージの車両がこれほど大きく見える比較写真はなかなかない気がします。

モジュール線路のメンテナンスのばなし(汗)

2022-06-29 05:01:04 | アクセサリー
 今回はトレインフェスタ2022のこぼれ話的なネタです。

 展示の設営作業では持ち込めれたモジュールを相互に接続し、配線を接続後線路を磨いて通電、試運転という流れとなっています。

 数人のメンバーで手分けするとは言え、線路の総延長は軽く数十メートル超え。HOも入れれば100メートル以上に達します。
 もちろん埃汚れ程度であればTOMIXのクリーニングカーを交互に走らせればどうにかなりますが、レール自体の汚れはなかなかしつこいので手作業は必須となります。

 今まではボロ切れにクリーナーを染み込ませ拭き取るのが中心でしたが、今回はその作業にメンバーが持ち込んできた新兵器が投入されました。
 それはシャイネックス製の「レールドクターツーアップ」

一見して柄の付いたスポンジといった感じですが、これにクリーナーを染ませて拭き始めると、綿棒よりもはるかに力が入りやすい。
その上、Nゲージだったら同時に2本のレールが拭けるのでかなり効率的です。おかげでレールクリーニングに要する時間が大幅に節減できました。

 パッケージ写真を見るとお分かりのようにスポンジの硬さに合わせて2種類が用意されており粗目のブルーが「久しぶりの運転用」細目のオレンジが「日々のメンテナンス用」で使い分けができます。
 お値段は4本セットで千円ちょっととお高い様ですが使いでは大いにあると思います。
 わたしなんかは長柄の先にこれを括り付けて数十センチ先のレールを磨くのに使いたいところです。

 ついでなのでもう一品。
 メンバーに頂いたものですが、津川洋行の車輪クリーナー。同種の製品に「ソフトくん」があるのは前にも紹介していますが、これはそれよりハードな用途の製品の様です。
 レールに乗せるだけで通電し上に車両を載せて車輪を回転させる機構です。これはグリップで給電するソフトくんよりも手軽です。
 ただし、ブラシが全て金属たわしみたいなものですから今の主流のゴムタイヤ付き車輪には使いにくいのが難でした。

 ですがゴムタイヤ以前の時代物の動力車が多い当鉄道では大いに威力を発揮するアイテム。実際今回の運転会ではフライッシュマンやミニトリックスなどの旧車の走りが見違える様に改善しました。
 これが頂けた事は大いに有難いです。

 これらに限らないのですが、イベントなどでのクラブのメンバーや同好の士との交流の中にはこうした実用性の高い事項の情報交換が多く、後から役立つものも多いです。

 一方でモジュール自体の劣化や一部パーツのくたびれなど、今回のイベントで出された宿題も多かったのも確かです(汗)

帰省の戦利品から・・・

2022-04-16 05:39:58 | アクセサリー

 先日の帰省では大雪と言う条件もあって、土産物ついでに中古ショップを覗く程度の時間しか取れませんでしたが、それでも現住地では拾えそうにないアイテムをいくつか見つけました。
 
 自慢になる様なものはあまりないですが、こういう機会でもないと多分手を出さないような物もあります。

 RM MODELSの100号記念付録「Nゲージ17M旧国ボディキット」
 「鉄道模型雑誌の付録にテツドウモケイが付いて来る」という空前の企画商品で、もし当時わたしが存在を知っていたら随分驚いたであろう代物です。
 ですがこれが出た時は丁度わたしがテツドウモケイ趣味を中断していた最後の時期に当たるのでリアルタイムで触れる事のなかったものでした。これの後に出た営団300の時にはそれこそびっくりしましたが(笑)

 GMのクモハ11のキットの様ですがクモハ12、クハ16も製作可能との事。
 もちろん死蔵させるつもりはなく、いずれ手持ちのクモハとでも組ませてみようかと思います。

 ここ数年のジオコレのアイテムの広がり(とリニューアル再販攻勢)にはなかなかついてゆけない物がありますが、こんなアイテムまで出ていたとは思いませんでした。

 ジオラマ素材の「瓦礫セット」
 以前紹介した事のある「廃墟」に付属していた瓦礫を単品で製品化したものです。この手のアイテムはそこいらのジャンクパーツを適当にでっち上げても表現は可能と思いますが「瓦礫らしい形をした瓦礫」というのは案外作るのが難しい気もします。
 中古アイテムで安価で手に入ったのは有難いですし、収穫だったと思います。