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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

ホビセンのバラスト糊を試す

2024-03-26 05:47:22 | アクセサリー
 今年のレイアウト改修の作業のひとつとして「フレキシブル線路敷設区間のバラスト散布」を目標に掲げておりました。
 いつまでもコルク道床にフレキシブルレールでは様にならないですし(汗)

 これまでにもレイアウトのバラスト散布はやっていたのですが(恐らく)今回の工程は前より規模が大きく手間もかかると思われたので作業の開始のエンジンがなかなか掛かりません(汗)
 (何しろ緩いカーブを描いたフレキシブルレールを2本、変則的な間隔の複線にしているので実質単線2本と同じ事、おまけに既存のレイアウトの改修なので既設部の台枠や配線も邪魔になる)

 従来は木工ボンドを水で薄め中性洗剤を垂らしたバラストボンドを自製してやってきたのですが、今回は新兵器としてホビーセンターカトーの「バラスト糊」を使ってみる事にしています。
 ですがこれでいきなり本番というのも怖い気がするので、糊の性能チェックを兼ねて予行演習をしてみる事にしました。

 改修区間と同様にベースの板にレールを貼り付けその上からバラストを散布、バラスト糊で固着させるプロセスです。

 最初の散布ではバラストをいきなり多くこぼし過ぎた為、後から均すのが大変でした(わたしは平筆とコーヒー屋にある木製のマドラーをへら代わりに使用)
 本番では指で少しづつ撒いて行った方が良いのかもしれません。

 バラスト糊は説明書通りスポイトで注入しました。ボンド水と同様にスポイト先端がバラストに近すぎるとバラストがだまになりやすいところは同様ですが、バラスト糊はボンド水よりもバラストに沁み込みやすいので上からギリギリの低さで垂らして行った方が良く染み込む様です。
 (今回はスポイトを使いましたが、Nゲージの場合は出来れば注射器を使った方がもう少し細かに対応できるかもしれません)

 曇天下で5時間ほどかけて乾燥した後はバラストも固着し、板を何かにぶつけてもバラストがこぼれる事は殆どありませんでした。
 ですので固着性と強度については今のところ合格点だと思います(但し、長期にわたる固着力は未知数。ボンド水の場合は濃さにもよりますが、早ければ2年くらいでぽろぽろ剥がれる所がありました)

 今回の試験ではバラスト糊の威力が大きい事を確認できたので、今回の反省点を生かして本番に臨みたいと思います。

カーコレ80のスカイライン道路公団パトカー

2024-03-24 05:35:58 | アクセサリー
 先日の上京で入手したアクセサリから

 カーコレ80のR30スカイラインの「道路パトカー」をば。

 カーコレ80も新製品が途絶えて久しくなりますが、中古ショップでは時折出物に当たる事があり、わたしの琴線に触れるもの(でレイアウトでも使い勝手が良さそうな物)があると手を出してしまいます。

 Nスケールのカーコレが中古でも価格高騰の波にさらされているのに比べるとカーコレ80の方はまだお値段的に手に入りやすいのが多いのがこの際には有り難いですね。

 さて、今回のモデルですがR30スカイラインシリーズの中の一品でバン仕様をベースに道路公団の道路パトカーに仕立てた1台です。
 高速道路や一部自動車専用道路なんかではこの手の黄色いパトカーをよく見かけるものですが、黄色いボディに赤と黄色の回転灯を付けた独特のカラーリングは結構目立つもので、その意味ではレイアウト映えするクルマと言えます。
(バンパーも紅白ゼブラですしね)

 加えて今回のバン仕様はスカイラインの中でも群を抜くスタイリッシュさを誇るデザインですから単体で飾ってもワクワクさせてくれるクルマです。
 (これだけカッコいいのにワゴンが設定されなかったのが不思議ですが、当時のR30にはワゴンの代わりに5ドアHBが設定されていました。ですがどう見ても取って付けた感じが強いデザインでバン仕様には負けています)

 R30のバンはパトカーの仕様も以前に入手しています。
 が、車体が黒かったせいかフロントの丸目4灯のライトが目立たなくなってしまう欠点がありました。
 車体が黄色い今回の仕様ではそれはどうにか回避されていますw

 それにしても、わたしの場合HOゲージ系のストラクチャーやアクセサリはどうしてこう「クルマ」にばっかり当たるのでしょうか(汗)

レイアウトに巨木

2024-02-20 05:44:05 | アクセサリー
 昨年暮れにホビセンのバーゲンで入手したアイテムから。

 バーゲンを物色していてふと目についたもの。
 元々はHOスケール用と思われる樹木でした。

 わたしがこの趣味を始めた頃、レイアウト用品としての樹木は大概見るからにプラモデル臭い代物が多かったものですが、最近の既製品の樹木は枝ぶりと言い葉の茂り具合と言いなかなかいい雰囲気の物が多いです。

 特にHO用の樹木は、一見してNゲージで使うには大きすぎる様に感じるものですが、よく周囲を見回してみれば(たとえそれが都市のど真ん中であっても)ビルの5階や10階に相当する高さの巨木(或いは高い木)は意外に多く見られるものです。
 最近は周囲に避雷針が立ち並び、大敵である落雷が減っている事、同様に周囲の高層ビルが風除けになっているケースもあり地元住民の保存運動の活発化も相まって都市部でも巨木は増える(と言うより減らないと言った方がいいですか)傾向にあるのだそうです。

 という訳で早速一本購入し、その日のうちに改修中のレイアウトに立ててみました(笑)
 街路樹レベルの木ならレイアウトのあちこちにあるのですが、流石にこれくらい大きいのだと駅前のシンボルになりそうなレベルです。

 イルミネーションでも仕込めばクリスマスツリーにでも使えそうですが(でもやらない)改めて眺めるとこれ一本ではまだ寂しい感じがしてしまいます(上述の都市部の巨木も一本だけポツンとあるケースは少なく大概がやや低い木と組み合わさって森のような雰囲気を出している事が多いですから)おまけに巨木を名乗るには幹が細すぎたのも計算外でした。

 こうと知っていたらあの時買えるだけ買っておけばよかったと思うのですが後の祭りですね(汗)

ポポンデッタの「野点看板」

2024-01-31 05:53:35 | アクセサリー
 先日の静岡行きの戦利品から

 ポポンデッタでいつもの様にレールクリーナーを買って帰ろうとした時にレジ脇の棚にぶら下がっていたアイテムにふと違和感を感じました。

 以前中野のショップで手を出してしまった「きぬたインプラント看板」がレジ脇にぶら下がっていたのです。しかもあの時よりもでかい。
 改めて手に取ってみると今回のはポポンデッタオリジナルモデルとしてリリースされたものの様ですが、八王子近辺でもここまででかい看板にはあまりお目にかかりません(ビルの屋上ならどうにかと言ったレベルでしょうか)

 とはいえ、レイアウトの中ではこういうのがあると結構目立つのも確か。
 姉妹品に「727コスメティック」もあったので二つ揃えて購入しました。

 727の方は主に新幹線沿線で見かける奴だそうですが、普通にレイアウトに置いてもそう問題もないでしょうし。

チョロQシルエットのトヨタソアラ

2023-10-12 05:02:43 | アクセサリー
 この間、OOスケール準拠の初代ソアラの話をした折、16番スケールのソアラとしてタカラのチョロQシルエットにもソアラが存在する話をしました。

 ただ、その時は現物が今となってはレアものでなかなか入手しにくいとも書きましたが、その時の舌の根も乾かぬうちにそのチョロQが入手できたのだから不思議なものです。

 先日立ち寄った中古ショップの袋詰めのジャンクの中にチョロQ仕様があるのを見つけた時は本当に目を疑いました(汗)

 かなりの間玩具として使われていたものらしく、見た目のやれはそれなりですが、コンディションとしてはまあまあではないかと思います。
 チョロQのソアラは今回初めて現物を手に取ってみたのですが、前に紹介したOOスケール(1/72)のミニカーより小さいのに造形の一部はそれを凌ぐところもあります。

 1/80スケールなのにグリルの真ん中のソアラのエンブレムがモールドされているところなどはその最たるものでしょう。
 屋根上にはサンルーフ、リアにはナンバープレートまで付いています。
 テールランプ部が実車より左右に離れているのは目立ちますがミニカーのサイズを考えると許容範囲です。

 チョロQシルエットはフェアレディ、R30スカイライン、ピアッツアなどが出ていますが、どれもそのまま16番のレイアウトに持ち込めそうな細密度でなかなか重宝するアイテムですが、ソアラもその例に漏れませんでした。

 できれば一度きちんとリペイントしたいところです。

1/80の「いすゞピアッツァ」から

2023-08-31 05:37:18 | アクセサリー
 今回は80分の1、16番スケールのミニカーの話です。


 ネタは「チョロQシルエットのいすゞピアッツァ」

 ピアッツァはわたし自身は今でも大好きなクルマでして、40年くらい前に実車がデビューした折、バンダイの20分の1のプラモデルに即飛びつき、以後もダイヤペットのミニカーを入手しておりました。

 が、その一方でこのクルマ、トミカサイズのミニカーには恵まれない車で随分期待していたTLVや絶版名車でもついに出ず仕舞い。
 過去に辛うじてHOスケール、80分の1のチョロQシルエットでラインナップされていたと聞き、ここ数年来探していたモデルでした。

 実車のピアッツァはトヨタの初代ソアラとほぼ同時期のリリース。今でも名車と名高い117クーペの後継者という位置づけでした。

 ですが、このクルマで悲劇だったのは、この当時の一般ユーザーの目から見て未来的、先進的な流面形デザイン自体が嫌われてしまった事です。
 当時の某自動車誌の一般投票で、登場したその年にいきなり「嫌いなクルマの第一位を飾った」という事実がそれを物語ります。
 あの頃はソアラやセリカXXに象徴されるペキペキ直線形がデザイントレンドだった中、ピアッツァの評価については「まさにおまんじゅう感覚」というコメントが端的にそれを象徴していました。
 
 実際、流面形デザインが日本でもそこそこ認知されるようになったのはこの数年後、セリカやカリーナEDがヒットしてから以降の事です。
 デザインに関する限りはピアッツァは「悲劇の早熟児」だったと言わざるを得ません。

 一般的な「チョロQ」のイメージとは異なり実車準拠のプロポーションと造形がなされた「シルエット」シリーズの中でも今回入手したピアッツァの造形はピカイチです。
 プラ造形ゆえに実車の持つ「流面形でありながらシャープさも同時に感じさせる」イメージが巧みに再現されているのが嬉しい。
 この点はヘルパやヴィーキングのHOスケールミニカーに共通したメリットと言えます。

 ただ、個体差かもしれませんが真横から見たとき実車の持つ「前下がり」のイメージが希薄でやや不自然に後ろに沈み込んでいるのが惜しい。
 尤もチョロQの系譜を持つモデルだけに「プルバックで自走できる」と言うアドバンテージもあります(アドバンスになるのかな?w)



 あれから時が流れ、時代が二回りか三回りした今の目でピアッツァを見ても未来的なデザインは全く色褪せません。何だったら今新型として出しても通用しそうな流麗さすら感じます。
 ですから、背景にややクラシカルな街並みを置いても結構よく似合います。

 そんなクルマですから、鉄道車両と並べるなら500系新幹線とかユーロスター辺りがぴったりくるのではないでしょうか。

HO(OO)スケールの「トヨタソアラ」から

2023-08-16 05:36:42 | アクセサリー
 先日の秋葉行きで見つけたミニカーから。

 初代のトヨタソアラですが、なぜかミニカー屋さんではなく鉄道模型のショップ(ポ〇ンデッタ)で売られていました。

 このクルマが出た時期(1981年)は石油ショックと排ガス規制に端を発するGTカー冬の時代がようやく明け、贅沢クルマとしてのGTカーに再び注目が集まり始めたタイミングでした。
 この数年前にマツダが2代目コスモをリリース。ある本で「年収1千万を超える人が自分でハンドルを握って乗り回す」コンセプトのクルマでありながら実際にはそれよりはるかに収入の少ないクルマ好きに受け入れられGTカーの時代の再来を予感させ始めました。

 更にソアラの前年には日産がほぼ同じコンセプトの初代レパードをリリース。ぱっとしなかったものの、ホンダがプレリュードの初代をリリースしたのもほぼこの時期です。

 そんな萌芽を見据えてトヨタが満を持して最後に投入したのが初代のソアラでした。
 
 そのソアラがライバルに対するアドバンテージとして挙げたのが「誰にでもわかる高級感(成金趣味ともいう)」
 デザインは当時「誰もがイメージする高級ガイシャ」の代名詞だったメルセデスベンツのクーペに範をとり、イメージカラーはゴールドのツートンカラー。
 車内に乗り込めば未来派、先進をイメージさせる「デジタルインパネ」がお出迎え、当時のトヨタ車の中でも「サンルーフがもっとも似合うクルマ」でもありましたw

 メーカーの刻印がなくスケールは1/72の様ですが、これまでに見てきたトミカや絶版名車に比べると最も実車の印象に近いモデルと思います。

 特に前面の印象はあの頃のソアラそのものという感じなのですが、グリルを中心にカスレがみられるのが惜しまれます。
 ボディはプラの地色丸出しで質感の点でもダイカスト系には譲りますがボディ側面の造形はシャープに仕上がっています。
 (外国の鉄道模型用ミニカーや、日本でもKATOのミニカーはプラの成型色丸出しの造形の事が多いので鉄道模型のショップに並んでいたのかもしれません)

 さて、当時を知る者から言うなら、初代ソアラと聞いて連想する色はシャンパンゴールドのツートンカラーか今でもメジャーな塗色のホワイトパールで、ほかの色を見る頻度はそう高くはありません。
 今回のソアラは「目も覚めるような真っ赤」ですが、数は少ないながらも赤のソアラも時々見かけた記憶があります。

 スケールが1/72なのでそのままではHO(1/87)や16番(1/80)のモデルとは相性の良くないサイズですが、1/76のOOスケールとはぎりぎりで合致します。
 ですが今そのスケールの鉄道模型で手軽に入手できるというとKATOのスモールイングランドくらいしか無いのが残念です。

(英国型の機関車や客車であればOOスケールのモデルが時々店頭で見られることがあります)

 さて、狂的とすら言える人気を博したソアラの勢いはキープコンセプトのモデルチェンジだった2代目まで続きましたが、3代目で多分に北米市場を意識したデザインになった途端に一気に失速します。

 3代目ソアラのイメージと言えば「高級車」ではなく「高速の覆面パトカーの定番車種」の方が先に来てしまうくらいでw

 その頃になるとあれほど見かけていた初代、二代目のソアラもめっきり街角から姿を消していました。
 その意味ではこのソアラも「レイアウトで時代を語れるクルマのひとつ」と言えそうですね。

 余談ですが完全な16番スケール(1/80)のソアラのミニカーではタカラの「チョロQシルエット」から自走できるミニカーが出ていましたが、現在ではこちらの方は結構入手困難です。

OOスケール(に近い)日産シーマ

2023-08-09 05:27:18 | アクセサリー
 最近注目のアイテムの多いガチャのミニカーネタです。
 今回のアイテムはスタンドストーンズから出ていた日産の初代シーマ。

 スケールが72分の1とTLVよりも小ぶりで本来なら手を出さないアイテムなのですがギリギリでHOゲージのスケール〈強いて言えば1/76のOOスケール)に落とし込めそうだったので購入しました。

 平成の初め頃でしたか、私の職場に入職した新人さんが居まして、最初の頃は旧型のアルトに乗っていたのですがその翌年くらいにいきなり初代シーマの中古に乗り替えて周囲を驚かせた事があります。
 勢いでこういう事が出来たという辺り、如何にもバブル期の風景ではありました。

 当時TVのニュースまでもが「シーマ現象」と呼んだ初代シーマのバカ売れっぷりは今からは想像もできないレベルだったと思います。
 元々はY31セドリックの上級仕様として初の3ナンバー専用ボディを与えた「贅沢クルマ」だったのですが、いつの間にか冠のセドリック(グロリア)が取れ、単に「シーマ」で通用してしまいました。
 中身はと言うとV6の3リッターターボエンジンをピンに据えターゲットをクラウンではなくソアラを選びそうなユーザーに絞り込んだパーソナル性の高い4ドアHTでしたが、その狙いは図に当たり「犬も歩けばシーマに当たる」と言うくらいの勢いを得たものです。

 特にターボ仕様は高級4ドア車とは思えないほどの(見ようによっては下品にすら感じる)「どっかんターボ加速」だったそうですが、逆にそこに惚れ込んだユーザーも多かったとか。

 その意味では「ミニカーで時代が語れる」という点でHOのレイアウトには向いたアイテムでもあると言えます。

 さてこのモデルは一応ガチャで300円で買えるのですが「上級者向けの半完成品組み立てキットです」と販売機にまで明記されており買い手を怯えさせる事夥しい。
 組み立てとは言っても取り付けるのはヘッドライトとテールランプくらいなのですがパーツが小さい上に、ボディとの合いがなかなかピッタリ行かないのでピンセットとカッターは必須です。

 とはいえきちんと嵌れば、ライトの別パーツ化がなかなかいい雰囲気を出すのは確かで、その種の細かい工具を持っている事が多い鉄道模型のユーザーならばあまりまごつかずに組み立てられると思います。
(少なくともNゲージの機関車のナンバーやメーカーズプレートが取り付けられる方なら楽勝でしょう)

 ボディの色つやはいかにも高級車らしく値段を超えた質感があります。


 後、最近のガチャ系ミニカーにも共通しているのですが裏板のモールドがしっかりしているのでトミカよりも底面を眺めるのが楽しいという隠れたメリットもあります。

 さて、初代に関しては流行語になるくらいのバカ売れだったシーマですが、バブルの崩壊とそれに続くRVブームに乗りそこなった事、V8を搭載し、光り物を増やしてより高級志向になった2代目以降が当時のユーザーの嗜好からずれていた事などから一気に存在感を失う事になります。

HOスケールの「ヴェルファイア」ミニカー

2023-08-02 05:24:55 | アクセサリー
 先日行きつけのガチャで見つけたアイテムから。

 この間の記事の関連から話を始めますが、今年のグランシップトレインフェスタには各地からモジュールやらレイアウトやら、どうかするとラージスケールの車両まで運ぶために全国から何十台もの車が集結していました。

 これに関しては近いうちに考察をする予定ですが、この手のイベントの定番車種のハイエースをはじめセレナ、BOXYなどのミニバン系、シエンタやソリオのコンパクト系と様々な車種が居並び一種壮観でした。

 が、帰宅後写真を整理して気づいたのですが、世間では結構な人気車種で街中に出れば必ず見かけるクルマなのに今回の並びで見かけなかったものがあります。
 先日モデルチェンジしたトヨタのミニバンラインナップの旗艦、「アルファードとヴェルファイア」がそれです。

 最初は単に高級車だから見かけないのかと思ったのですが、よく見ると今回の並びにはBMWやメルセデスのワゴンといった高級外車やSUVも混じっているので、どうもそれだけではなさそうです。

 それでふと思ったのですが、アルファードやヴェルファイアなどの「オラオラ系ミニバン」は鉄道ファンに受けが悪い何かを持っているのではないかという気がします。
 そういえば現住地近辺のショップやレンタルレイアウトに集まる車を思い出してもアルファードが買えそうなお値段の外車を時折見かける(かつてのライバルだった日産エルグランドも見たことがあります)のに不思議とアルファードを見た覚えがありません。

 まあ、わたしの行動範囲が狭いので「たまたま見ていないだけ」という可能性も結構ありますが(大汗)
 (もし読者の方で「アルファード乗りの鉄道模型ファン」の方がおられましたら、どうかお気を悪くしないようにお願いします。今のわたしが乗っているのは小さいとはいえ「中途半端な成金顔のエスクァイア」なのでご勘弁を大汗)

 それはさておき、

 先日訪れたガチャの店で「1/87のHOスケールのミニカー」が売られているのを見つけました。
 それが件の「アルファード&ヴェルファイア」のミニカーだったのです(メーカーはトイズキャビン)

 自分がハンドルを握るかどうかは別として、レイアウトに使うHOスケールのミニカーとしてはいい着眼だと思います。
 何しろ現代の風景を何より雄弁に語るクルマのひとつですから。

 早速手持ちの300円をぶち込み、出てきたのは「黒のヴェルファイア」でした。アルファードの成金系に対しヴェルファイアのそれはやんちゃ系のフェイスで差別化していますが、ミニカーで見ても威圧感は半端なく感じられます。顔周りを中心に造形にラフさは感じますが全体のプロポーションは実車のイメージを捉えているとは思います。
 最近はカーコレ80も新作がありませんから、今回のアイテムの存在は貴重でしょう。

 ただしスケールが海外標準の1/87なので日本車ではKATOのフェアレディかFTOでないとサイズが合わないのが弱点(ヴィキングなどの外車なら問題ありません)1/80スケールのカーコレクラウンなんかと並べるとサイズ的に1ランク下のノアかステップワゴンに見えてしまう恐れはありますね(笑)

 もしこれがシリーズ化されて後続が出るならHOゲージのレイアウト派にはそこそこ朗報になるでしょう。

ジオコレの「屋上小物セット」

2023-07-20 05:23:54 | アクセサリー
 先日入手したアクセサリのはなしです。
 ジオコレで新発売された「屋上小物」シリーズ。

 最近はジオコレもご多分に漏れず価格の高騰が加速していますが、今回は手を出さざるを得ません。
 何しろレイアウトでこれを必要とするビルがごまんとありますから。

 最近になってようやく重要性が認識されたのか、サードパーティ品も含めてビルの屋上機器の製品化が増えています。

 レイアウトの風景も大概がやや上から見下ろすような角度で見られる様になっていますし、ビル自体の高層化で実際の風景でもビルの屋上を見下ろす機会が増えてきたことも関係あるのかもしれません。

 少し前までのストラクチャーキットでは手すりすらない「のっぺらぼーな屋上」なのが普通でしたから結構な進歩ではあります。
 今回のラインナップは「屋上手すり」「屋上エアコン室外機」「アンテナ類」を単品で、さらにそれらをオールインワンでまとめたアソート仕様までラインナップされています。

 わたしもレイアウトのビル街では手すりをはじめ室外機などを自作して対応しようとしていた時期もありましたが、さすがに今回の製品ほど凝った外見の物はなかなか作れません(汗)
 何しろアイテムによっては最初からウェザリングされたものすらありますからなおさらです。

 ・・・とそこまでは良いのですが、
 実は今回のアイテムは当面の間使う予定がないのに飛びついてしまったものです。
 こういうアイテムは本来、レイアウト上の電気街や駅前の繁華街のビルに使うのが良いのですが、昨年のレイアウトの移設・改修でこれらのビルがシーナリィの差し替えに伴いいったん仕舞われているからです。
 再発売のたびに値上げが加速するジオコレだけに新しいアイテムで使えそうなものは先にストックしておかなければなりませんし。


 次回のビル街、電気街の移設、改修時には以前紹介の電気街ステッカーとともに目玉アイテムになることは確実なのですが、いつになるのやら(汗)

 とはいえ、パッケージの写真の様に、例えばTOMIXの総合ビルなどに使うと非常に効果的(みにちゅあーとやTDFのビルにも似合いそうです)なアクセサリなのは間違いありません。

阿佐海岸鉄道DMW-931「未来への波乗り」

2023-07-13 05:27:09 | アクセサリー
 先日予約品を引き取ってきたアクセサリから
 ジオコレの阿佐海岸鉄道DMW-931「未来への波乗り」をば

 一見するとモダン風味のボンネットバスという趣ですが

 車体をひっくり返すとNゲージの車輪がこっそり隠れています。
 その車輪は裏面のレバー操作で引き出し可能。
 早速引っ張り出してみると

 文字通りの「レールバス」に早変わりするというギミックを持ちます。
 もちろんそのままNゲージの線路上に置ける訳ですが、

 この製品には「モードインターチェンジ」と称する道路と線路の合体アイテム(それってただの踏切かもw)が付属。

 実際にもこんな風に乗り入れできるという寸法。
 ですが惜しいことに動力ユニットが出ていないので現段階では単なるアクセサリのレベルに留まります。
 バスと鉄道の合体ギミックだけにこのクルマは「鉄コレ」「バスコレ」の両方に在籍する鵺みたいなアイテムとなっています。

 最近はこの手の「線路道路を選ばないコンパチ車」を意外と見かけます。
 鉄道会社の保線車にもこういうのがありますし、中には除雪車にこうしたギミックを搭載したケースもあったりして見直してみると結構面白いジャンルと思います。

「Nスケールが欲しいミニカー」のはなし2023(笑)

2023-05-16 05:15:26 | アクセサリー
昨年の夏位でしたか、Nゲージスケールのミニカーについて「レイアウトの風景づくりに必要なのにリリースされない、時代を象徴するクルマで欲しいものはまだまだある」と言った意味の事を書きました。

 あれ以来Nスケールの乗用車系ミニカーで新作がリリースされる事は無かったのですが、今改めて思い返すと前回の記事で書き漏らした車種がまだまだあったのに思い当たりました。

 それらの中にはトミカとか、トミーテック系の「トミカリミテッドヴィンテージ」などでリリースされているものもあったりするので、カーコレの新作なんかで出してもらえないかとか思ったりもします(以前はカーコレとTLVはまるでリンケージでもしている様にモデル化がダブっているものが多かった)

 なので今回はNゲージスケールのレイアウト用品でリリースを期待するクルマ第2弾を羅列してみようと思います。
 (できれば以下のリンクと参照して読んでいただければ有難いです)
Nゲージサイズのミニカーに思うこと


 JPNタクシー、またはNV200タクシー仕様
 ここ2,3年で一気に勢力を増やした「21世紀のタクシー」だけに現在最もリリースが望まれる車種ではないかと思います。
 今やこれがないと「現代の風景のレイアウトが作れなくなりつつある」のですから。
 NV200はタクシーだけでなく普通に商用車として走り回っているのも多いですから汎用性は高いと思います。

 スバルのレガシィツーリングワゴン(初代~4代目くらいまで)
 20世紀末のワゴンブームの立役者で代を重ねても売れ続けたクルマだけにこれも必要性は高いといえます。
 困ったことにレガシィは「他のワゴンのどれにも似ていない」だけにあると無いとでは90年代の風景の説得力がまるで違うと思います。

 ホンダシティ(初代)
 1980年代初頭の2,3年位しか売れなかったクルマなのですが、それでも売れ方が半端なかっただけに1980年代の風景の構成要素になり得たクルマだったと思います。

 トヨタレビン又はトレノのいわゆる「ハチロク」
 頭文字Dのイメージばかりが先行しているのでレイアウト用品のイメージとしては損をしている感じもありますが、実車の発売当時はレビン、トレノ共に意外に街中で見掛ける頻度が高いクルマでした。
 というのは現実に数を売っていたのは下位グレードの「ハチゴー」の方でして専らOLや女子大生が足代わりに使っていたからで「LIME」「LISE」ならセダンのカローラ並みに走り回っていたからです。外見は殆どハチロクと同一なのでその意味では使い勝手の良いクルマと言えます。

  日産のダットサンピックアップ(6代目以降9代目くらいまで)
 カーコレでは5代目が出ていますが年代が60年代に限定されてしまう(この手のピックアップは当時趣味で乗られる事が少なかったため廃車率が高い)ので70年代以降の型があれば嬉しいクルマと思います。特に7代目以降からはオーナーカーとしてカスタムされるケースも多いので本来の商用仕様と別な使い方ができる点で重宝しそうな存在です。

 トヨタランドクルーザー(60系以降、現行型まで)
 カーコレでは20系が出ていますがダットラと同じ理由で60系以降がモデル化されれば価値が高いクルマです。オーナーカーとしても長く乗られるケースが多かったですし普遍性のあるデザインなので80年代以降ならどの時代にも使えます。個人的には40系のショートボディがあると嬉しいですがw

 マツダRX-7(初代・2代目)
 そういえばカーコレや他のNスケールミニカーでリトラクタブルライトの車はセリカXXしかなかったのを思い出しましてw
 初代RX-7も発売当初はバカ売れしていたために70年代末の風景の一部と化していた車でした。都会から田舎までRX-7を見ざる場所無しという位の勢いで他のどれにも似ていない車だけに存在感のある使い方ができます。同じ理由で初代のユーノスロードスターも挙げられますがどうしても「人形を載せなければならない」ハンデがあるので出してくれるならRX-7の方が有難いですね。

とある中古コントローラを導入してみる

2023-03-26 05:22:21 | アクセサリー
先日、地元の店で発掘したアイテムから。

チェーン店系の中古ショップで扱われる鉄道模型のアイテムの中で電気系のパーツはその殆どがKATO/TOMIXの2大ブランドで占められ、それ以外のメーカーのアイテムが手に入る事は滅多にありません。

ですからそうしたアイテムを拾うにはあちこちのショップを巡り歩いているだけではなく一種の運の要素もあるのではないかと思います。
過去にわたしが入手した二大メーカー以外のアイテムといえな大宮のハード●フでメルクリンのZゲージ用パワーパックを入手した一度っきりです。

と、前振りはそれくらいにして

先日ふらりと入ったショップに並んでいたアイテムの中にふと目に入った物。
どうもパワーパックらしいのですが形状が見慣れないもので、一瞬どこのメーカーのものかわかりませんでした。

商品タグには「コスミックのパワーパック」と書いてありました。

タグに書いてあるフレーズに「VVVFの音が車両から出せる」とありましたが、思わず不安を感じるくらいの安さの値付けになっていて、買った物かどうか不安を覚えたのも確かです(何しろ同じ店に並んでいたKATOのスタンダードSよりも1000円単位で安い)

という訳で、現物を前に丸々30分逡巡し覚悟を決めた上で財布を開きました。

この品のリアにはKATOのコネクター端子と電源端子のふたつだけ。電源と前後進のスイッチはトグル式で加速率と常点灯のつまみ、力行と制動をひとつのつまみで操作する形式で昔工作ガイドブックで見掛けたトランジスタコントローラのキットによく似た操作系です。
常点灯のつまみがあるところから見てある程度Nゲージに対応した製品だろうと踏んでの購入でした。

帰宅後さっそく本線開通直後のレイアウトに接続。
このパックは他の製品と異なり、いきなりつまみを捻っても即発車(ラピッドスタート)しません。

列車のモータが徐々に唸りを上げ始め、超スローから発進、その後徐々にスピードを上げてゆきます。
この際にVVVFを思わせるサウンドがモーターから発生し、加速率を調整すると音も加減速に合わせて変化してゆきます。

ここで加速率のつまみを捻る事で加速率も上がってゆきます。
減速の時も同様に制動つまみを捻る事で徐々にスピードを落とし最後には人が歩くくらいのスピードで停止。

この一連の流れは文字通り流れるようなスムーズさで、これがこのパックの持ち味かと納得させるものでした。
今回は手持ちの鉄コレ、GM旧動力、マイクロの3社で試しましたが基本的に走り味は同じもので、動力のギアのかみ合わせなどから出足が弱いものもあるもののどれも同じ様なスムーズさをみせています。

おそらくですが他社のパックに比べると電源と出力が安定しているからではないかと思います。

先日入線させたTOMIXのC55でもその威力は絶大でした。発進時に文字通り「人が歩くくらいの低速からスムーズに加速」して見せたのは感動ものでした。

ただし「C55がVVVFの音をたてて加速してゆく」のはこれまた盛大な違和感だったりもするのですがw

でもそれほどのパックならなぜ前ユーザーはこれを手放したのか?
実際うちのレイアウトで編成を変えながら何周か走らせて感じたのですが、このパックは加速も減速もスムーズなのですが停める時に狙った位置にぴったり停めるのが意外に難しいのです。

やってみた範囲ですが、ホームに停車させる時は10回中9回までオーバーランかホーム手前での停止。つまみに頼るより前後進スイッチを切った方が確実に停められるという、まさにリアル版「電車でGO 」の気分が味わえましたw
事によると前ユーザーはこの挙動を嫌って手放したのかもしれないという気はします。

ですがわたし的にはこの走り味は他に代えがたいのも確かです。
なので、メインレイアウトのサブパックとして当面は活躍してもらうつもりです。

追記
後で調べてみたのですが、これは2010年頃に個人メーカーからリリースされたPWMタイプコントローラーの様です。
VVVFの音が出るのはこの製品の元からの仕様らしく、10種類の走行音が再現可能らしいのですが、取説が付いていなかったのでどうすれば切り替えられるのかはわかりません。

「LEVEL UPPER」の「きぬた歯科インプラント看板」

2023-03-14 05:06:32 | アクセサリー
 最近、私の現住地周辺でよく見かける「きぬた歯科インプラント」の黄色い看板(一部黄色くないのもありますが)

 八王子から結構な距離にあるわたしの現住地でもここ数年見掛ける頻度が増えていたのですが、先日山梨の田んぼの真ん中にまでこれが進出していたのを見つけた時には驚かされました。
 (写真の看板通りに走行したら西八王子駅前までたっぷり100キロは走らされそうです)


 山梨でさえそうなのですから、国道16号沿いの相模原から狭山辺りまでの間を走ると殆ど林立状態といっていいほどの頻度でこれを見掛けます。
 それも野だて看板なんてレベルでなくビルの屋上看板にまで進出しているのですから凄まじい。

 ある意味、八王子を中心として埼玉南部~神奈川・山梨にかけての一帯ではこの看板が風景の一部と化している感すらあります。

 そのきぬた歯科インプラントの看板ですが、先日立ち寄った中野の「LEVEL UPPER」というショップでレイアウト用アクセサリとして製品化されていて驚かされました。
 それも絵柄違いで2種類。

 HO・Nの両方に対応しているとの事でキットも大小ひとつづつ入っていますが、HO用と思われる大型のものも「ビルの屋上看板」として通用するレベルと思います。

 キットの見た目はキワモノっぽいですが、ペーパーキットの看板としてはなかなかしっかりした構造でこれ単体でも十分使えるレベルです。
 但し、組み立てにはピンセットとカッター、クラフトボンドくらいは必須ですが。

 先日落成したばかりの東京ジオラマファクトリーの雑居ビルなんかの屋上に据えるにはぴったり。
 (HO用は下の空間が空いてしまいますがここにもう一枚看板を追加しても様にはなると思います)

 レイアウトにこれを組み込むと「気分は八王子(か相模原)」かもしれません(まあ、山梨の例から言って、遠隔地を想定したレイアウトでも行けそうですがw)

 で、先日行きつけのショップに予約品を引き取りに行った折に、そこのご店主とたまたまこの看板の話をしたら、なんとご店主の所にもこのキットが常連客からの進物として届いていてびっくりしました。

 恐るべしLEVEL UPPER。恐るべしきぬたインプラント(笑)

「カーコレクション変身セット(A・B)」を使ってみる

2023-03-11 05:11:06 | アクセサリー
 今回は先日紹介した「カーコレクション変身セットA/B」のはなしから。

 前回紹介した時の写真では、KATOのMS80クラウンをタクシー化した例を載せましたが、今回は他のクルマにこれらのパーツを偽装しました。

 トミーテックでは(恐らく)今回のアイテムに対応させるために単色のRV、1BOX系を中心にした「基本セット」を今回のアイテムとほぼ同じタイミングでリリースしています。
 日産のセレナ、NV350、X-TRAIL、Y30グロリアワゴンというラインナップは今回のアイテムに組み合わせるのに丁度いい組み合わせですが、そこは根がへそ曲がりなわたしの事。

 他のカーコレや他社のミニカーにこれを装着させて楽しみました。

 ルーフキャリアとルーフボックスの組み合わせはエスティマやワゴン系のクルマに似合います。

 はしごや三脚はKATOのハイエースやカーコレのボンゴ(バネット、デリカと同一車種)、或いは「軽トラの荷台に積み込む」というのも様になります。

 一番の難物は「街宣車の拡声器」
 こちらはNV350での使用を想定していますが、KATOのハイエースのほか、TOMIXの旧型ハイエースやカーコレのボンゴでもOKなのは良いとして、かなり用途が限定されてしまう割にパーツが妙に充実しているのが癪に障りますw

 覆面パトカーに使える「赤色回転灯」
 これはカーコレのティアナやクラウンをはじめ他社のミニカーにも使えるアイテムですが、今回はY30のバンに装着しました。

 実は平成初め頃に放映された「あいつがトラブル」という刑事ドラマで萩原健一が使っていた覆面パトカーが「黒塗りのY30バン」だったから。
 これがやりたかったために当初購入予定になかったカーコレ基本セットを急遽購入するというバカ真似を(大汗)

 あと、前にも紹介したネコミミ&尻尾ですが、意外にもカーコレでこれが似合いそうな車種は殆ど製品化されていません。
 強いて雰囲気的に似合いそうなのと言えばKATOのポンチョとかヴィキングのビートルとかですがこれにしてもあまりピンときません。

 とはいえ、これらの擬装の付いた車をレイアウトに配置すると道路上が一気に活気づくのは確かです。
 パーツを使わなくても付属のデカールを貼るだけで営業車の雰囲気が出るので意外に隅々までしゃぶりつくせるアイテムではないかと思います。