2013年春アニメ「アラタカンガタリ」第1話の感想文

2013-06-05 23:40:22 | 2013年春アニメ関連

2今回は「アラタカンガタリ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

ArataArata1Arata2Arata3「アラタカンガタリ」…週刊少年サンデーで連載されている渡瀬悠宇の漫画「アラタカンガタリ」のアニメ化作品で、アニメ制作はサテライトとJIM ANIMATIONです。今期で3つめとなるサンデー原作のテレビアニメで、怒濤の攻勢をかけてきています。

Arata4Arata5Arata6Arata7作者が渡瀬悠宇ということで、思い出すのは真っ先に「ふしぎ遊戯」でしたが、この作品も雰囲気は似ていました。というか異世界に飛ばされる設定がそのまんまです。そのためどうしても作品が90年代のような雰囲気を出していました。

Arata8Arata9Arata10Arata11それでも面白ければ古き良き時代を思い出すアニメになったかもしれませんが、この作品においては残念ながらそのような展開にはなりませんでした。なんといっても展開が強引かつキャラクターが非常に薄っぺらいです。主人公の革がいきなり以前はいじめられていたという過去を明かして、しかも友達が絡まれて「革なんて友達じゃないよ」発言を偶然聞いてショックを受けたり、いきなりクラスメイトらしき人物が現れて何の前置きも無しに「おまえを認めねぇ」なんて言ったりなんかして意味不明でした。

Arata12Arata13Arata14Arata15そして1話極めつけの強引さは、異世界にワープした革を、コトハやばあちゃんが「アラタにそっくり」といったところでした。髪型も髪の色も全く違うのにどこをどう見たらそっくりだったのか…全く理解不能です。最後は謎の剣が光り輝いたところで終わったので最初から最後まで良く分かりませんでした。説明は2話以降にするのかもしれませんが1話のつかみとしては相当悪かったように感じます。

作画はイマイチです。崩れてはいませんでしたが特に良くも無くバトルシーンは全く動いてなかったし迫力は皆無でした。しかし黄色い炎や超能力を使うところはそこそこ良かったです。BGMはイマイチ印象に残らず、1話の主題歌はエンディングのみでしたが作品に全く合っていませんでした。

総評

Arata161話の全体的な感想としては、話が古くさいうえに展開も強引で面白くなかったです。異世界もののようですがその異世界の説明が不足していたので全く理解できないまま話が進んでいたところが特に悪かったように見えました。

1話の個人的評価としては、萌えに走っていない作りは好感が持てますが話が強引だったのとキャラクターに全く感情移入ができなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。


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