…昔に比べ現在はかなり増えた12話で完結する1クールアニメですが、学園モノのような分かりやすい設定でもない限りほとんどが中途半端な終わり方をしたり良く分からない展開になったりするため、原作を売るための宣伝としてアニメ化しているというのも納得です。今回はそのような典型的な1クールアニメ「11eyes」の最終話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「11eyes」…Lass制作の18禁PCゲーム「11eyes -罪と罰と贖いの少女-」のアニメ化作品で、アニメ制作は動画工房です。エロゲ原作でパンチラも多数あったこの作品、1話から謎の伏線を残しつつ終わりました。
↓こっから先は話の内容を軽く書いてますが意味不明なんで読まなくてもいいかも。
この作品、とにかく伏線が多く第1話で突然現れた世界「赤い夜」が意味不明だったのはもちろんのこと、その世界に存在している「黒騎士」と呼ばれる異形の人物達がいきなり襲ってきたと思ったら妖刀を5本持つ陰陽師の草壁美鈴がヒロインの1人として登場したり…と次々と謎の展開が続いていました。
そして息つく暇無く今度は眼鏡を外すと人格が変わる電波なヒロインに続き念発火能力を使う不良に、主人公の色違いの目は「アイオンの目」と呼ばれる存在だったりもう厨設定も含め謎は深まるばかりで、さらに毎回エンディングが終わったと思ったら夢の世界が始まりそこは全く別人が語っていて意味不明で、まさに原作知らないと視聴者おいてきぼり展開でした。
そんな意味不明な作品でしたので早々に視聴を打ち切る…といいたいところですがせめて赤い夜の正体ぐらいは知りたかったので視聴を続けていましたが、赤い夜の正体が分かったのはなんとラスト3話で、中盤まではあまり話が進んでいませんでした。
そして9話の最後から一気に話が進み、ヒロインの水奈瀬ゆかは軽い勘違いからどんどんヤンデレ化して紅茶にカミソリ入れたりしたと思ったら全能力無効の特殊能力まで身につけてラスボスの味方までした直後に殺され、禁書目録聖省とかいう機関までも登場して実は世界は7つの並行世界だったり…ってこんな超絶な設定を12話で収まるわけがありませんでした。実際自分も書いてて理解不能です。
↑ここまで良く分からない設定について書いてます。
簡潔に終盤の展開を言えば11話でバッドエンドになって12話で別ルートになって終わりました。
しかしこの作品、話の内容は理解不能でしたがキャラクター作画においては文句無しに素晴らしく、秋アニメの中で「とある科学の超電磁砲」や「そらのおとしもの」に勝るとも劣らないキャラクター作画個人的ベスト3に入りました。作画が危うい回も皆無だったし動画工房の仕事の良さは相変わらずでした。
全体的な感想としては、キャラクターを含め作画は素晴らしく、主題歌も格好良かったです。ただシナリオが…結局なんだったのという最後が非常に残念でした。せめて24話あればもうちょっと設定が分かりやすかったかもしれません。
禁書目録かDTBしかないかもしれません。
CLANNADの2期は原作知ってるか
知らないかで評価大きく変わってたし
なぁ…。ちょっと見てみたら2009年の
初見で面白かったゲーム原作は
戦国BASARAただ1つのみでした。
これに限らないけどゲームのアニメ化で初見の人が面白いって言ってるの余り見たことない…
クラナドだって知っていれば楽しめるってレベルな気はします