昨日の文章で2012年夏アニメの第1話の感想文は終わり、今週から来週にかけて最終回ラッシュ、そしてあと2週間後には秋アニメが始まります。
いつもの調子で書いているとまた最終回の感想文は中途半端になりほとんど載せられないし、まるでほとんど見てないように(実際追いついてないところもありますが)見えますので、夏アニメが放映開始してほぼ3ヶ月たったことだし、現時点での夏アニメの評価を2クール作品含め書いてしまいます。
まずはささっと結論から。現時点で夏アニメ26本中録画してとっておきたいと思ったAランク以上の作品は3本だけです。あとは見たら満足して消してしまうBランク以下。予想以上に夏は不作でした。
ということで、ささっと現時点での夏アニメ評価を書いていきます。
まずは「TARITARI」。1話の時点で面白そうと感じましたが、2話のラストで久々に心が震えて夏アニメで1位です。こちらが唯一のSランク。ローカルアニメなのでリアルで視聴できていませんが、全体的に丁寧に作られているのが分かり非常に好印象で、1クールなのが実に惜しい。青春アニメといえば「とらドラ!」ですがこちらも青春してます。
続いて「貧乏神が!」こちらが2位です。内容のほとんどがギャグで話があまり進んでいませんがノリが非常によくあまり気にならないのが見事。ボビーとモモの変態ぶりや予想を超えるパロディなど笑いどころも多く、松田聖子の娘神田沙也加の演技が予想以上にうまいのも良かったです。
そして「ゆるゆり♪♪」こちらが3位でした。2期ものは大半が1期よりもつまらない、または人気が出ませんが、この作品においては2期も同じくらいかそれ以上に面白くしてきて素晴らしい出来でした。1期ではあまり出番が無かったキャラを多めに出していたりしてバランスを取っていたように見えます。主題歌も聴いてくるとクセになってきました。
ここからはBランク以下だしダイジェストで書いていきます。
「トータル・イクリプス」…放映前は大分期待されていたようですが、いつまでBETAと戦わないで訓練やってんの?あと作画がかなり不安定です。2話のグロ展開程度で私の心は震えない。
「DOG DAYS'」…1期で中途半端なシリアス入れた教訓を生かし今回の2期ではシリアス一切無し、完全に萌えアニメとして開き直った作りが一部では評価されているようです。毎週服破れて裸になるのはお約束。毎週視聴していて思考が停止してます。
「ココロコネクト」…作品としては普通ですが例の事件で悪いイメージつきすぎ。京アニが作っていれば全く違う展開になってたかもしれません。
「この中に一人、妹がいる!」…萌えアニメは大概駄作ですがこちらは面白い。ヒロイン達がほとんど変態で主人公の影の薄さが気にならないのは見事。ちゃんと妹を探しているところも良いです。雅萌え。
「じょしらく」…久米田康二原作に加えギャグに定評がある水島努監督の作品なのでハマる人はハマると思います。危険なレベルのパロディを地上波でよく放送できると良い意味で感心。アニメオリジナルのお出かけシーンも違和感なく素晴らしい。
「ソードアート・オンライン」…最初はステマオンラインとバカにしていましたが、戦闘シーンはかなり良く見応えがあります。が、圏内事件といい謎解きになると急につまらなくなるのが残念。そしてすまない、壁を殴りすぎて手が愚地克己みたいになってしまったんだ。
「アルカナ・ファミリア」…これは悪いJ.C.STAFF。全く盛り上がらなく話題にもならん。
「うぽって!!」…銃は良いと思います。が、絵柄的に見たいと思わない。中途半端に萌えアニメ。
「カンピオーネ!」…訳が分からないアニメですがキスシーンが非常にエロいという話を聞いたのでそこまでは見ようかな。
「だから僕は、Hができない。」…とりあえずエロ。萌えアニメで話題にならないとは大抵つまらん証拠だと思います。
「ちとせげっちゅ!!」…3分アニメ。もうちょっと癒やしが欲しかった。
「はぐれ勇者の鬼畜美学」…アームスが制作する紳士アニメはひと味違う。これは最後まで見るかも。
「ポケットモンスター ベストウィッシュシーズン2」…メロエッタ目当てで視聴できたかも。ゲームやってたら最後まで見てたかもしれません。
「夏雪ランデブー」…結構面白いです。恋愛に関する奇妙な三角関係による心理描写がかなりうまい。まさに深夜の大人向けアニメといったかんじでノイタミナ枠らしい作品です。地味な作品ですが今期の中では上位です。
「境界線上のホライゾンⅡ」…設定が多すぎて訳分からん。が、細かいことはいいんだよ的に見ても十分面白そうではあります。
「織田信奈の野望」…個人的に本命でしたがちょっとイマイチでした。しかしキャラクター作画はものすごく良いし戦闘シーンもなかなかです。サルの性格が王道主人公なのとおっさんキャラが多めなのも良し。
「人類は衰退しました」…言葉遣いが面白い。人気もそこそこあるのでちゃんと最後まで見るつもりです。
「探検ドリランド」…昔で言えばビックリマンのアニメ化といったところでしょうか。しかしビックリマンとの最大の違いは…カードに対する愛着の違い!余裕の3話切りでした。
「超訳百人一首 うた恋い。」…意外と面白く、有名な百人一首の歌を解説つきで説明しているのも良し。清少納言や紫式部など有名人も多く出ていますが、男性陣が全く分からん。
「薄桜鬼 黎明録」…千鶴がいない薄桜鬼なんて…しかし男性陣は相変わらず格好いい。過去編なので1期から視聴してた人向けでした。
「輪廻のラグランジェ season2」…ロボットものなので最後までは見たい。しかし盛り上がらないですね。
「恋と選挙とチョコレート」…現在夏アニメで最も最低ランクに近い作品です。魅力の無い主人公、ヤンデレなヒロイン。パンチラ規制とかあるのにいじめ問題など中途半端なシリアス展開。パロディのコスプレなどなど…アマガミスタッフは頑張っているようですがそれでもダメなのは原作のせいとも言われています。ここまでひどいと逆に全部見たくなってしまうわ。
…以上で3ヶ月後の評価まとめは終わりになります。細かいところは最終回の感想文で書くつもりです。まずは最低でも視聴は済ませたいところですね。
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