2013年秋終了アニメ「恋愛ラボ」最終回の感想文

2013-10-03 14:17:37 | 2013年夏アニメ関連

次々と夏アニメが終わってきて寂しい感じもします。今回は「恋愛ラボ」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Renai18Renai19Renai20Renai21「恋愛ラボ」…まんがタイムスペシャルで連載されている宮原るりの4コマ漫画「恋愛ラボ」のアニメ化作品で、アニメ制作は動画工房です。MBSアニメ枠「アニメイズム」夏の新作でした。

Renai22Renai23Renai24Renai25さすが動画工房のゆるゆりスタッフ制作といったかんじでキャラクターが非常に可愛かったですが、2話以降登場してきた棚橋鈴音や元会長の榎本結子や水嶋沙依理など次々と新キャラクターが登場しながら、どのキャラも魅力的に描かれていました。中でもやはりいじられキャラの榎本結子と天然の真木夏緒は一際目立っていました。CMの口げんかも必見です。

Renai26Renai27Renai28Renai29しかしこの手の作品では男キャラは邪魔なだけなパターンが多い中、何人か登場していた男性キャラも妙に目立ちすぎず良い味を出していました。中でも狂気の真木父と、最後に見せ場を作ったサトシなどが特に印象的で、ヤン以外ウザいキャラがいないところが良かったです。

Renai30Renai31Renai32Renai3313話作品で日常ものながらシリアス展開が何度かあるのも特徴でした。最後にだけシリアス展開という作品は良くあり、大抵はそれまでが薄っぺらい分全く感情移入できなく失敗するパターンが多いですが、この作品ではキャラが少ない分過去回想や掘り下げを多めに行っていたりして、さらにキャラクター同士の会話シーンも面白かったためシリアス展開になってもそれほどつまらなくは無かったところが見事です。最終回で真木にすべてを告げるシーンでもハッキリとケジメをつけていたし、区切りの良いところで終わっていたので続きも期待したいところでした。

作画は非常に良いです。動きはありませんがキャラクターが非常に可愛く描かれていて仕草も研究しつくされていましたのはさすがです。ちょっと作画が怪しい回が2つほどあったのはご愛敬。BGMは全く印象に残らなかったのは残念ですが、主題歌のキャラクターソングはみなみけと同じ人作曲なだけあって良かったです。

総評

Renai34全体的な感想としては、1クールものながら良くまとまっていて面白かったです。シリアスが多めですがキャラをちゃんと描いていたため暗い展開にならず、テンポよく最後まで乗り切っていました。

全体的な個人的評価としては、1話の時点ではキャラクターが非常に可愛く描かれノリも良く面白そうだったので永久保存版のAランクでしたが、終わってみれば途中作画が怪しい回が少しありましたが気になったのはそれぐらいで安定していたので評価を落とすことなくそのまま永久保存版のAランクです。

それなりに良作でしたが話題性に欠けていたせいか、BD/DVD売り上げは3700枚と地上波放送では売り上げは少なめなようでした。売り上げだけ見ると2期は厳しそうなのが残念です。


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