続けて視聴していきます。今回は久々となるテレビ朝日深夜アニメ「新世界より」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「新世界より」…講談社ノベルズより刊行されている貴志祐介の小説「新世界より」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1 Picturesです。「黒神」以来3年ぶりとなるテレビ朝日の深夜アニメで、そのせいか放映前から特番も組まれ結構気合いが入っているようでした。
序盤からクラシックの「家路」がかかりながら少年が殺人を繰り返すシーンはかなりインパクトがあり演出としては良かったと感じます。が、それが1話では全く話に関係無かったのでちょっと意味不明でした。さらに寺でいきなり呪力を封印する儀式が行われたと思ったら学校に転入していたりして話が飛びすぎていたので訳が分からなかったです。原作を知っている人なら楽しめたんでしょうか。
学校に転入したときクラスメイトに明らかなおっぱいキャラが一瞬出たのは良かったですが、授業シーンで世界観を説明せずに悪鬼の話とかをしていたのでなおさら訳が分かりませんでした。幼なじみもいるみたいですが、序盤のシルエットだけの会話シーンでしか登場していなかったので誰が誰か分かりません。後半で親が話していた秘密の話くらいの伏線は良かったと思いますが、それ以外の話のつながりがサッパリ見えてこないのでこれからに期待したいところです。少なくとも露骨なエロに偏っていないのは好感が持てました。
作画は少々独特で、キャラクターに影がほとんど無いのは細田守作品に似ていました。そして背景は良かったです。音楽は序盤のクラシック以外ほとんど印象に無くエンディングはそこそこ良かったです。
総評
1話の全体的な感想としては、訳が分からなかったです。1000年後の日本が舞台のようで呪力と呼ばれる超能力があることとその養成学校のようなものがあるのは分かりましたがそれ以外がサッパリで、さらに専門用語まであるのでなおさら理解不能でした。学校で授業シーンもあるのになんでそこで世界観を説明しなかったんでしょうか。少なくとも1話のつかみはかなり悪かったと思います。
1話の個人的評価としては、3話までに意表を付く展開があることに期待して視聴継続のBランクです。原作を知っている人には楽しめたんでしょうか。
結構人気が高かったのかと思いました。
自分は西村京太郎の作品のkindle版
買ってます。
アニメ版はかなり絵が独特ですね。
作品に合わせたように見えますが、果たして
どこまで原作を再現するんでしょ。
新世界より、今はやりのKindle版で読んでみました。原作は面白かったのですが、かなりエログロな描写が… これが今の綺麗目なアニメと、どう折り合いをつけるのか興味深いですね。