2010年冬アニメ第1話の感想文その3

2010-01-10 21:32:03 | 2010年冬アニメ関連

 なんか聞いた話によると「聖痕のクェイサー」が放送事故レベルの素晴らしい規制をかけたと聞きました。最近の萌えアニメによるパンチラとか風呂シーンの多さは目に余るものがありますが去年よりさらにエスカレートしてきたかんじです。

 そんな中、今回は「おおかみかくし」「デュラララ!!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Ookamikakusi Ookamikakusi1 「おおかみかくし」…コナミデジタルエンタテインメントのPSP用アドベンチャーゲーム「おおかみかくし」のアニメ化作品で、アニメ制作はAICです。原作の原案が「ひぐらしのなく頃に」の竜騎士07、キャラクターデザインが「ローゼンメイデン」のPEACH-PIT、オープニングを歌うのが「Pandora Hearts」以来2作目となるFictionJunctionと、かなりスタッフは豪華でした。

 たしかに竜騎士07原案なのも納得と言わんばかりの、田舎を舞台にした伝奇もののような雰囲気を出しつつ、いきなりバトルのような展開になったため最初は訳が分かりませんでした。そして流れるオープニングはさすがFictionJunctionといったところで今回も格好良かったです。

Ookamikakusi2 ボクっ娘や少々毒舌ながら面白いかんじの良い妹が登場して大量のフラグを立てつつ楽しそうな学校生活を送っているように見えましたが、その裏で何か暗い設定が見え隠れしていて面白そうな予感を感じました。冒頭でいきなり始まった謎の戦いがまるで嘘のようだったためなぜ冒頭ではあのようなことになったのか気になるところです。物語の舞台となる田舎町にはまだ隠された設定が多いようだし、話の見せ方、構成も良くできていたと思うし、作画も安定していたし作中の音楽も良い感じで、個人的にこの作品は冬アニメの中で化けそうな予感がしました。竜騎士07原案で田舎町が舞台ということで「ひぐらしのなく頃に」の先入観がありますが、それを抜きにして純粋に作品として視聴してみたいと思います。はっさくー。はっさくー。

Durarara Durarara1 「デュラララ!」…電撃文庫から刊行されている成田良悟のライトノベル「デュラララ!!」のアニメ化作品で、アニメ制作はブレインズベースです。原作の挿絵を担当しているのがヤスダスズヒトだったためどうしても過去の地雷アニメ「夜桜四重奏」の先入観があり不安に思われていたこの作品、実際は制作会社も違い今回は「バッカーノ!」スタッフが制作しているため全くの別モノのようでした。

オープニングからして他のアニメとはちょっと変わった演出が入りつつ、主要キャラに男が多いので萌えアニメとはひと味違った雰囲気を感じました。

Durarara2 Durarara3 作中のオーロラビジョンや町中のポップには過去にブレインズベースが制作したアニメが出演していましたが、中でも「狼と香辛料」のわっちポップの存在感は極めて高かったです。

 主人公の親友の声が宮野真守だったので少々懐かしく感じたりもしましたが、作品の中身としては池袋を舞台に都市伝説が出てきたので少々ファンタジー要素が入っているようでした。そして他にも族のような集団がいたりして抗争をしているみたいなので、1話だけではちょっと面白いかどうかは判断できませんでしたが面白そうな予感は感じました。要所要所で入るチャットシーンも作品と密接に関わっているみたいだし、この作品ももしかしたら化けるかもしれません。主人公含めメインキャラに男性が多めなのも好印象でした。

 ネットでの評判ではオサレアニメとか言われていますがそれほど強烈なオサレ臭は感じなかったので個人的には今のところ期待している作品です。


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