2012年秋アニメ最強のダークホースとして話題を独占しながらも、スケジュールの遅延により3月まで放映が休止している「ガールズ&パンツァー」、自分は1話を見た時点ではなんか面白く無さそうと思っていましたが、2話以降右肩上がりで面白くなっていきました。
中でも評価が高いと言われているのは4話の大洗市街地戦ですが、自分はそちらと同じくらい9話のプラウダ高校戦で心が震えました。
町並みをリアルに再現しているアニメなら他にもいくつかありますが、この作品では実在の戦車のモデルから音声に至るまで忠実に再現しているのも素晴らしく、さらに戦略まで練られているため見ていて飽きません。一見イロモノですが滅茶苦茶な設定も大まじめにやれば全く気にならなくなるところも好印象です。
キャラクターも見ているうちに覚えてきたし、良い意味で田舎くさいところも魅力的に見えてきました。大洗の商工会からご当地ヒーローまで参加して地元も積極的に協力しているのが感じられるところも素晴らしいです。スケジュールの都合で作画が怪しいまま強引に放映するよりも、休止して完全版で放映することを決めたのも英断だと思います。
恐ろしい監督。この勢いで栃木にも
進出してほしいところです。