2015年夏アニメ「がっこうぐらし!」第1話の感想文

2015-07-19 10:26:08 | 2015年夏アニメ関連

今回はローカルアニメの「がっこうぐらし!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「がっこうぐらし!」…まんがタイムきららフォワードで連載されている、千葉サドルの漫画「がっこうぐらし!」のアニメ化作品で、アニメ制作はラルケです。

まんがタイム系列の作品なのもあり、予想どおり女の子しか登場しない学校を舞台に住み込みで生活している模様でした。正直見ていてどうでも良いレベルで淡々と話が進んでいきます。

中盤から犬の太郎丸を学校内で探す話になっていましたが、面白くもなんともなく印象にも全く残らず正直見ていて苦痛なレベルでした。この抑揚の無さはある意味日常ものと言えなくもないですがあまりにも平坦な話すぎました。

封鎖された廊下や、一瞬ヒビが入った窓ガラスが映ったりと気になる箇所がありましたが、終盤にそれらが一気に明かされた際の衝撃は相当…と言いたいところですが、伏線の張り方が安直すぎます。「魔法少女まどかマギカ」のような急展開を表現したかったのかもしれませんが、1話でいきなりネタバラシをしてしまったところや、可愛い見た目に反してのギャップ狙いが見え見えだったこと。ほのぼのに見えて裏があるのは「結城友奈は勇者である」の件もあり今更感もありました。しかし序盤の抑揚の無さと授業中いきなり犬を探しに行く不自然さ、いきなり「みんな好きだよ」と言い出すあたりが終盤の展開のための伏線だったという見方もできるかもしれません。

作画は良好です。動きも無いせいかキャラクターは可愛く安定していました。BGMは全く印象に残りませんでしたが主題歌はちょっと良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては…え?なにこれ?でした。終盤いきなり世界が一変しますが、それまでは退屈と不自然な展開ばかりだったため話の内容の無さを無理矢理予想外のギャップで埋めようとしているようにしか見えません。まどかマギカのような伏線もほとんど無かったです。

1話の個人的評価としては、予想外の展開ではありましたが二番三番煎じにしか見えませんでした。しかし主人公の精神が壊れているところなど続きが気になる箇所はあったので視聴継続のBランクです。