2015年夏アニメ「城下町のダンデライオン」第1話の感想文

2015-07-18 21:51:10 | 2015年夏アニメ関連

今回はTBSアニメの新作「城下町のダンデライオン」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「城下町のダンデライオン」…まんがタイムきららミラクで連載されている、春日歩の4コマ漫画「城下町のダンデライオン」のアニメ化作品で、アニメ制作はプロダクションアイムズです。

まんがタイム系列の作品なので、いつもどおりの日常ものといった感じでしたが少々違うと感じるのは主人公の家が大家族かつ王族といったところでしょうか。可愛い女の子達だけがキャッキャウフフする日常ものが特に多いまんがタイム作品において男性キャラもそれなりにいるのは珍しかったです。

日常ものでありながらファンタジー路線が強いのも特徴で、王族なのに一般の住宅街に普通に棲んでいるところや特殊能力が存在しているという点で個性を出しているようでした。しかしその特殊能力があまりにも中二病全開でドン引きするレベルだったため設定としては相当破綻しています。

主人公の茜は作中で何度もパンチラをしているようですが全く映さないのは地上波だから仕方ないかもしれません。そしてそれ以外全く印象に残らず、キャラクターの個性も薄く超能力もどこかで見たような能力ばかりなので全体的には薄味なアニメでした。キャラクターデザインが可愛かったのは良かったですがそれだけではこの先つらそうでした。

作画は良好です。1話なだけに良くまとまっていましたが、9人兄弟みなほぼ同じ顔に見えるのはいただけなく髪型と体格で区別するしかありませんでした。BGMは予想以上に良く、序盤で家族揃って朝食を食べているシーンのBGMが特に良かったです。主題歌はイマイチ印象に残りませんでした。

総評

1話の全体的な感想としては、キャラクターデザインはそこそこ良かったですが印象にはほとんど残らずつまらなかったです。日常ものに超能力の中二設定をプラスして個性を出そうとしていましたが無理矢理感が強かったのもマイナスポイントでした。

1話の個人的評価としては、まんがタイム系の日常ものなのでこれから大化けする可能性はほぼ皆無なところと、1話でこの程度ならこの先あまり期待できそうにないところもあり視聴打ち切り予定のCランクです。