2015年夏アニメ「アクエリオンロゴス」第1話の感想文

2015-07-04 05:36:32 | 2015年夏アニメ関連

いよいよ怒濤の勢いで夏アニメが始まってました。今回も可能な限り様々なアニメを視聴していきます。今回は人気シリーズの新作「アクエリオンロゴス」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「アクエリオンロゴス」…「創聖のアクエリオン」10周年記念として制作されたアクエリオンシリーズ第3作品目で、アニメ制作は歴代と同じサテライトです。

アクエリオンシリーズはこれで3作目で、続編が作られるたびにキャラが萌え系にシフトしていきているのは時代の流れかもしれませんが、今回はさらに萌えに偏ってきました。正直キャラだけ見るとアクエリオンに見えません。むしろTBSアニメの「アウトブレイク・カンパニー」を思い出すキャラデザでした。

そして今回も天使との戦いや前世がとかそういう流れなのかと思いきや、意外や意外、そういうのとは全く関係なさそうな雰囲気でほとんど別物です。漢字に焦点を当てている点も珍しく、合体設定が無ければほとんど新作アニメのようでした。1話は「巻」という漢字が暴走していましたが、漢字一つでここまで物語が広げられるという点にも注目で、この設定はなかなか面白かったです。

あとこの作品を見て真っ先に印象に残るのは主人公でしょう。まるで海賊王にでもなるかのように迷い無く救世主になろうとしている主人公ですが、あっさり捕まったり敵と合体してしまったりと行動が破天荒すぎて全く読めないキャラなのが非常に良かったです。某ガンダムの救世主とは真逆のスタンスで、正直おっぱいヒロインや敵側のキャラより遥かに魅力的でした。

作画は良好です。パチマネーかどうかは分かりませんが終始安定していました。キャラデザが萌えに偏っていますが2期のような中途半端ではないところは好印象です。BGMはあまり印象に残らないのが残念で、主題歌も歴代のakinoではなくMay'nだったりするためアクエリオンぽくありませんでした。

総評

1話の全体的な感想としては、あまり期待してませんでしたが意外と面白かったです。戦闘シーンは物足りませんでしたが主人公が今時珍しい中二病で頭おかしい突き抜けたタイプだったのが非常に良く、主人公がこの作品の魅力の半分以上を持って行ってしまいました。

1話の個人的評価としては、バトルにはあまり期待できなさそうですが歴代アクエリオンとはほぼ別物のような流れで先が読めないのと、主人公に魅力もあったので永久保存版のAランクです。

そして1話の直前に流れた特番、1期と2期のキャラがそれぞれ戦う番外編でしたが、2期唯一の良心だったジンが再び登場したところや挿入歌のタイミングは非常に良かったです。