2012年春特撮もの「特命戦隊ゴーバスターズ」第1話の感想文

2012-06-17 01:24:46 | 2012年春アニメ関連

今回はこちらのアニメ…ではなく特撮ものです。今回は「特命戦隊ゴーバスターズ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
<object id="cosymantecbfw" type="{0C55C096-0F1D-4F28-AAA2-85EF591126E7}" cotype="cs" style="font:/normal &quot;MS PGothic&quot;; width: 0px; height: 0px; color: rgb(0, 0, 0); text-transform: none; text-indent: 0px; letter-spacing: normal; word-spacing: 0px; display: block; white-space: normal; orphans: 2; widows: 2; -webkit-text-size-adjust: auto; -webkit-text-stroke-width: 0px;"></object>GobastersGobasters1Gobasters2Gobasters3「特命戦隊ゴーバスターズ」…東映制作の36作目にあたる戦隊シリーズの新作です。前作の「海賊戦隊ゴーカイジャー」がオールスター状態の作品だったため今回の新作は否応にもボリューム不足が指摘されそうで不安要素が強かったようです。

Gobasters4Gobasters5Gobasters6Gobasters7戦隊ものの1話のお約束とも言える、悪の組織が地球を侵略する描写が早速ありましたが、相変わらずCGを使った演出は見事です。巨大戦艦や怪物によってビルが爆発するシーンのリアルさの進歩は時代を感じずにはいられません。それにしても1話ではあまりにも派手に戦っていたので被害が気になるくらいです。小さい街なら壊滅するくらいの被害が出ているように見えました。

CGを使った演出に関しては文句は無かったですが、肝心の面白さとなると…うーん…と首をかしげてしまうところも多かったです。

Gobasters8Gobasters9Gobasters10Gobasters11その一番の理由として、なんといってもキャラクターが薄い。前作の「海賊戦隊ゴーカイジャー」においては戦隊の人物から悪の宇宙帝国に至るまで個性的なキャラクターが揃っていましたが、今回ではとりあえず出てきて戦ったようにしか見えません。主人公も姉の制止を振り切って出撃するとか単純すぎるし…極めつけは司令官で、ほとんど空気キャラと化していました。

悪の組織の幹部と思わしき人物も、正体は明かしてないようですが見た目は地味で、「混乱をプロデュースする!」とかなんか言っちゃっててちょっと痛いのもイマイチでした。

Gobasters12Gobasters13Gobasters14Gobasters15そんな中今までの戦隊ものには無かった演出もあり、悪の組織が敵を転送開始してから終了されるまでの間がカウントダウンされ作中に表示されたり、戦隊もののお約束だった

「怪人がやられ巨大化して戦隊ロボ出撃」

のような王道を外し、戦隊が別々になって怪人と巨大化した敵を同時に倒すという今までにない展開はちょっと新鮮でした。王道をあえて外し新しい試みを目指すその姿勢は良かったふうに感じます。

50話近くやる戦隊ものだし、おそらく2話以降から隊員及びメンバー達の設定を掘り進めていくと思いますが、少なくとも1話では期待させるようなワクワク感はありませんでした。2話以降に期待したいところです。

Gobasters16Gobasters17Gobasters18Gobasters19CGに関してはほぼ文句無しです。街が壊滅するシーンとかがほとんど違和感が無いくらいの自然さなのは素晴らしい。逃げる人たちと瓦礫、粉塵、振動など演出も秀逸でした。主題歌のほうは本編と同じくイマイチ印象に残らないのが残念ですが、真に残念なのはエンディングです。なにあのダンス。プリキュアにすり寄ってきたか!

総評

Gobasters201話の全体的な感想としては、つまらなくは無かったしCG使いまくりの演出は良かったけど登場キャラの印象が弱すぎました。1話を見て誰も名前が分からなかったし、用語も印象に残らなく、ただピンチなので戦って倒しただけでした。悪の組織の目的は分かったけど幹部は地味だったし、もう少し印象に残るものが欲しかったです。

1話の個人的評価としては、戦隊ものは面白い作品も多いし金はかかってそうなので今のところは様子見もかねて視聴継続のBランクです。

前作のゴーカイジャーがお祭り状態の作品だっただけに、今回の新作は見劣りしてしまうのも大きいかもしれません。


2012年春アニメ「さんかれあ」第1話の感想文

2012-06-17 00:21:01 | 2012年春アニメ関連

今回はTBSアニメ枠の新作「さんかれあ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

<object id="cosymantecbfw" type="{0C55C096-0F1D-4F28-AAA2-85EF591126E7}" cotype="cs" style="font:/normal &quot;MS PGothic&quot;; width: 0px; height: 0px; color: rgb(0, 0, 0); text-transform: none; text-indent: 0px; letter-spacing: normal; word-spacing: 0px; display: block; white-space: normal; orphans: 2; widows: 2; -webkit-text-size-adjust: auto; -webkit-text-stroke-width: 0px;"></object>

SankareaSankarea1Sankarea2Sankarea3「さんかれあ」…別冊少年マガジンで連載されている、はっとりみつるの漫画「さんかれあ」のアニメ化作品で、アニメ制作はスタジオディーンです。

Sankarea4Sankarea5Sankarea6Sankarea7去年あたりは何かとゾンビブームでしたが、その影響か主人公の降谷千紘はゾンビが大好きというゾンビマニアでした。ゾンビを題材としたアニメが今期もう一つやっていますが、あちらと違いゾンビが好きというのは珍しい設定のように思えます。ゾンビが嫌いな自分には全く理解できません。

そんな主人公ですが巨乳の幼なじみがいるとはけしからん!普段冴えない分、なんともラノベのような主人公でした。

Sankarea8Sankarea9Sankarea10Sankarea11しかし視聴していて思いましたが、昔のはっとりみつるの絵に比べずいぶん等身が上がったように感じました。偶然ながらデビュー当時からはっとりみつるを知っていますが、「イヌっネコっジャンプ!」や「ケンコー全裸系水泳部 ウミショー」の頃にあった、ほとんどフリーハンドの荒い線ながら生き生きと描かれていたキャラクターは非常に魅力的でしたが、今回の「さんかれあ」にはその長所が全く感じられませんでした。

それどころか話は暗く、主人公の母親はすでに亡くなっているし、1話でネコが死んでしまうし、学園ものに近いせいか動きも無く淡々と話が進んでいきました。なんとも盛り上がりには欠ける作品です。

Sankarea12Sankarea13Sankarea14Sankarea15そんな中、女性キャラはなかなか良かったです。妹の萌路や、巨乳幼なじみの蘭子に、黒髪ロングのお嬢様礼弥など適度なエロとパンチラ寸前の見せ方はお約束ながら素晴らしかったです。

1話ラストで衝撃のヒロインゾンビ化という予想外の予告を見せつつ終わったので、話の面白さとしては未知数なところはありますが自分はゾンビものが嫌いなので視聴はきついかもしれません。

作画はイマイチでした。前述のとおりはっとりみつるの長所が感じられなかったし、そのくせ線や色調は単調だったし、スタジオディーン制作なのもあり低予算アニメのようにも見えてしまいます。主題歌及びBGMも印象に残りませんでした。

総評

Sankarea161話の全体的な感想としては、期待はずれで面白くありませんでした。今のはっとりみつるの作風ってこんな感じなんでしょうか。「ケンコー系全裸水泳部ウミショー」の頃のような線こそ荒いですが生き生きとした動きをしていた頃と比べまるで別物のようでした。表情に動きも無く、暗いイメージの話だったのでガッカリです。

1話の個人的評価としては、期待はずれの出来だったしもう少しは様子を見ますが1話の段階では視聴打ち切り予定のCランクです。

ついでに、1話のCMからいきなりネタバレしてるんじゃないよ!とも思いました。