2011年夏アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」第1話の感想文

2011-07-11 11:23:17 | 2011年夏アニメ関連

今回はとちぎテレビでも放映が開始されたローカル局アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Utapri Utapri1 「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」…ブロッコリー制作の女性向けPSPゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1Picturesです。

毎期必ず1つか2つある女性向けアニメ、しかし女性向けといって侮ると大抵痛い目を見るので注目してみたいところです。

いきなりライブから始まりそのままオープニングにつながるのはなかなか良い演出でした。序盤から主人公の七海春歌が受験を受けるシーンから始まりそこで早くも出会いが…まさにゲーム原作らしい王道な入り方でした。あと珍しいと感じたのが七海春歌の声が沢城みゆきで、おとなしめなキャラだったため沢城みゆきがこのようなキャラの声をやるのは新鮮でした。

Utapri2 Utapri3 そして1話で最もインパクトがあった出来事の一つが、学校長シャイニング早乙女の登場シーンでした。CD2000万枚を越える大物だそうですが声が若本規夫だしすっかりネタキャラに走っている印象を受けます。しかしちゃんと空を飛ぶシーンでワイヤーが描かれているのは良かったです。

続いてインパクトがあったのが担任の現役アイドル月宮林檎で、女性キャラきたと思ったらまさかの声は中村悠一で衝撃でした。

Utapri4 Utapri5 ヒロインが作曲家志望になった理由なども説明が入り、そして今度は学生寮の庭でHAYATOと運命の出会い…と思いきや別人?とちょっと謎を含ませる終わらせ方をしたので気になるところでした。

女性向けアニメで、わざわざ模様が入る演出や空から音が降ってくる演出の濃さは「ミラクル☆トレイン~大江戸線へようこそ~」を思いだしますが、あれほどギャグには偏っていなくてややシリアス展開だったのでこれからどう展開していくのかは気になるところです。音楽が関わっているぶん「金色のコルダ」に近いかもしれません。

作画はかなり良くて安定していました。ただ原作でもそうですがヒロインの目が死んでいるような印象を受けるのでここは少々なんとかしてほしかったかもしれません。主題歌は見事なまでにキャラソンでした。

総評

Utapri6 1話の全体的な感想としては、とりあえず1話はキャラ紹介がメインといった感じで無難な出来でした。ただ「ミラクルトレイン」ほどぶっ飛んではいなくて、「金色のコルダ」ほど男性キャラに個性があまりなかったのでこれからに期待したいところです。

1話の個人的評価としては、2話からに期待という意味も含め視聴継続のBランクです。

乙女ゲーのアニメ作品は面白い割合が高いので期待はしています。