2011年冬アニメ第1話の感想文その12

2011-01-28 13:23:33 | 2011年冬アニメ関連

 再びローカル局アニメの視聴を継続していきます。今回はGA以来久々に地元のとちぎテレビでも放映が始まった「ドラゴンクライシス!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Dragon Dragon1 「ドラゴンクライシス!」…集英社スーパーダッシュ文庫から刊行されている城崎火也のライトノベル「ドラゴンクライシス!」のアニメ化作品で、アニメ制作はスタジオディーンです。毎度おなじみのライトノベル原作アニメ作品…しかも地雷率が非常に高い集英社スーパーダッシュ文庫ということで果たして今回はどうなるかと思いながら第1話を視聴してみました。

冒頭からいきなり「りゅうじー」と呼ぶ釘宮理恵の声…まんま「とらドラ!」じゃないか!という第一印象でしたが、釘宮理恵が主役を演じる深夜アニメは久々な気がします。片思いの女の子がいたり主人公が気弱なところとか典型的なラノベ作品な印象を受けました。

Dragon2 Dragon3 ファングやロストプレシャスなどの専門用語も次々と飛び出すし、杖を振ったら蝶が召喚されてみんな気絶するなど意味不明な展開の数々は原作未読者には結構キツイものがありましたが、中盤にトランクから現れた謎の少女が登場してからは面白くなってきました。レッドドラゴンの少女らしいですが、非常に純真無垢で最初は言葉もほとんど喋れませんでしたが少しずつ覚えていく様は結構良かったです。釘宮理恵の声も合ってました。

作画はディーンらしく普通といったところです。どうでもいいところにCGを使っているところも相変わらずでした。オープニングは堀江由衣の曲でしたがイメージと随分違う歌を歌っていたのは少々意外。そしてエンディングは大人の事情かスターチャイルド所属のアイドルグループが歌っていましたが非常に合って無くてひどかったです。

総評

Dragon4 1話の全体的な感想としては、とにかく釘宮理恵が全て持って行った感じがするくらいの作品でした。逆に言えば釘宮理恵以外はよくあるラノベ作品といったかんじで見所が無かった気もします。

1話の個人的評価としては、釘宮理恵が演じるローズは結構良かったしもうしばらくは視聴するつもりですが、このままの調子が続くならそのうち視聴打ち切り予定のCランクです。

一昔前はとにかくツンデレといえば釘宮理恵といった風潮でしたが今は竹達彩菜が主流で釘宮理恵はあまり深夜アニメに出演してない気がしますが、やはり釘宮理恵の破壊力は抜群でした。たまに絶妙なアニメを放映するとちぎテレビが珍しく新作アニメを放映したという意味でもとりあえずは化けることを期待したいところです。