2011年冬アニメ第1話の感想文その5

2011-01-12 03:44:50 | 2011年冬アニメ関連

 黙々と視聴していきます。今回は2011年冬アニメで話題を集めた作品の一つで、覇権を握るとも言われていた「魔法少女まどか☆マギカ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Madokamagika1 Madokamagika2 「魔法少女まどか☆マギカ」…アニメ制作会社シャフトのオリジナルアニメ作品で、アニメ制作はシャフトです。監督は新房昭之、キャラクター原案は「ひだまりスケッチ」シリーズの原作者蒼樹うめ、そして脚本は小説版BLACK LAGOONやPhantomシリーズを手がけた虚淵玄と、今までに無い異色のキャストでなおかつ完全オリジナル作品ということで前人気と話題性は非常に高く2011年冬アニメの本命の1つと言われていました。

虚淵玄は暴力的描写やバッドエンドに定評があるシナリオライターで、それに蒼樹うめの丸いキャラクターを合わせたら一体どのようなバイオレンスアニメになるのかと思いながらリアルタイムで正座して第1話を視聴していました。

Madokamagika3 Madokamagika4 …あ、シャフト作品ぽい。実況でもみんな言っていましたが初見の第一印象はこれでした。相変わらずシャフト作品はこの横のばし演出を良く使います。そして謎の世界で謎の少女が謎の何かと戦い、魔法少女ものには欠かせない淫獣…もとい謎の動物も揃っていました。

そしてオープニングはエロい!蒼樹うめキャラクターでこういう描写は斬新です。シャフト作品なのにオープニングがちゃんとできていて好印象で、主題歌も良かったし序盤のつかみはほぼ完璧ではないでしょうか。盛り上げ方もうまく、オリジナル作品ゆえに思わず期待せずにはいられません。

序盤の日常描写もシャフト独特の演出が良い方向に向いていて良かったです。梶浦由記作曲のBGMも良い感じでした。

Madokamagika5_2 Madokamagika9 そしてほのぼのと思わせといて不意にのぞかせる緊張する展開も見逃せません。暁美ほむらが登場してからは一気にに作品の空気が変わり始め意味深な発言をしていたし、一瞬淫獣も登場して気になる展開になってきました。

Madokamagika6_2 Madokamagika8 後半になるとシャフトらしい作り方だった謎の空間まで登場してきて、ますます訳が分からなくなってきましたが視聴していて思わず気になる展開だったし新たな魔法少女まで登場してきたので面白そうな予感は感じました。少なくとも訳が分からなくてどうでもよくなってしまう展開では無かったので1話のつかみは上々だったと思います。

主題歌及びBGMも作品に合っていたし良かったです。そしてシャフト制作といえばよく言われるのが作画…今回は登校のときの描写が若干怪しかったぐらいでそれ以外は良くできていたと思います。あとはこの品質を維持してくれることに期待。

総評

Madokamagika7 1話の全体的な感想としては、さすが2011年の覇権を握るアニメと言われているだけあって面白かったです。完全オリジナルゆえに先の展開が全く読めないところも良いかもしれません。キャラクターも魔法少女ものの王道を押さえつつ今までに無い作品になっていたのでこれからも期待しています。

1話の個人的評価としては、作画も良く主題歌及びBGMも合っていたし思わず先が気になる展開で面白かったので永久保存版のAランクです。これに虚淵玄の脚本次第で十分上に行けそうな気はします。まだ鬱展開にはなっていなかったし、ここからガチ殴り合いや流血シーンが登場するのかと思うと胸が熱くならざるを得ません。