高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

パッチワークの箸袋

2008年01月17日 14時48分35秒 | 作品紹介

116_0021 正月明けで段々とエンジンがかかって来た。ネットの方でも、お箸の注文が好調である。是非とも、お奨めしたいのが、「マイ箸にマイ箸袋」。

昨年、この箸袋を試作することになったのだが、最初は既製品を買ってきて、名入れ箸の横において、箸を買って頂くための援助ツールとして置いてみようか?と考えたのだが、工房のメンバーから「やはり、工房手作りの箸袋を!」と熱い熱い要望がでた。簡単に2枚の布を三角形に縫い合わせて作るつもりであったが、竹のバッグに使っている大島紬のあまり布を使ってパッチワークする事になり試作してもらった。

116_0121 こういった事になると妙に張り切るのが、昨年から入社した「k」さん。何時も、「エヘヘヘヘ、」と笑っている。「ニコッ」では無い、「エヘへへ、」である。彼女は凝り性らしくパッチワークの組み合わせを考えたり、絞りのワンポイントを持ってきたり、また、「工房オンセのタグが116_0141入っていた方が良い」などと、いろいろアイデアを出してくる。「えー、そこまで考えて無かった!」というのが正直なところであるが、良いものが出来ることは万々歳である。

まずは、今年最初の名古屋松坂屋での「大九州展」でお披露目、お値段は2100円である。これが50枚ほど皿に並べられた所を見るとホントに可愛らしい。

ネットでも、数量を限定して、5種類くらいづつ載せてみようか?と思っている。

竹工房オンセ

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