高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

少しずつ、反応が?

2007年11月03日 05時15分39秒 | 海外事業展開グループ

いよいよ、後10日ほどでイタリアに出発である。今回のミラノの展示会では、実に様々な経験をさせてもらっている。今まで、やったフランス、ドイツの作品展より、規模的に大掛かりになり、事前の広報なども広く行っている。

ミラノの日本人学校から、出前の「竹細工教室」の申し込みがあったり、昨日はミラノの高校生が郊外実習で25人、申し込みがあった。その他、個人的にも数件、申し込み、問い合わせが来ている。100人分の材料は送り込んでいるが、もう少し追加で持っていかなくてはならないようだ。嬉しい悲鳴である。ミラノ総領事館の後援も取れ、ジェトロを通じて、地元の商業施設などへの広報もしてもらっている。日本からはOBSの取材スタッフも同行して年末の特別番組で放送されるという。昨日はNHKからも取材の申し込みがあった。

2年前、この「海外事業展開グループ」をスタートさせた時は、海の物とも、山の物とも?何処にたどり着くのか皆目見当がつかなかった。しかし、何回も何回も会合を重ね、現地の事前調査もして、やっとここまで漕ぎ着けて来た。ただの思い付きだった事が、少しずつ形になってきて、その積み重ねがだんだんと自信になってきたのだ。面白いものである。昔、私の師匠から「想念が思想となり、思想が携帯となってくる!」という言葉を頂いた。一人では決してここまでの規模ですることはできなかっただろう。グループで作り上げて行く楽しさもあり、共通体験を通じて気持ちが通っていく悦びもある。さあ、ミラノに向けて楽しんでくるぞー。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする