ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

やっさん

2019-07-19 14:09:52 | つぶやき
昨夜は夕方の大雨ので東海道線が止まり、ちょうどそれに巻き込まれてしまった。

岐阜から尾張一宮間で名鉄とJR、共に止まってしまい、帰宅が10時近くになってしまった。台風の時期なら過去に何度かあるが、この時期は初めてだ。帰宅して10時過ぎに夕食を済ませ何気なくネットを見始めたのがいけなかった。

偶然、観ていたYouTube画面の右隅に出ていた。横山やすしと西川きよしの昔の漫才を見始めたら止まらなくなり、どんどん深みにはまり気が付いたら深夜1時過ぎ。若いころから晩年までの動画を探して次々と3時間も見てしまった。

やすきよの漫才なんて、子供の頃に見た記憶があるが、それでもまともに見た記憶すらなかった。今の芸人の漫才と比べると、当然だが、どこか古臭いというか古典的な感じがするが、それでも充分、楽しめた。同時にやっさんの暴言の数々、出馬に始まり、晩年の落ちぶれた姿も含めて、もうこういう人間味溢れる芸人さんは出てこないだろうなと思った。

相方の西川きよしは豪邸に住み、その暮らしぶりはセレブのようぶりにも見える。一方で趣味の船舶や飛行機に散財し、さらに酒に溺れたやっさんの暮らしは庶民的で、同じ収入ながらもここまで大きくなったその格差に驚いた。こういう人が身内だと大変だ。

亡くなる前の最後の映像は、どこか小さな町の盆踊り大会での映像だったが、やせ細り支離滅裂でもう、見る影もなかった。あらためてびっくりしたのが、亡くなったのが51歳だったことだ。今の私と一つしか違わない。てっきり60代だと思っていた。

ちょうど、今日、闇営業のお笑い芸人の吉本解雇がニュースになっていた。

事情は違えど、やっさんも吉本解雇の先輩だ。

華やかな世界から一転して、急に一般社会に戻されるのは、相当なストレスだろうと想像できる。身から出た錆かもしれないけれど、ちょっと気の毒だなと思えてならない。


コメント    この記事についてブログを書く
« 27年ぶり | トップ | 無理かも… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿