ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

画期的

2021-10-10 19:42:53 | 時事(国内)
バラ撒き合戦の政策論。

という財務省の役人の発言があった。日本の借金が先進国の中でも最悪で…というように言われるようになってから、かれこれ随分経った。けれどこれについては、経済学者と呼ばれる方々でも、人によって言うことが全然違う。財務省は税金を集めるのが仕事なので、支出を嫌うのはわかる。国民に借金が膨大だと思わせておけば、増税も正論として受け入れられるだろうし、何かとやりやすくなるのも想像できる。

けれど、本当のところはどうなんだろう?

現在、国の借金はおよそ1100兆円。けれど日銀が370兆円持っているので、この分は相殺でき、残るは730兆円。で日本の国の資産は、現在およそ650兆円だそう。これを相殺すると、およそ80兆円。これが現在の日本の純債務となるんだとか…。80兆円の債務となると、日本の財政は完全に健全だと言えるらしい…。これは内閣参謀参与の方が言っている財政のロジックである。

けれど財務省のHPでは、国の借金を一般家庭で考えると一家族で8400万円もあると記している。これは先進国の中でも最悪の数字であり、破綻に近づいていると、半ばプレッシャーをかけ続けている。

政治家は良く噓をつくが、官僚は政治家に言われて嘘を付く。

でも今回のように自らが発信するというのは、どうなんだろう?

やっぱり借金なんだろうか?

現金配っても、貯蓄に回す人が多ければ経済効果は少ない。お金を市場に出させるには、期日を定めた商品券とか何か工夫が必要なはず。効果がなければ、バラ撒きと同じだ。18歳未満への支援も、給食費を一定期間無料にとか、現金給付以外でも支援の方法はあるはず。

こういうところで画期的なアイディアを出せる役人はいないんだろうか?


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