ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

世継ぎ、いろいろ

2016-10-13 21:03:20 | つぶやき
タイのプミポン国王、亡くなる。

いつかそんな日が来るとは思っていたけれど、今年だったとは…。ここ数年、ずっと
静養中で、タイのテレビでも映るその姿は、随分、昔の映像ばかりで、肉声もなかっ
た。

その代り、皇太子である長男と次女のシリントン妃が公務を代行していた。けれど、テレ
ビ映像で映るのは、もっぱら次女のシリントン妃ばかりだった。けれどこの王女さん、まっ
たく垢抜けず、「もう少し見ぎれいにしなさい…」と言いたくなるほど自然体。まずは髪
を染め、ライザップで30キロダイエット、母親王妃の厚化粧の3分の1程度でもメイクして、
映像に映ることを薦めたい。ナチュラリストなら仕方ないけれど…。

で、時々、タイ航空の雑誌にパイロットの制服を着て出てくる皇太子長男は、タイの国民に
すこぶる評判が悪い。なので、テレビ映像は自粛しているとの噂もある。
悪評しか知らないけれど、この皇太子を見ると、いつも俳優の島田久作を思い出す。

ともかく、この皇太子が世継ぎなんて、タイ人の運も尽きたようなモノかもしれない。

タイは専制君主の国ではないけれど、国王の鶴の一声は絶大だった。温和なタイ人とは対
照的にタイの政治はいつも不安定だったが、国王がいたから、まとまれたという部分は大
きかったはず。今も、タイは軍事政権にある。

世継ぎの皇太子は、まったく頼りにならないだろから、日本の宮内庁のような枢密院が台
頭し、彼をコントロールしたりする可能性もある。その前に軍が益々力をつけ、枢密院と
対立し、王室廃止のクーデターなんてこともあるかもしれない。

隣国、ミャンマーが正常な国として機能しつつある反面、タイは逆行しているようにも
見える。

まぁ、何はともあれ、いい方向に向かいますように…。









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