ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

多様化

2023-10-10 22:52:15 | 時事(海外)
昔、東京五輪の開会の日に合わせてできた「体育の日」が今年は昨日だった。

名称も「スポーツの日」になり、一体いつが何の祝日なのか、今やさっぱり覚えられなくなってしまった。こういうのは、本来変えない方が良いのではないかと真剣に思う。と言うわけで、現在はスポーツも多様化の一途、昔は野球と相撲が圧倒的人気を誇っていたけれど、今やサッカー、ラグビー、バレーボール、テニスにバドミントン、ソフトに陸上に水泳、サーフィンと枚挙にいとまがない。一般人のスポーツ参加もランニングをはじめ派生する大会は全国くまなく存在する。

そして今や旅のスタイルや目的がスポーツ観戦や参加ということも多くなってきた。特に海外でのマラソンやトレイルランニング、観戦ではサッカーをはじめ、あらゆるスポーツに及ぶ。旅はスポーツをする、観る、応援するを取り入れ「旅ラン」なる言葉もできている。つくづく観光以外の目的での出国も多様化しているんだなと…。

先日、はじまったイスラエルの紛争で中東がキナ臭い感じになりつつあり、決して危険地帯をお勧めするわけではないけれど、これまでなかなか行けなかった国のひとつ「イラク」がコロナ禍の中、ひっそりと開国している。日本人なら空港で「アライバルビザ」が取得可能で75米ドルと結構高額だが、誰でも簡単に入国できるようになっている。気になるのは治安だが、フセイン亡き後の混乱状況からやや脱しつつあり、最近旅した人の感想ではバクダッドの街中や地方を歩いていて、別段、危険は感じなかったという。あくまでも感想は個人の主観であり、感じ方は様々なので何とも言えないが、これまで長きにわたり入国に際して招聘状が必要で、一般人の入国のハードルの高い国だったこともあり、行ってみたいと思う人もいるんじゃないかと思う。イランからイラク、そしてクウェートを経てサウジアラビアへ抜けるようなルートなんて、ちょっと前までなら考えられないことだった。実際このルートが行けるのかは、わからないけれど、昔、行けなかったサウジが開国するなど、この辺は近年になって行けるようになった国々も多い。

今は昔と違って就職もせずに、ふらふら外国をほっつき歩いているような若い人が少なくなったらしいけれど、今はスマホ一つあれば知りたい情報がいくらでも手に入り、難なく行けてしまう気楽さもあるので、なんかもったいないなと思う。昔のアナログ的な無駄の多い旅の醍醐味も悪くはないけれど、やっぱり便利さには叶わないスマホ旅。逆に持たずに旅をしたらどんな感じなんだろう?おそらく不自由で、途中で調達してしまうだろうか…。

いよいよ行楽の秋到来。

とは言っても、どこにも行けない。

仕事、仕事…。

ため息しか出ない…。



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