ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

「話す」ということ…

2008-10-16 16:52:47 | つぶやき
よく、「話し上手は聞き上手」と言われる。

確かに、コミニュケーションスキルの高い人は、総じて聞き上手
ではないかと感じる。人は一般的に年齢を重ねれば重ねるほど、
人の話しを聞かなくなり、自分の話ばかりする傾向にある。
年寄りなどが、その良い例である。

しかし、中には年齢の高い人でも、落ち着いて人の話しに耳を
傾けてくれる方もいる。そのような人は、ほど良く会話の中に
自分の意見をおり交ぜ、良いボールを返してくれる。

言葉のキャッチボールのプロである。

先日、そのような方と話をする機会があった。
歳はすでに80に手が届きそうなおばあさんだったが、
品のある顔たちで、言葉使いも丁寧、しかもレスポンスも早い。

聞くと、定年まで大きな会社の秘書室に勤務していたそうである。
すでに退職して20年近く経つのに、昔取った杵柄か、さすがに
大会社の秘書ともなると、人との接し方を心得ているものであると
妙に感心してしまった。

こういう方との会話は、実に気持ち良い気分にしてくれる。

まぁ、男性と女性では多少の違いはあるだろう。しかし、
自分が歳を取った時、果たしてこのような話し方ができるのかと、
自問自答してみるが、全く自信が無い。
おそらく、品のない話し方で、自分の話ばかりしているような
気もする。終いには、周囲から嫌われて、誰も話を聞いてくれない、
なんていう光景も脳裏に浮かんでくる。

「聞き上手」

常に頭の片隅に留めておきたいことである。



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