ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

144トランジット

2023-06-21 14:09:27 | つぶやき
中国から仕入れ商品到着。

想像していた生地とは違っていて、写真での判別の限界を今さらながらに思い知らされる。固い、柔らかい、張りがある、しなやか、そういうワードで質問しても、こちらの感覚と完全に共有できるはずなどなく、向こうにしても商売である以上、こちらが求めていそうな回答をしてくるのは当然といえば当然だ。それをわかったうえで、頼むわけだけれど、たまに大きく外してしまうこともある。今回がまさにそう。大きく落胆。

それにしてもいつになったら中国はノービザ解禁するんだろう。ビザさえあれば行けるわけだから、観光ビザを取って行こうかと思ったりもする。現在、中国ビザは大変混雑しており、何か月待ちだとか言われていて、すぐにというわけにはいかない。しかもビザ代は8500円もするし…。

ちょっと調べてみると北京や上海、広州などの大都市に限って、144トランジット規定というのがあって、これを使えばビザなし入国が可能というのがわかった。144というのは144時間のことで、指定都市に限るが6日以内の滞在ならトランジット扱いとなり、ビザなし入国が認められるというもの。つまるところ、例えば名古屋-広州-台北とか、名古屋ー広州ー香港という航空券を購入する。航空券は通しで買おうが1区間づつ片道で買おうが構わない。とにかく6日以内に出国する航空券を見せれば良い。往復という買い方ではダメで、一筆書きのようなルートを作るのが条件になる。あとはホテルの予約確認書が要るだけ。これならビザを取る必要はなくトランジット扱いで入国が可能になるというもの。ただしパスポートに張られるトランジットビザには北京とか上海、広州限定と書かれ、それ以外の都市には滞在できないことになっている。域外に出れば、ホテルに宿泊する際にばれることになる。これまではノービザ制度があったから、日本人はこんな扱いで入国する必要はなかったので、完全に日陰の存在だったが、今でこそちょっと重宝しそうだ。

チャックインの時に航空会社にこのことを説明し、到着したらイミグレーションで再びトランジットであることを伝え、出国チケットとホテルの予約確認書を見せれば良いと規定には書いてある。気になるのは出国先の国から日本への帰国便が同日になっている場合、厳密にいえばトランジットとは言えない。最終目的地は出発国以外でないといけないわけである。つまり日本ー広州ー台北ー日本と一筆書きにチケット用意して、広州に5日間滞在する。その後台北に出国し、そのまま同日乗り継ぎで日本へ戻るチケット場合、トランジットの要件は満たさないことになる。仮に台北ー日本は別切りの片道航空券であっても、「台北ー日本の航空券を見せろ!」と言われたら、入れてもらえないことも考えられる。この場合、台北で何日間か滞在する日程でチケット用意する必要がある。それか日付を変更できるチケットを買うかだ。しかしこうなるとコスパが悪く、あまり現実的ではなくなる。悩むところだ。

旅の友人夫婦がボルネオに旅立った。
商材探しを兼ねての旅でのようで、間違っても水上集落やオラウータンなどは見ない2人だ。なんとなくエアコンのない良い感じの地元の食堂で、ご飯を食べている姿が目に浮かぶ。クチンやコタキナバル、サンダカン、東マレーシアは発展する東南アジアから見ると、ちょっと置いてけぼり感があって良かった。最後に行ったのは8年くらい前だったけれど、ひと昔前の東南アジアが残っていた。今はどうなんだろう?

いつか東マレーシア側から陸路でインドネシア側(カリマンタン)へ渡るとか、サンダカンからフィリピンのミンダナオ行きの船に乗って出国してみたい…。

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