免許の更新に行って来た。
初めてのゴールド免許だ。別にうれしいわけでもないが、優良者講習ということで30分程度で終わったのがありがたい。ちなみにこのまま今後5年間無事故無違反の場合、つまりゴールド免許更新の場合、マイナンバーカードを持っている方に限り、自宅でズームか何かオンラインで免許更新ができるようになることが決まったらしい。表向きは違反者以外は自宅で免許更新ができる時代になったということになるが、その為にはマイナンバーカードを作らないとダメということでもある。しかもパソコンかスマホも必要になり、そういうことに疎いお年寄りなんかは、多分、出向いて更新することになる。まぁ、どっちにしろ行かなくても良い選択肢が出来るだけでもデジタル化の進歩といえるのかも。日本はこの点は亀の歩みのように遅いので、少しづつでもこういう制度を進めてほしい。
知人のひとりが、「正月明けにヨーロッパに行こうと思うんだけど、チケット代が高くてなんか安くいく方法ないの?」とやってきた。こんな時期でもおおよそ25万円以上するらしい。聞けば、いつも直行便で行ってたので、選択肢として経由便は嫌だという。つまり日系か欧州の航空会社で安いのがないかということらしい。なんでもそうだが、安くあげるには、多少なりとも手間暇がかかるもの。「それだと、多分ないです…」と伝えると半ば諦めモードになっていた。その後、日本はいつの間にか、貧乏になっちゃったね談議に…。
国民の豊かさを測る尺度はいろいろあり、一概に日本は貧しいといえないが、こと海外への旅という面では、日本人は貧しい国民になってしまった。世界を席巻するインフレと円安傾向のなかで、今、日本を出れば、否が応でもそれを実感することになる。物価の優等生だった東南アジアのタイでさえ、モノによっては日本より高いものが続々と出てきている。かつて好調な日本経済を背景に海外で味わうことができた贅沢を味わうことはもう難しくなってきている。そろそろ頭を切り替えて、今の現実を直視しないといけないのだが、多くの日本人は良い時代が残影として残っているので、これがなかなか難しい。
日本人が一部の金持ちを除き、どれだけ早く貧しい旅しかできない国民であることを自認していくか。それは日本人のプライドを失うことではないことにどれだけ早く気づくのか。それとも状況を受け入れられず、日本という国のなかで小さく生きていくのか。私たち日本人はその入り口で思考することになるのかなと思う。
おそらく多くの日本人が、来年あたり再び海外へ出かけていく人が増えるだろう。すると改めてコロナ禍以前との違いを実感し、こんな感じの事を頭の中で考えるのではないかと勝手に想像している。もちろん行った先にも寄るし、人それぞれ感じ方は違うし、わからないけれど…。
若いころの貧乏旅行、当時の日本には面白がる余裕がまだまだあったなと思う。
それが真に貧しくなっていくと、楽しむ余裕もなくなるのかな…?
どうなんだろう?
いろんなことが、まだ想像できかねている。
初めてのゴールド免許だ。別にうれしいわけでもないが、優良者講習ということで30分程度で終わったのがありがたい。ちなみにこのまま今後5年間無事故無違反の場合、つまりゴールド免許更新の場合、マイナンバーカードを持っている方に限り、自宅でズームか何かオンラインで免許更新ができるようになることが決まったらしい。表向きは違反者以外は自宅で免許更新ができる時代になったということになるが、その為にはマイナンバーカードを作らないとダメということでもある。しかもパソコンかスマホも必要になり、そういうことに疎いお年寄りなんかは、多分、出向いて更新することになる。まぁ、どっちにしろ行かなくても良い選択肢が出来るだけでもデジタル化の進歩といえるのかも。日本はこの点は亀の歩みのように遅いので、少しづつでもこういう制度を進めてほしい。
知人のひとりが、「正月明けにヨーロッパに行こうと思うんだけど、チケット代が高くてなんか安くいく方法ないの?」とやってきた。こんな時期でもおおよそ25万円以上するらしい。聞けば、いつも直行便で行ってたので、選択肢として経由便は嫌だという。つまり日系か欧州の航空会社で安いのがないかということらしい。なんでもそうだが、安くあげるには、多少なりとも手間暇がかかるもの。「それだと、多分ないです…」と伝えると半ば諦めモードになっていた。その後、日本はいつの間にか、貧乏になっちゃったね談議に…。
国民の豊かさを測る尺度はいろいろあり、一概に日本は貧しいといえないが、こと海外への旅という面では、日本人は貧しい国民になってしまった。世界を席巻するインフレと円安傾向のなかで、今、日本を出れば、否が応でもそれを実感することになる。物価の優等生だった東南アジアのタイでさえ、モノによっては日本より高いものが続々と出てきている。かつて好調な日本経済を背景に海外で味わうことができた贅沢を味わうことはもう難しくなってきている。そろそろ頭を切り替えて、今の現実を直視しないといけないのだが、多くの日本人は良い時代が残影として残っているので、これがなかなか難しい。
日本人が一部の金持ちを除き、どれだけ早く貧しい旅しかできない国民であることを自認していくか。それは日本人のプライドを失うことではないことにどれだけ早く気づくのか。それとも状況を受け入れられず、日本という国のなかで小さく生きていくのか。私たち日本人はその入り口で思考することになるのかなと思う。
おそらく多くの日本人が、来年あたり再び海外へ出かけていく人が増えるだろう。すると改めてコロナ禍以前との違いを実感し、こんな感じの事を頭の中で考えるのではないかと勝手に想像している。もちろん行った先にも寄るし、人それぞれ感じ方は違うし、わからないけれど…。
若いころの貧乏旅行、当時の日本には面白がる余裕がまだまだあったなと思う。
それが真に貧しくなっていくと、楽しむ余裕もなくなるのかな…?
どうなんだろう?
いろんなことが、まだ想像できかねている。