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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

864円

2019-07-04 21:36:44 | つぶやき
いつも行く大阪の仕事先への道沿いに話題の高級パンの店がある。できたのは、たしか数か月前だ。

最初は気にもしていなかったが、そのうち通るたびに「本日分は、すべて完売いたしました。」という看板が目に付くようになった。時間は朝の10時半くらい。この時間で完売って一体、どういうことなんだろうと不思議だったが、ある時、ネットにこの高級パン屋さんの記事が出ていて、それによると1日に焼けるパンは限られているので、予約だけで朝のうちに完売してしまう日が多いということだった。

大阪へ行くたびに、この店の前を通る。時間はいつも午前10時半くらい。昨日も同じように店の前を通った。あの完売の看板が出ていない。さほど興味さほどはないけれど、つい、店に入ってしまった。

あったのは、食パン2斤864円のみ。

紙袋には「銀座 に志かわ」の文字。

なんでも水にこだわっているらしい。しかも焼かずに食べるとおいしいとある。帰ってすぐに食べてみた。

たしかに美味しい。ほんのり甘いし、なんといってもパンの耳が中のふわふわ部分とさほど変わらない口当たりで食べられるのが凄い。歯の弱いお年寄りにはもってこいだろう。最近の言葉で言えば、これでサンドイッチを作ったらヤバイと思う。いくらでも食べれてしまいそうだ。

そして今日、名古屋の金山駅駅前を歩いていると、同じ店があるではないか。いや、よく見ると、同じではなかった。

「い志かわ」とある。

たしかに銀座の文字もない。けれど字体がとても似ている。良く見ても、いとしの違いだけで、これでは間違う人もいるだろう。

どっちが先なのかわからないけれど、商標登録などの問題はないのだろうか?まぁ、味は同じようなものなんだろう…

今話題の高級パン。たしかに美味しいが、価格差を考えれば、美味しくて当たり前だ。ただ、私は普通のスーパーのパンで十分だし、何ならドンキホーテーの1斤100円の食パンでも大丈夫だ。わざわざ行かないけれど…。おそらくだが億万長者になっても、この高級パンを毎日食べようとは思わない。というのは、つい食べすぎてしまいそうだからだ。

金持ちは、どんなに高級な御馳走が目の前にあっても、適量をわきまえて食べることができる。要はいつでも食べられるし、これまでも総じて高価な食材を食べてきてる経験から別段、がっつり食べておこうとは思わないものだ。

けれど貧乏人は、今度はいつか分からないので、ここぞとばかりに食べ過ぎてしまう傾向にある。そしてお腹を壊したり体調不良を起こしたりしてしまう。また、肥満の元にもなる。

やっぱり食べ慣れたものが一番いいし、普通のパンを工夫して美味しく食べることを追求した方がこと楽しいと思う。

まぁ、貧乏人の強がりである。



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