ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

無理かも…

2019-07-20 22:35:45 | つぶやき
お客さんで、様々なマーケティングに関わる仕事をしている方と話す機会があった。

思考の世界が違いすぎて、深く理解できなかったが、でも漠然とだが、何か思考を変えねばとは思った。

世の中、どんどん変わっていく。少し前まで新しいと言われていたモノや考え方、さらに価値が、すでに過去のモノになり、また新しいモノが生まれていく。そういうサイクルがどんどん加速していく世の中になるし、すでにそうなっているらしい。

だから、既存の思考に縛られてはいけない。なんとなくはわかる…。

一昔前、テレビの前の一個人の意見など、何の価値もなかった。それがネットの社会になり、みんなが意見を言い合う場所に価値が見いだされるようになった。たしかにそうだ。一理ある。

商売でいえば、すでにマーケット感覚のある人は、どんなに良い商品を作っても、供給者が多すぎると儲からないとわかっているから、何かを売りたければ、他の供給者が提供できない商品を作り、それを売る方向で考える。

なるほど、ただ、そんなもモノを作り出せる力が、普通の人にはないではないかと思った。

良い商品なんてモノは、すでに世の中に山ほどある。市場化が進む社会で売れるモノのは、良い商品ではなく、需要に比べて供給が少ない商品、ここを抑えるべきだと。

ただ供給が少ないということは、重要がないからというふうに捉えることができるのではないかと思ったのだが、そこは言えなかった。

オンリーワンや一点モノ、今やこのゾーンもすでに世の中に溢れてしまっていて、付加価値としての強みは過去のものになりつつある。ネットで探せば、程度の差こそあれ、類似する商品はいくらでも見つかるでしょ…と。だから需要があって、供給が少ないモノ…?

なんだか、堂々巡りだ。

社会や人やモノが動く根本的な仕組みを理解する能力がマーケット感覚で、こういう思考を踏まえた上で、商品構成を考えていかないと、これからの商売に未来はないらしい…。

私では、理解して、体現するのに100年はかかるかもしれない。


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