ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

反撃

2019-07-02 21:44:49 | 時事(海外)
ようやく日本が反撃に…?

ネトウヨの方々にとって、おそらく喜ばしいニュースだと思う。

日本が韓国対して、半導体製造などに必要な化学製品の輸出管理を強化すると発表した、という記事だ。「やっと腰を上げたか…」と、思った人も多いだろうと思う。

ただ、表向きは、別段、韓国企業への輸出をストップさせるなんて言うことは一言も書かれていない。要は韓国を普通の国として扱い、特別な優遇措置を当面、取り止めるということだけだ。

日本が規制しようとしているこれらの物資の韓国メーカーの在庫量は約1カ月分だと言われている。そこで日本が韓国企業からの申請許可を、最長の90日までだらだらと延ばしたら、韓国企業は干上がることになる。つまるところ、実質、禁輸措置に近い。

やっぱりこれは、徴用工訴訟などの問題で解決に向けた対応を見せない韓国への事実上の対抗措置だ、おそらく日本が初めて見せた反撃?かもしれない。

いや、本当にそうなんだろうか?
何かちょっと違うなと思う。

おそらくこれは、アベベの選挙対策ではないかという気がする。日本がやるのは、結局、ここまでで、実際は輸出を滞らせることはしないのではないかと思う。

根拠はない。けれど、自民にも韓国向きの会派もあるし、韓国が世界に向かってぎゃあぎゃあ騒ぐことを、日本は良しとしないのではないかと思うからだ。

現状の韓国に対して不満を持つ日本人は多い。やられてばっかりで、何一つやり返せない日本の対応にいら立ちを感じている人も結構、いるはずだ。そういう人から見ると、今の自民党の対応は、やや頼りにならないと感じている。そこでこういう対応を小出しにすることで「ようやく、やってくれるのか!」と期待を持たせ、「まぁ、仕方ない、この際、増税には目をつぶろう、その代わり、きっちり対抗処置をしてくれ…」ということで、自民に1票というのが、アベベの狙いのような気がするのだ。

既に、韓国ではでこのニュースに大騒ぎらしい。

でもそれは、自分たちがダメージを受けるからではない。いや、それも少しはあるだろうけれど、一番は、「あの日本が、日本人が、我々にいうことなんだ反撃しだした…」と、いう驚きなのではないかと思うのだ。

本当のところはわからない。

感情的になるのはよくないが、でも、ここはやっぱりやるべきだと思う。向こうの出方を考えて、いくつものオプションを用意してすぐ実行する。スピードが大事だ。

それもこれも国益のため。

その為なら、戦争以外のあらゆる手段で対抗していいと思う。

これが選挙対策ではないことを望んでいる。


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