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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

心残り…

2011-10-21 16:57:41 | 時事(海外)
丸2日間、ほとんど寝ていて今朝、いつも通りに起きてテレビを
付けると…

「カダフィー、殺害される」

今朝の朝日も一面で「カダフィー、殺害される」だった。

思ったより随分早い気がしたが、やはり独裁者の末路はこうなの
だ。仮に捕まって裁判となっても結果は銃殺刑で同じだったに違
いない。それにしても、イラクのサダムフセインと同じように、
最後に見つかった場所が穴の中とは、不思議な因縁である。

カダフィーは確か、イラクの二の舞を踏まないように、欧米諸国
に対し、核と大量破壊兵器の開発を放棄したはずなのに、結果は
同じだった。というか捕まって正式な裁判にかけられる前に殺害
されるとは、全く学習していないではないかカダフィー!。

伝わるところによると、最後は「皆に殴られ、引きずり回され…
」と言ったような独裁者としては当然の結末だったようだが、ど
うせなら、所持していた黄金の銃で「自決」したほう未だ、潔か
ったのに…。

それでも、他国に亡命しなかっただけマシか…?

かつて青年将校で革命を成功させたばかりの27歳の若かりしカダフ
ィーは、結構、良い顔つきをしている。この当時は、おそらく純粋
にこの国を良くしようと思っていたはずだ。

あれから42年。もう随分前からだが、何か顔につき物でも付いたよ
うな悪人顔になってしまった。富と権力は人を根っこからダメにし
てしまうようである。

もし、生きて捕まえられていたら、北の将軍様宛に「ひと言」伝言を
頂きたかった。それだけが心残りである。


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