5分で1万円を失った。
ネットでタイへの航空券を予約し、最後にカードで決済し完了した直後、
いつもやっていることで、何かを忘れていることに気がついた。
タイの祝日を調べることである。
滞在中に祝祭日があるのは、できる限り避けたい。官公庁のみ休みなど
という祝日ならまだいいが、民間企業や店などが休みだと大変困る。
予約したのは、12日に出発して20日に戻る日程だった。調べてみると
その中の13日、16日と17日が祝日だったのだ。16日は本来、祝日で
はなかったのだが、急遽、政府が15日(日)と17日(火)の間も休み
にしようと決めたらしく、ここに3連休ができてしまっていた。
滞在中、日曜日を含めて4日も休みがあるのはさすがに不自由だし、こ
れでは仕事にならない。
仕方ない、日程変更をしなければならないが、安い航空券は一旦、予約し
てしまうと日程の変更やキャンセルが効かない。特に、最近はネットで決
済してしまうと、eチケットなので、その時点で発券されたとみなされる
のである。
決済の後、3分後には航空会社に連絡したのだが、しっかり1万円のキャ
ンセル料がかかってしまった。
まだ航空券が紙だった時代なら、このような短時間でのキャンセルなら、
おそらく発券扱いにはならなかったはずである。もっとも、確実に発券後
なら、このような額では済まなかったと思われるが…。
まぁ、そんなこんなで、一万円を失ったわけである。
まったく、つくづくアホだったと思いながら、昔、旅行会社で働いていた
頃にやらかした失敗を思い出した。
電話でシカゴ行きの航空券の予約を受けたときのことである。
客の名前は山田次郎だった。アルファベットではMR YAMADA JIROである。
これを私はアポロという、ユナイデッド航空のコンピューターにダイレクト
に予約をしていった。
そこで打ち込んでいった名前は、MR YAMADA TARO である。
なぜか、わからない。しかし、山田太郎に変わっていたのだ。
「山田太郎…」
これって野球漫画、ドカベンの主人公の名前ではないか、と、気づいたとき
には後の祭りであった。
おそらく私にとって、山田○郎という名前は、すべて山田太郎、と条件反射で
なってしまっていたのである。これはもう、体質の問題か、もしくは、作者で
ある水島新司の謀略としかいいようがない。
しかも、気づいたのも遅かった、というか遅すぎた。それは、航空券を
発券した後、お客さんが空港で航空券を受け取った時だったのである。
当然、乗れない。詳しくは忘れてしまったが、確か次長が空港へ駆けつけ、ノー
マル航空券を発券して対応した、と記憶している。無事、乗れたのは幸いだった
が、会社的には大損害であった。
そのあと、上司からこっぴどく、叱られた。
なぜ、パスポートコピーを貰わなかったのか?なぜ、何度も確認しなかった
のかと…。
しかし、パスポートコピーは貰っていたし、自分の中では確認に次ぐ確認も
していた。しかし、山田太郎は山田太郎であり、何度確認しても、私の頭の
中では山田太郎しかありえなかったのだ。
思い込みというのは、げに、恐ろしいものである。
まぁ、何でもネットで簡単に買えるのは、大変便利だが、決済前の再確認は
怠りなくしたい、と自分に言い聞かせた次第である。

ネットでタイへの航空券を予約し、最後にカードで決済し完了した直後、
いつもやっていることで、何かを忘れていることに気がついた。
タイの祝日を調べることである。
滞在中に祝祭日があるのは、できる限り避けたい。官公庁のみ休みなど
という祝日ならまだいいが、民間企業や店などが休みだと大変困る。
予約したのは、12日に出発して20日に戻る日程だった。調べてみると
その中の13日、16日と17日が祝日だったのだ。16日は本来、祝日で
はなかったのだが、急遽、政府が15日(日)と17日(火)の間も休み
にしようと決めたらしく、ここに3連休ができてしまっていた。
滞在中、日曜日を含めて4日も休みがあるのはさすがに不自由だし、こ
れでは仕事にならない。
仕方ない、日程変更をしなければならないが、安い航空券は一旦、予約し
てしまうと日程の変更やキャンセルが効かない。特に、最近はネットで決
済してしまうと、eチケットなので、その時点で発券されたとみなされる
のである。
決済の後、3分後には航空会社に連絡したのだが、しっかり1万円のキャ
ンセル料がかかってしまった。
まだ航空券が紙だった時代なら、このような短時間でのキャンセルなら、
おそらく発券扱いにはならなかったはずである。もっとも、確実に発券後
なら、このような額では済まなかったと思われるが…。
まぁ、そんなこんなで、一万円を失ったわけである。
まったく、つくづくアホだったと思いながら、昔、旅行会社で働いていた
頃にやらかした失敗を思い出した。
電話でシカゴ行きの航空券の予約を受けたときのことである。
客の名前は山田次郎だった。アルファベットではMR YAMADA JIROである。
これを私はアポロという、ユナイデッド航空のコンピューターにダイレクト
に予約をしていった。
そこで打ち込んでいった名前は、MR YAMADA TARO である。
なぜか、わからない。しかし、山田太郎に変わっていたのだ。
「山田太郎…」
これって野球漫画、ドカベンの主人公の名前ではないか、と、気づいたとき
には後の祭りであった。
おそらく私にとって、山田○郎という名前は、すべて山田太郎、と条件反射で
なってしまっていたのである。これはもう、体質の問題か、もしくは、作者で
ある水島新司の謀略としかいいようがない。
しかも、気づいたのも遅かった、というか遅すぎた。それは、航空券を
発券した後、お客さんが空港で航空券を受け取った時だったのである。
当然、乗れない。詳しくは忘れてしまったが、確か次長が空港へ駆けつけ、ノー
マル航空券を発券して対応した、と記憶している。無事、乗れたのは幸いだった
が、会社的には大損害であった。
そのあと、上司からこっぴどく、叱られた。
なぜ、パスポートコピーを貰わなかったのか?なぜ、何度も確認しなかった
のかと…。
しかし、パスポートコピーは貰っていたし、自分の中では確認に次ぐ確認も
していた。しかし、山田太郎は山田太郎であり、何度確認しても、私の頭の
中では山田太郎しかありえなかったのだ。
思い込みというのは、げに、恐ろしいものである。
まぁ、何でもネットで簡単に買えるのは、大変便利だが、決済前の再確認は
怠りなくしたい、と自分に言い聞かせた次第である。
