小惑星探査機「はやぶさ」が帰ってくる。
星の数ほどある小惑星の中のひとつに2年かかってたどり着き、
試料を採取して再び地球に帰還する。
そのミッションだけでも気が遠くなる話だがエンジンが壊れ、
姿勢制御装置が壊れ、通信が途絶え4年で帰るところを7年か
かけて満身創痍での帰還である。
何だか、「宇宙戦艦ヤマト」のようだ。
そのような境遇からか、彼を擬人化した「はやぶさ君の冒険
日誌」が人気になり、「動画」ができ「プラモ」ができ、
あげくには「はやぶさ迎え酒」なるものまででき、何だか
日本中大騒ぎである。
しかし、継続して飛ばす予定であったはやぶさ2号は飛んで
いない。本来なら3年前に終了していたミッションだが、今だに
構想段階となっているそうだ。
国がお金を出してくれないからだろうか?
ましてや今週からは「どうして2位じゃ駄目なんですか?」
の方が行革大臣である。
確かに「はやぶさの旅」には感動はするが、我々には成果が
わかりにくいのは確かだ。イオンエンジンを実用化した、とか
地球スイングバイの成功など難しいこといわれても、さっぱり
わからない。
「10年以内に人類を月に…」とケネディが吼えた時代と違う、と
いうのはわかる。生きているうちに、月旅行くらいは実現しそう
だが、私が行くことはないだろう。
つくづく技術の未来が見えにくい世の中になったものである。
宇宙開発は、10年以上のスパンで考えなければならないと言われる。
せっかくやってきたことを、途切れさせてはもったいないではないか。
ともかく、はやぶさの帰還は、今日の夜である。
はやぶさ自身は燃え尽きるが、抱いて帰ったカプセルは砂漠に
落ちてくる。
中身が楽しみだ。

星の数ほどある小惑星の中のひとつに2年かかってたどり着き、
試料を採取して再び地球に帰還する。
そのミッションだけでも気が遠くなる話だがエンジンが壊れ、
姿勢制御装置が壊れ、通信が途絶え4年で帰るところを7年か
かけて満身創痍での帰還である。
何だか、「宇宙戦艦ヤマト」のようだ。
そのような境遇からか、彼を擬人化した「はやぶさ君の冒険
日誌」が人気になり、「動画」ができ「プラモ」ができ、
あげくには「はやぶさ迎え酒」なるものまででき、何だか
日本中大騒ぎである。
しかし、継続して飛ばす予定であったはやぶさ2号は飛んで
いない。本来なら3年前に終了していたミッションだが、今だに
構想段階となっているそうだ。
国がお金を出してくれないからだろうか?
ましてや今週からは「どうして2位じゃ駄目なんですか?」
の方が行革大臣である。
確かに「はやぶさの旅」には感動はするが、我々には成果が
わかりにくいのは確かだ。イオンエンジンを実用化した、とか
地球スイングバイの成功など難しいこといわれても、さっぱり
わからない。
「10年以内に人類を月に…」とケネディが吼えた時代と違う、と
いうのはわかる。生きているうちに、月旅行くらいは実現しそう
だが、私が行くことはないだろう。
つくづく技術の未来が見えにくい世の中になったものである。
宇宙開発は、10年以上のスパンで考えなければならないと言われる。
せっかくやってきたことを、途切れさせてはもったいないではないか。
ともかく、はやぶさの帰還は、今日の夜である。
はやぶさ自身は燃え尽きるが、抱いて帰ったカプセルは砂漠に
落ちてくる。
中身が楽しみだ。
