昨日は、用事で知多半島へ行ってきた。
午後の1時過ぎに着いたので、遅めのお昼ということで、
目の前にあった一軒の食堂に入った。
その名も「日の出食堂」
お店の外見からして、30年ほど前にタイムスリップしているのだが、
中に入ると、そこは完全に昭和40年代くらいで時間が止まっている
感じである。それも今流行りの昭和をリメイクしたなどというものではなく、
正真正銘の昭和である。
板で出来たメニューや、テーブルも椅子も内装も完璧に、まだ小さい頃には
たくさんあった汚い町食堂のままである。油の汚れ具合も、テレビの位置も
何もかもほんとうに懐かしかった。
また、中にいたお客も実に渋かった。あごひげを伸ばした中年の男性と
疲れ果てた風貌のおばちゃんがそれぞれ離れたテーブルで、つまみを肴に
ひとりでビールを飲んでいた。
やる気のなさそうなおばちゃんにカツ丼を頼むと、出来上がるまでに
異様に時間がかかったのだが、なんだかその待ち時間が気持ちよくて
本当に不思議な時間を過ごさせていただいた。
食べ終わりお金を払うと、おばちゃんは、ざるの中から小銭を取り出して
渡してくれた。そんなところもほんとうに懐かしかった。
ただ…
頼んだカツ丼は、あまりにも不味くひどい味であった。
しかし、もしもこの店が近所にあったら、また行って
しまうような気がした。(つぶれない理由はこれか?)
そう考えると、やはり雰囲気は大事である。

午後の1時過ぎに着いたので、遅めのお昼ということで、
目の前にあった一軒の食堂に入った。
その名も「日の出食堂」
お店の外見からして、30年ほど前にタイムスリップしているのだが、
中に入ると、そこは完全に昭和40年代くらいで時間が止まっている
感じである。それも今流行りの昭和をリメイクしたなどというものではなく、
正真正銘の昭和である。
板で出来たメニューや、テーブルも椅子も内装も完璧に、まだ小さい頃には
たくさんあった汚い町食堂のままである。油の汚れ具合も、テレビの位置も
何もかもほんとうに懐かしかった。
また、中にいたお客も実に渋かった。あごひげを伸ばした中年の男性と
疲れ果てた風貌のおばちゃんがそれぞれ離れたテーブルで、つまみを肴に
ひとりでビールを飲んでいた。
やる気のなさそうなおばちゃんにカツ丼を頼むと、出来上がるまでに
異様に時間がかかったのだが、なんだかその待ち時間が気持ちよくて
本当に不思議な時間を過ごさせていただいた。
食べ終わりお金を払うと、おばちゃんは、ざるの中から小銭を取り出して
渡してくれた。そんなところもほんとうに懐かしかった。
ただ…
頼んだカツ丼は、あまりにも不味くひどい味であった。
しかし、もしもこの店が近所にあったら、また行って
しまうような気がした。(つぶれない理由はこれか?)
そう考えると、やはり雰囲気は大事である。
