原油価格の高騰で「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」
の金額が記載されておらず、旅行会社に対して旅行代金が
「分かりづらい」などの苦情が殺到しているそうである。
通常はツアー旅行などのパンフレットには航空運賃やホテル
宿泊料などを合わせた「旅行代金」だけが記載されている。
例えば、「ハワイ・ホノルル5日間滞在ツアー」の場合、料金は
「6万9000~11万6000円など」と表示。付加運賃については
「別途加算されます」とだけ説明されている。気づかずに、窓口で
申し込むと、往復で4万円もの追加料金を請求される。
燃料価格の上昇を自動的に料金に反映させる付加運賃は、
原油価格高騰で上昇の一途を辿っている。旅行代金の半分程度
の金額が加算されるだけに、窓口でトラブルになるケースも増え、
付加運賃を聞いて、申し込みをやめる人も多いそうである。
確かに考えてみれば、例えばタクシーに乗ってメータ運賃が
1,800円のときに、1,600円,を加算されて合計3,400円
を支払わされたら、私たちはどう思うだろう?
一瞬、「こんなの詐欺だ」と思う方もいるにちがいない。
そしてまた、航空会社によってこの付加運賃に差がある、
ということがさらに利用者をわかりにくくしている。
仮に航空券だけを購入する場合、運賃自体は安く提示されていても、
この付加運賃を含めた金額で合計すると運賃の高い航空会社の方が
安くなってしまう場合がある。
特に日本航空、全日空は総じてこの付加運賃額が高い傾向にある。
全日空のスーパーエコ割の運賃などは、かなり安い金額で
販売されているが、付加運賃を含めた金額で海外の航空会社と
比較すると、それほどの割安感はなくなる。
また、海外の航空会社でも、中にはなぜか日本路線だけが同じ距離の
他路線よりも高く金額設定されていることもある。日本人からは高く
取ってやろうというのが見え見えであり、なんとなく腹立たしいこともある。
しかし要は、どのような形で金額表示されようと、我々消費者も
知恵を働かせて、充分他の商品と比較した上で購入すれば良いのである。
その為には、ある程度の下調べの時間を惜しんではいけない。
賢い消費者になるには、ものの価値を知るとともに、探究心も養わねば
ならないのである。

の金額が記載されておらず、旅行会社に対して旅行代金が
「分かりづらい」などの苦情が殺到しているそうである。
通常はツアー旅行などのパンフレットには航空運賃やホテル
宿泊料などを合わせた「旅行代金」だけが記載されている。
例えば、「ハワイ・ホノルル5日間滞在ツアー」の場合、料金は
「6万9000~11万6000円など」と表示。付加運賃については
「別途加算されます」とだけ説明されている。気づかずに、窓口で
申し込むと、往復で4万円もの追加料金を請求される。
燃料価格の上昇を自動的に料金に反映させる付加運賃は、
原油価格高騰で上昇の一途を辿っている。旅行代金の半分程度
の金額が加算されるだけに、窓口でトラブルになるケースも増え、
付加運賃を聞いて、申し込みをやめる人も多いそうである。
確かに考えてみれば、例えばタクシーに乗ってメータ運賃が
1,800円のときに、1,600円,を加算されて合計3,400円
を支払わされたら、私たちはどう思うだろう?
一瞬、「こんなの詐欺だ」と思う方もいるにちがいない。
そしてまた、航空会社によってこの付加運賃に差がある、
ということがさらに利用者をわかりにくくしている。
仮に航空券だけを購入する場合、運賃自体は安く提示されていても、
この付加運賃を含めた金額で合計すると運賃の高い航空会社の方が
安くなってしまう場合がある。
特に日本航空、全日空は総じてこの付加運賃額が高い傾向にある。
全日空のスーパーエコ割の運賃などは、かなり安い金額で
販売されているが、付加運賃を含めた金額で海外の航空会社と
比較すると、それほどの割安感はなくなる。
また、海外の航空会社でも、中にはなぜか日本路線だけが同じ距離の
他路線よりも高く金額設定されていることもある。日本人からは高く
取ってやろうというのが見え見えであり、なんとなく腹立たしいこともある。
しかし要は、どのような形で金額表示されようと、我々消費者も
知恵を働かせて、充分他の商品と比較した上で購入すれば良いのである。
その為には、ある程度の下調べの時間を惜しんではいけない。
賢い消費者になるには、ものの価値を知るとともに、探究心も養わねば
ならないのである。
