昨日の朝日新聞のトップを飾ったのは大騒ぎする
女の子たちであった。エイジアンハーフの少女、
5~6人が手に手を取って1列に走る写真だ。
最高裁の石畳の上で、彼女たちは大喜びで笑っており、
よく見るとバックに写る警備員までが笑みを浮かべていた。
このトップ記事の内容は、フィリピーナ・ハーフの少女達が
日本人になれたというものである。彼女たちは父親が日本人で
ありながら、出生前の父の認知の欠如と未婚である事を理由に、
ずっと母方のフィリピン国籍扱いだった。
しかし、数年の裁判を経て彼女らは、憲法そのものを覆す判決を
勝ち取った。
すばらしいことである。
日本は島国だからか、はたまた単一民族(本来は違うが…)という認識
だからなのか、それとも歴史的に鎖国が長く続いたからなのか、外国人
に対して日本国籍取得のハードルをかなり高いところに設定しているような
気がしてならない。国際交流の活発化や、EU拡大による国境の撤廃など、
そんな世界の流れから見ても、日本は未だ超保守的な国として、諸外国に
写っているだろう。
今後、人口も減少していくのだし、老人大国から脱却する方法のひとつとして、
積極的に若い方の移民を受け付けたら良いのではないだろうか?
将来的に経済大国でなくなってしまったら、どこの国からも見向きもされなく
なってしまう。今ならまだ有能な外国人の方々も来てくれる可能性もあるような
気がするのだが…
一方、先日、半年もかけてアメリカの民主党大統領選挙予備選を戦い、
勝利したオバマ議員の記事がその隣に…。彼の記事は、その少女達の横
にポツンとあるだけであった。このところのオバマ旋風からすると、
何ともさびしい扱いである。
そんな彼は、ケニア人の父とアイリッシュの母とのハーフである。史上初の
白人以外の大統領候補である。もちろん当選すれば、アメリカの歴史上
はじめての有色人種の大統領だ。
そんな彼のスピーチで、しばし決めゼリフとして使われる言葉。
「融合」
今後の日本にも必要なキーワードであろう。
そんな日本にハーフの首相が現れるのは、一体いつの話だろう…。

女の子たちであった。エイジアンハーフの少女、
5~6人が手に手を取って1列に走る写真だ。
最高裁の石畳の上で、彼女たちは大喜びで笑っており、
よく見るとバックに写る警備員までが笑みを浮かべていた。
このトップ記事の内容は、フィリピーナ・ハーフの少女達が
日本人になれたというものである。彼女たちは父親が日本人で
ありながら、出生前の父の認知の欠如と未婚である事を理由に、
ずっと母方のフィリピン国籍扱いだった。
しかし、数年の裁判を経て彼女らは、憲法そのものを覆す判決を
勝ち取った。
すばらしいことである。
日本は島国だからか、はたまた単一民族(本来は違うが…)という認識
だからなのか、それとも歴史的に鎖国が長く続いたからなのか、外国人
に対して日本国籍取得のハードルをかなり高いところに設定しているような
気がしてならない。国際交流の活発化や、EU拡大による国境の撤廃など、
そんな世界の流れから見ても、日本は未だ超保守的な国として、諸外国に
写っているだろう。
今後、人口も減少していくのだし、老人大国から脱却する方法のひとつとして、
積極的に若い方の移民を受け付けたら良いのではないだろうか?
将来的に経済大国でなくなってしまったら、どこの国からも見向きもされなく
なってしまう。今ならまだ有能な外国人の方々も来てくれる可能性もあるような
気がするのだが…
一方、先日、半年もかけてアメリカの民主党大統領選挙予備選を戦い、
勝利したオバマ議員の記事がその隣に…。彼の記事は、その少女達の横
にポツンとあるだけであった。このところのオバマ旋風からすると、
何ともさびしい扱いである。
そんな彼は、ケニア人の父とアイリッシュの母とのハーフである。史上初の
白人以外の大統領候補である。もちろん当選すれば、アメリカの歴史上
はじめての有色人種の大統領だ。
そんな彼のスピーチで、しばし決めゼリフとして使われる言葉。
「融合」
今後の日本にも必要なキーワードであろう。
そんな日本にハーフの首相が現れるのは、一体いつの話だろう…。
