里山の昆虫類が激減しているとの報道ニュースがありました。
昨年11月。日本自然保護協会から、動物や鳥のほか、昆虫類も激減しているとの報道がありました。(上の小画像参照=静岡新聞より=本日のタイトル文字をクリックすると拡大します)
その中で、小生が中学生時代に昆虫採集(特に蝶に限定)をしていたことから、蝶の報道には興味がありましたので、思い起こしてみます。
報道の中では、特に、ミヤマカラスアゲハ、オオムラサキ、ギフチョウの減少が目立っているとのこと(この三つの蝶をカタログ図鑑でご紹介します。)。
上記のうち、ミヤマカラスアゲハは、北方や高地に生息するので、見かけたことはありませんが、オオムラサキとギフチョウは、わずかでしたが、自分の昆虫採集網で捕獲・標本展示をしたことがありました(50年以上前のことです)。
この二つの蝶は郵便切手にも描かれています。
オオムラサキ(75円普通切手)。 国蝶といわれています。
ギフチョウ。国際学会の記念切手の意匠で登場しました。
また、記事の中にある、イチモンジセセリやキタテハは、昨年も我が家で見られています。
イチモンジセセリ。
キタテハ。
里山の環境が変わったことによるのが主な原因だろうといわれています。
身近にみられる蝶。 いつまでも安心して住める環境も維持したいですね。