【 ミサイルで放送が中止落胆 】 松山市 男性( 79・無職 )
◇ラジオ体操は昭和3年「国民保険体操」としてスタートして今年で89年になる。私は毎朝、繫多寺境内で体力維持のためにラジオ体操をしている。顔なじみと互いの健康を確認するのも楽しみだ。夏休み期間は子どもたちも大勢参加し、出席簿を首にぶら下げ、にぎわいを見せていた。
◇ところが、8月29日に北朝鮮がミサイルを発射し北海道を通過中とのニュースが入り、ラジオ体操が放送中止となった。われわれも子供たちも落胆し家路についた。この放送を聞き「空襲警報発令! B29襲来」で防空頭巾をかぶり防空壕(ごう)に避難した戦争中を思い出した。
◇しかし、逃げる時間は多少あった時代と違い、午前5時58分に発射され、同6時12分には日本上空を通り抜け太平洋に落下している。落下に備え避難せよと言うが、そんな時間も施設もない。それにラジオ体操の放送がある午前6時30分にはミサイルはすでに落下している。ラジオ体操を中断させてまで「ミサイル発射! ミサイル発射!」と連呼するばかりの放送をする必要が重要なのだろうか。]
《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より
( 忘却への扉 ) 15日、午前6時57分ごろ北朝鮮はまたもミサイルを発射、北海道上空を通過し、襟裳岬の東約2200キロの太平洋上に落下した。
NHKはじめ各民間放送もあまりに繰り返し、ミサイル発射ばかり報道するので嫌になり、妻にビデオに入っているはずのいつも見る番組に変えてと言うと「北朝鮮がミサイルを発射したのよ!」と馬鹿にされた。
2000㌔以上離れた太平洋上に落下してずいぶん時間が経過している。戦時中でもあるまいし、わが家には地下壕もないし、防空頭巾もない、。
戦時体制への歩みづくりに利用し、国民の不安感をあおっているとしか思えない。北朝鮮への挑発をやめ他に日本としてできることがあるだろう。
核発電所が稼働する地域の住民には危険な日々を押し付けられている。軍国主義時代の日本と重なる北朝鮮の異常さには、米国やそれに追随する日本にも責任があるのでは。
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