忘却への扉

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平和な世界の実現には何が必要

2017-05-25 | 平和を

 【 戦争の悲惨さ学べる機会を 】 松山市 男性(53・大学教員)

 ◇4月23日付本紙は、同月初めに東京で開かれた「子どもしんぶんサミット」で、愛媛の小学5年生福原さんが「平和な世界の実現には何が必要か」を全国の仲間と考えたことを報道している。
 ◇私は10代の子どもを持つ親で、愛媛大学でおじいちゃん、おばあちゃんの戦争体験を学ぶ平和学を担当していることから、福原さんとその母、祖母と松山市の西堀端以西を見聞きし、松山空襲の様子を共に学ぶ機会を得た。手がかりは昨年8月の本欄「終戦記念日に思う」特集への祖母の投稿だ。小4だった祖母は妹2人と避難し、妹の服に付いた火を必死に消した。一緒に避難した少年は背中に焼夷(しょうい)弾子弾が刺さり死亡。イモ畑に隠れながら宮前川へ潜伏するなど、大変な不安と恐怖を体験した。福原さんは祖母、母から受け継いだ命の大切さと、死傷した少年や多くの人、愛媛の自然、景観、貴重な品々などを思いやったようだ。
 ◇子どもや学生は戦争と平和についての学習に関心を持っている。戦争体験者の協力を得て、戦争の悲惨さ、命の大切さを学ぶ機会を呼び掛けたい。]
                                    《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) けがれた欲望のために戦争大好きな一握りの大人たちにとって、平和な社会と戦争の反省から生まれた日本国憲法は一番の邪魔な存在。
 子どもたち、若者たち、これから日本の将来を背負っていく世代が、戦争の悲惨さや命の大切さに気付かせないように、日本の近代史を書き換えたり、戦争を美化する教育勅語を道徳に滑り込ませたりまでする。
 お国のために血を流せ、命令する立場のお偉い方々は戦国時代の武将の様に、自らが武器を振りかざしと先頭を駆ける気など全くない。親族を含め犠牲からは逃れる。血を流し死ぬのは格差社会の落ちこぼれたち?…。

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