忘却への扉

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大人が自らの行いを正す必要がある

2017-03-28 | 共に

 【 教育勅語 学校教材に不適当 】 伊予市 女性( 68・無職 )

 ◇17日付本欄に教育勅語に関する投稿が2本掲載されていた。教育勅語が教える徳目の中には人間として守らなければならない普遍的なものもあるが、勅語自体は天皇や国に忠誠を尽くす国民をつくるのが目的であり、民主教育の教材として学校で用いるのは不適当だと思う。
 ◇今の日本は戦前の教育勅語を教えられた人より、戦後の民主主義教育の中でその自由さを謳歌(おうか)してきた人が大多数である。戦後の自由な民主教育のどこが悪いのだろう。子どもに教育勅語を押し付けようとする意図が理解できない。
 ◇学校法人「森友学園」への国有地払い下げ問題では、学園が教育する幼稚園で教育勅語を暗唱させている教育を「素晴らしい」と共感していた政治家らが、今回の問題が発覚するや否や手のひらを返したように学園理事長を批判していた。これは人として信義に反しないか。子どもは大人を見て育つ。教育勅語より大人が自らの行いを正す必要があるように思う。]
                                    《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 教育勅語の一部を取り上げ、全体を美化することは危険な時代への逆行である。戦前・戦中の洗脳教育に教育勅語は重要な意味を持っていた。
 その教育勅語など国家神道のよみがえりを狙うのが、安倍首相の支援組織である、日本会議と神社本庁。その日本会議大阪支部の役員だった「森友学園」の籠池理事長。
 今回の国有地払い下げ問題が発覚するまでは、何度も現地で講演していた昭恵夫人から聞いたと、首相も籠池氏の「教育方針の素晴らしさ」を語っていた。
 日本会議や神社本庁系の議員が同類の籠池氏に共感するのは、同じ洗脳を受けた仲間で当然のこと。問題発覚で手の平を返したのは自分かわいさ、人としての信義など元来ありえないのでは。

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