忘却への扉

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自分で知れば

2010-08-14 | 平和を
 日本は絶対に再び戦争をしてはならない。日本を戦争のできる国にするのを認めてはならない。本物の平和を維持するには、憲法前文と憲法9条を持つ現在の日本国憲法を継続することに重要な意義があると改めて認識する。
 新聞のテレビ欄でその日NHKで【爆笑問題の戦争入門 日本人はどんなキモチで戦争と向き合ったのか?貴重映像と迫真の証言で追体験】 [▽戦場の地獄▽残された若妻▽矢口真里・品川祐・赤木春恵・神山繁激論]があるのを知った。
 私は戦争を知らないとかよくわからないと言う若者などに対して、神山氏らは『それは逃げているのか、自分で知らないふりをしているだけ。戦後の日本は朝鮮戦争から湾岸戦争、アフガン戦争イラク戦争等戦争に関わり続けて来た。』
 『戦争の現実を自分で知ろうとすれば、いくらでも知る立場に君たちはいる。知ろうと行動するべきだ』と体験者の発言は厳しい。日本人だけでもあの大東亜戦争犠牲者は最、終的に310万人に達しているのだ。
 戦後生まれの私は先日も友人に話したのだが、いまだに戦争を引きずっている。戦争は嫌、私の戦争で人を殺すのも殺されるも嫌だと中学時代にはっきり意識した。
 思えば大人は戦争は全員戦争体験者の社会で育っている。職業軍人と違い1銭5厘の赤紙で戦場に送られた元兵隊さんはおしゃべりだった。人間でなくなる世界を聞いた。
 国民を見捨てる権力者たちを知り、いつか事実が買えなくなる日がとの不安から戦争と平和に関した本を集め始める。話すと笑われもしたが、間違っていなかったと思える現在と将来が恐い。いま子供や孫たちに平和を残せるのか不安になる日本がある。

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