忘却への扉

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政治的公平をと政権を批判に圧力

2016-02-27 | 平和を

 【 放送法振りかざす政治 危惧 】 東温市 女性( 75・主婦 )

 ◇放送法をめぐる高市早苗総務相の発言に危惧の念を抱いている。「政治的に公平でない放送を繰り返す放送局に電波停止を命じる可能性もあり得る」というのだ。
 ◇何を基準に「政治的公平」というのか。要は政権を批判するなということだろうか。電波停止などと言われると放送局は委縮してしまうだろう。政権寄りの報道になるのではないか。戦前は言論の自由が徹底的に奪われ政権批判を禁じられた。その結果、悲惨な戦争に突き進んでしまった。批判する自由を縛っている気がする。一昨年の衆院選の際、自民党はテレビ各局にわざわざ「公正」にという文書を出し、昨年は自民党議員が「マスコミを懲らしめるには広告収入がなくなることが一番だ」などと発言している。
 ◇今後の放送は当り障りのないものに終始するのだろうか。たまにはピリッと辛口の内容のものも聞きたいが、放送法を振りかざされると無理なような気がする。]
                         《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 友人が「最近家のテレビでNHKニュースをやっていると報道の目に余る振る舞いに腹が立ち、すぐ消すんよ。母ちゃん起こるけど、わしは知らん顔しとる 」。彼とほかの友人も言っていたが、「海外国々の日本向け短波放送の方が、日本のニュースも早く伝わり正しい情報を得る」とも、私も短波ラジオを買おうかと思っている。
 メディアへの政治的圧力介入の影響による萎縮
はかなり広がっており、各局のテレビ番組を見ても代り映えせず質の低下がはなはだしい。
 政権批判を封じる「政治的公正」など議会制民主主義には許されない行為だ。今後メディアの報道姿勢が国民の知る権利を奪う「当たり障りのないものに終始する」ような安倍政権に協力させないためにも、私たちが各自、真実を理解できる情報と政治に関わる政党や議員を選択し行動することが、悪政を葬るには大切である。