忘却への扉

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上面だけのきれいごとでは

2016-02-08 | 共に
 【 現状厳しい1億総活躍社会 】 大洲市 女性( 60・児童クラブ指導員 )

 ◇安倍晋三政権の目玉政策の実現に向け1億総括国民会議が設置された。「強い経済」 「子育て支援」 「安心につながる社会保障」の「新三本の矢」の実現を目的とする「1億総活躍社会」に向けて、方策を話し合うものだ。
 ◇子どもや高齢者を含めた国民の誰もが家庭、職場、地域で活躍する場があり、将来の夢や希望に向けて取り組む社会を実現するための世策を検討するという。この文言は希望に満ちて未来があるように思えるが、厳しい現状を見据えなければ始まらない。恩恵を受けるのはごく一部で、大方は生活困難者ではないか。正規雇用でないものは産休などの取得が厳しく、シルバー世代は就業が困難だ。
 ◇女性や高齢者の労働参加が希望に沿わない現状を打破し、上面だけのきれいごと、絵に描いた餅でないことを検証していかなければ不安は解消されない。対策が地方自治体単位で展開され個人に利益がもたらされるのは、はるか遠くに思える。]
 《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 旧三本の矢が折れたから新三本の矢? それとも計6本の矢と計算すればいいのか。どちらにしろ参院選を有利に勝つための言葉遊びに過ぎないことは確か。
 財界の企業献金という名の賄賂目当ての「強い経済」、厳しい雇用情勢の下で結婚さえできない社会若者が多い現状の中で「子育て支援」対象になるのは夢。安倍政権になり一般市民から搾り取る政策ばかりが増え続け生活は厳しくなるばかり本来最優先で進められるべき[安心につながる社会保障]の実施は計画にもなかったよう。
 参院選を勝利する目的のため、現在は先送りで曖昧に誤魔化している法の数々。選挙が終われば国民生活と自由に狙いを定めた6本以上の多数の矢が一斉に射られ襲い掛かることを危惧する。