忘却への扉

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こっそりしょぶん

2014-02-27 | 平和を
 《 検証 秘密保護法 》 【 密約・スパイ発言削除 】 《 諮問会議議事要旨 情報開示 消極的 》 2014/2/23 地方紙記事より
 [政府が、特定秘密保護法に関する有識者会議「情報保全諮問会議」の議事録から、日米密約やスパイ事件に関する発言を削除していたことが22日分かった。情報公開請求に応じて開示された議事録で判明した。
 安倍晋三首相は国会審議で議論の内容公にする答弁したが、実際の運用に当たり情報開示に消極的な姿勢が浮き彫りになった。
 首相官邸で1月17日に開いた初会合の1週間後に政府が公開した議事要旨はA4判5枚で、14枚ある議事録を大幅に圧縮。発言者名も伏せられた。
 議事録で明らかになったのは、首相の日米密約に関する発言と、座長を務める渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長・主筆が過去のスパイ事件に触れた部分だ。
 密約に関し首相は「自分は(2005年に)官房長官、(06年に)に首相になるが、その文書は一回も見せられたことはない。説明もされてない。ずっと何年もそのままだったことはおかしい」と指摘した。
 渡辺氏は1979年に発覚したソ連国家保安委員会(KGB)ノレフチェンコ少佐によるスパイ事件に関与したとされる記者に言及し「当時の後藤田正晴官房長官は私に記者を解雇するように言ってきた。政府の言う通りに処分したとは思われないよう、時期を置いてから記者を移動させた」と明らかにした。]

こくぞくふうひょう

2014-02-27 | 共に
 《 焦点 秘密保護法 》 【 「悪夢再来 許さない」 スパイ冤罪の北大生追悼集会 】 《 東京 140人法廃止訴え 》 2014/2/23 地方紙記事より
[太平洋戦争中、軍の飛行場の場所など周知の事実を米国人に伝えたことで、軍機保護法違反で懲役刑を科された北海道大学生の宮沢弘幸さんが死去してから67年を迎えた22日、宮沢さんが眠る東京・新宿の常円寺で追悼の集いが開かれた。約140人が「悪夢再来の特定秘密保護法を許さない」と法廃止を訴えた。
 集会は「北大生・宮沢弘幸『スパイ冤罪(えんざい)事件』の真相を広める会」が主催。宮川さんは1941年12月8日に摘発を受け、網走刑務所に収監された。45年10月に釈放されたが、衰弱しており47年2月22日に27歳で病死した。
 宮沢さんの妹秋間美江子さん(87)=米国在住=も参加し「何の罪もない兄が亡くなり、悲しかった」と話した。家族も厳しい視線にさらされ、転居を繰り返したという。「私に青春はなく、どこにいても黒い影が付いているようで怖かった」と振り返り「再びそんな時代が来てはいけない。私のような人間をつくらないために頑張って」と呼び掛けた。
 同会代表の山野井孝有さん(82)は「秘密保護法だけでなく、安倍政権は武器輸出三原則の緩和、教育問題などありとあらゆることに向けてすごい勢いで動いている」と危機感をあらわにした。
 集いでは「秘密保護法は、当事者が家族ともども『国賊風評』にさらされる残虐性を帯びている。法施行を廃止させるために立ち上がる」とするアピールが採択された。]