忘却への扉

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なんとかやってる

2013-06-03 | 日々
 海岸線を走る電車の踏切を渡り山道をくねくね登って、昨年と同じ棚田を見に行く。田んぼで仕事中の姿が数人、ほとんどに稲苗が植わっている。その内の1人が上がってきた所で話ができた。
 その人も4年前に戻って農業をしていると言う。道路を境に上の山根に家屋が集まり、下の地形が少し良い場所が田んぼになっている。
 過疎化が進み学校も廃校、「棚田はきれいに見えるけど、誰か1人が止めれば維持できなくなる。」 「80歳前後の人が仕事をする状態、私も明日が分からない」
 安倍政権は公明・維新とみんなに民主など野合連携を組み、TPPを推進し農業は大規模経営化することで将来はバラ色と宣伝する。だがこの棚田など傾斜地農業は前もって政府の職業からは削除されているようだ。
 政党は交付金をあてに税金で太り大企業の儲け優先に協力し価値を得る。荒れ果てる野山は治山治水のゼネコンへの事業投資に役立つ。棚田風景がテーマパークに現れる日がいつか来るのかも… 。