忘却への扉

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黙っていないか

2006-04-17 | 平和を
 標的を新たにしたとの情報を聞いた。正しくない行動は、隠そうとしてもどこかで洩れてしまう。いま大事なのは敵を作ることでは無いはずなのに、またかと思う。
 反発したり強い相手は避けて、黙っていたり弱そうな相手に狙いを変えたのか。世の中には周りの人たちと仲良くしたら損だと考えるくない人がいるようだが、どうも理解できない。
 標的の相手を下げてまで勝ったと見せかけても、現実の実態を他にさらすだけだろう。周囲を敵に回したら、たとえ全てに勝ったとしても味方はどこにもいなくなる。
 物語に登場するはだかの王様は、ただ一人の子供だけにでも、本当の ことを言ってもらえて自分の間違いに気付いた。
 現実のはだかの王様は、 自分以外の考えと異なる意見は全て無視する。「はだかですよ」と言う民衆たちの声さえ聞えないふり。
 そんな王様にも民衆たちは「はだかです。風邪ひきますよ」黙ってはいない。王様の健康も気遣ってのことだが、他人を信用できない王様は裸のまま。