アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

学校巡回相談の喜劇(2)

2008年01月17日 20時38分19秒 | Weblog
 相談員が来ると、教頭が誰かに行ってもらわなければ、と、右往左往する。誰かが相談しないといけないという発想。相談がなければ、それはそれで結構なことではないのか。それを誰かが相談したいという事実をこしらえ、それなりの対応をしていますという外部向けのアドバルーンをあげるためか。それがいかに滑稽なことなのかがわからないバカ。
 秘密は守ります、と、いうけれど、それも信用できない。教師が教頭、校長と「出世」する過程を考えれば、いかに上には「イエスマン」に徹し、人には言えないようなこともしているか。退職した校長なら学校現場のあれこれに精通しているから、ということで相談員に使っているのなら、大間違い。何故なら彼らは指導するからだ。それは相談ではない。そして、相談する場合、学校の管理職の無神経や無能、横暴が原因になっていることも少なくないから、正面切って相談したらそこに触れて、その情報は必ず報告されるという確信みたいなものがある。だから誰も相談しない。
 相談の素人じゃなく、使うのならプロにすればいいのだが、そこまで本気じゃない。何故なら、相談体制をつくっているという形だけがあればいいと考えているからだ。機能しないものに金を使う。無駄。