


いよいよ美沢町N邸の建て方工事が始まりました。
伝統木組みのため、通常の在来木造とは一味違った建て方となっています。

まず、現場を清めます。
塩、米、酒、水を四隅に撒きます。
(結界の意味がある?)

和室廻りの差鴨居(さしがもい)からはじめます。

「鳥居」のような組み方が基本です。

通し柱に土台を差し込みます

通し柱を突き出した差鴨居(下)と桁(上)に同時に差込みます

1階部分の半分程組終わりました。
中心の大黒柱は6寸(18㎝)でその両脇に差鴨居が掛かってきます。
この家の要となる部分です。

休憩時間・・材料はまだまだあります・・・

土台は浮いた状態です。
上の木を組み終わってから、一気に落とし込みます。

1日目終了・・明日は全体を固めて、
通し柱を落とし、基礎に土台を固定します。
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