何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

読むだけでお金に愛される22の言葉

2012-09-29 12:50:03 | Book Reviews
読むだけでお金に愛される22の言葉 本田健・著、フォレスト出版、2012年6月15日

p.11 誰かから、「奪ってやろう」「取ってやろう」とする人のところには、お金は長く留まりません。一時的にやってくることはあっても、そのうち離れてしまいます。

p.33 もしあなたがビジネスをやっていて、手元にお金をたくさん残そうと思ったら、より経費を節減して、より売上げを上げようとするでしょう。
 そのことは、取引相手にとっては、不利になります。彼らの立場から見れば、より不幸な条件を突きつけられた状態になるわけです。そうなると、相手は、今後あなたと、ビジネスで付き合いたいとは思わなくなるでしょう。
 だから、最初に、お金のことを忘れて、「自分が何を提供できるのか」に集中して、それに一生懸命になることです。

p.52-3 普通の人がお金持ちになっていくには、最低でも5年、10年の時間がかかります。それは、自分の才能を見極めること、才能に磨きをかけていくこと、社会に出ていくプロセスに時間がかかるからです。

p.58 お金から卒業するのに、莫大な資産や収入が必要なわけではありません。人生を生きる基準を、「お金中心」から「自分中心」に戻すだけでいいのです。

p.60 お金について学び、お金を上手に使い、楽しく稼ぐ――。この一連の作業ができるようになって初めて、お金からの卒業が見えてきます。

p.63 考え方×情熱×行動
 人生はつまるところ、その人の「考え方」、それに対してどれだけ「情熱」があるのか。そして、それを「行動」に移すかの掛け算で決まってくると思います。たとえば、考え方がありきたりでも、情熱と行動で乗り切る人もいれば、情熱と行動が弱くても、いいアイディアで勝負する人もいます。考え方がすばらしく、情熱的で、行動力もある人は、必ず成功できます。

p.73 世の中には、「貧困意識で生きている人」と「豊かさ意識で生きている人」の2通りがいる。「貧困意識で生きている人」は絶えずお金の不安を感じて、相手をコントロールしたり、批判したりする。一方、「豊かさ意識で生きている人」は、分かち合ったり、与えようとするので、まわりからも信頼される。結果的に、成功しやすいというのです。「豊かさ意識」のスイッチをオンにしていると、磁石のように、人や情報、モノ、お金が引き寄せられる――。

p.75 人は、より楽しい人、幸せな人、ワクワクする人にひきつけられるという特徴があります。静かにワクワクして、自分の持っているものを分かち合いたい、より人のために尽くしたいと思っている人は、なぜか魅力的なオーラを発するようになります。そうすると、人や情報やモノが引き寄せられるようになって、自然といろいろなことがうまくいくようになるのです。

p.92 「人がそんなことできるわけがないと言うことをやれば、競争相手がいない」
 普通の人が考えないことを行動に移していると、しばらくしてから時代が追いついてくることがあります。

p.93 お金儲けには、主に2つのコツがあります。一つは、「人が嫌がることをやる」。それは、汚いことだったり、普通の人が選ばないことをやるという方法です。そして、もう一つが、「人が考えもつかないことをやる」。簡単に分類すると、この2つしかありません。

p.102-3 「お金はね、“上手に”使うことができたら、すごく人を幸せにできるんだよ。お金ほど人を幸せにできる道具はないんだよ」
 こういう話をすると、「自分の身を削ってまで、人に与えるほうがいいの?」と勘違いして聞く人がいますが、まず先に自分に与えることです。
 最初に自分の生活を成り立たせましょう。借金を抱えている人は、プラスマイナスゼロにする。ゼロの人は、とりあえず自分がある程度、目先のお金のことに心配しないくていいぐらいのお金をつくってほしいと思います。

p.104 今の時点で経済的自立ができていなくても、あたかも自分の口座に「1億円以上入っている」と思うことから始まります。「自分にはお金が十分あるので、誰かを助けてあげたいな」という気持ちで仕事に臨むと、全然違った結果が出るから不思議です。
 自分は近い将来、経済的自立を果たすから、お金に対してリラックスしていよう、そんな気分で毎日を過ごしてみてください。

p.110 信用と同じぐらい大事なのは「勇気」、個人レベルでは「やる気」だと思います。勇気というのは、損得を超えて、「本当にやりたいからやる」という意気込みです。「得だからやる」のではなく、「これは、業界のために必要だ」「困っている人のためにやってあげたい」といったように、自分が損をしtげも突き進むのが、本物の「勇気」です。決して、「儲かるからやろう」といった単純な動機からではありません。

p.131 今の経済感覚でいえば、本当にやりたいkとおで「月30蔓延」を得ることを一つの経済的な基準にしてみるといいでしょう。それが実現できれば、少なくとも仕事が“労働”ではなくなるので、楽しくやれるはずです。イヤイヤやっているkとおで100万円稼ぐより、よほど精神的なゆとりや自由な発想が生まれるはずです。
 誰かを喜ばせたり、楽しませたりすることに投資していけば、さらにお金を生み出してくれます。これが、現代の「わらしべ長者」的な生き方なのです。


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