何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

高野連幹部の発言は誤報

2005-08-09 09:54:40 | 思いつくまま
毎日新聞社がおわび掲載へ 高野連幹部の発言めぐり (朝日新聞) - goo ニュース

 今回の報道の発端は毎日新聞社の報道にあったわけで、毎日新聞社からの態度が明らかになって、どうやら収束の方向に向かっているようだ。

謝罪:黙とう記事で高野連に 毎日新聞社

---(ここから転載)
第87回全国高校野球選手権大会で、広島代表の高陽東が原爆投下時刻に合わせて計画した全出場校の選手による黙とうが止められたことについて、毎日新聞大阪本社の出口正作代表は8日、阪神甲子園球場で、日本高野連の脇村春夫会長に対し、毎日新聞の記事に不備があり、高野連と田名部和裕参事に迷惑をかけたことを謝罪した。

        ◇                ◇

 【おわび】日本高野連の田名部和裕参事の「原爆は広島だけのこと。この場でみんなを巻き込むのは良くない」という発言について、田名部参事はじめ関係者に確認したところ、田名部参事はそのような趣旨の発言をしていないことが分かりました。記事中の当該発言個所と見出しを削除するとともに、田名部参事および高野連、高陽東高校におわびします。

毎日新聞 2005年8月8日 22時50分 (最終更新時間 8月8日 23時49分)
---(転載ここまで)

 奇しくも今日は長崎に原爆が投下された日。長崎県民は他県以上に原爆に対する想いはあるだろう。他県の関心がむしろ低い、というべきか。もしこの日に長崎県代表の試合があって、黙祷を呼びかけたら、それはそれ、野球という勝敗を決めるスポーツには、それもトーナメントという一発勝負を行う場では、適切ではないのかもしれない。

 原爆は、歴史的なことであり、過去の大きな出来事だけど、今回の件を転じて、広島や長崎のことと甲子園の折り合いを改めて考える機会かもしれない。


 



Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 佐々木を引退に追いやった日... | TOP | 政治改革の底流には守旧派へ... »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 思いつくまま