何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

医療を正すには情報公開が一番

2005-09-17 22:40:12 | Book Reviews
待合室に無料医療雑誌 患者と医者の意思疎通「促進薬」 (朝日新聞) - goo ニュース

 医者は、疑義照会しても、薬剤師には滅法強い、というか、権力をモロに振り回している者が少なくないが、院内では誰よりも君臨している医者が滅法、恐れているのが、患者さんだ。医療、医学の知識がなくても、患者さんに力量を評価されるのが、何よりも恐いのだ。

 だからあいまいにしておく。説明を省く。ホンネを隠す。なぜなら、往々にして、説明のできないところ、しにくいところを、山ほど抱えているのだから。

 説明不足が、あらぬ誤解を招いているのなら、それは医者にとっても不幸なことだ。しかし、マジで説明のできない、患者さんのためを考えてのこととは到底思えないことを隠しているということは、バレるわけにはいかない。

 だから、そういう自己都合優先の考えがあることを気づかせるような、一般の人にもわかる、医療、医学の知識というのは、まったくもって迷惑以外のなにものでもない。

 これまで「メルクマニュアル家庭版」や「家庭の医学」を、薬局の待合室に置くことを推奨してきた。もちろん、一般向けの薬の本や、検査の本も・・・だ。この雑誌「ロハス・メディカル」は、首都圏の大学病院、大病院にだけ置かれるようだが(ホームページを見ると、ホント超有名病院だけ!)、もっと広く配布してもらいたい。また、配布を待つのでなく、年間2400円だというのだから、定期購読もするようでありたい   

 『ロハス・メデイカル』(ロハスメディア) B5版、32ページ、カラー

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